こんな話を聞いた。

実は日本では年収1000万円前後の人が一番貧乏なんだと。

1000万円前後の人はお金を借りる。借りれる。
家を買う。車を買う。
結局ローン漬け。

4000万〜5000万の借金がある。
つまり総資産はマイナスだ。
マンションなんて購入しても、30年経ったら二束三文。

なるほど、そういった考え方って確かにあるよね。

だとすれば、本当の金持ちは年収2000万円以上の人達なのかなぁ。
日本の物価から言えば、年収が2000万円以上あれば、それ以上の贅沢って余り無い様な気がする。
勿論嗜好品として船を買ったり、飛行機を買ったりするには、年収2000万円では足りないかも知れないよね。


だけど金持ち=幸せという図式は基本成立しないのとちゃうかなぁ。

勿論、、、持たざる者の僻みなんやけど。

しかし、貧乏かどうかってのは結局相対的なもので、幸せとは関係せず、ある意味健康で、自分らしく生きているのが一番幸せなんだろうなと思う。
どちらも絶対的基準(非相対的)。
自分がそうだと思えばそうなる。
人と比較すれば、何時までも幸せにはなれないよね。
だって上には上がいるから。

もし自分らしく生きていて、なおかつ周りを幸福にする何かが出来れば、最低限のお金は自然と入ってくるんじゃないかなと勝手に想像してる。



若い頃は、「歳を取る前に、なりたい自分になる」っていう、某ユーキャンのCMみたいなことを考えていた。

だけど最近は、これって結局死ぬまで追及することなんじゃないかなって思ってきた。
なりたい自分なんてのは、永遠になれない。


20代に考えていた、理想の自分になれているか?
「技術者として何か面白いモノを作っている」
正直なれてないね・・・。今企画職だし。

だけど自分が生きていた経緯で、今は少々違う理想がある。

みんながもっと「楽しい事を考える時間」を増やせる様にしたい。

歳を取って益々概念的なんだが、そんな事を考えている。
60になっても70になっても、そんな仕事が出来れば、自分は幸せなんだろうと思う。