「最近作ってないんですか?」

と良くきかれたりする。
プログラムの事ね。

最近開発関連の部署に戻ったので、Androidの試験用アプリをチョコチョコと作ってる。

HTTPサーバやSMTPサーバを作っていた頃は、まだGoogleも無く、Yahoo!が手作業でウェブページをクロールしてた。
創生期ってやつやね。
この頃はRFCも良く読んでいたし、その"痛いノリ"も大好きだった。
# RFCは面白いよ
まだアカデミックな雰囲気が残っていて、酔狂な人達が大方をしめていた気がする。

そのうち無料のウェブページサービスが沢山出来て、一気にインターネットが一般の人達にも広っていった。
side effectとしてなんとまぁ、世の中色々な人が居るもんだと、初めて知った。

そんな時代にソケットプログラミングは大変に楽しかった。
OOBポートなんてのも無かったしね。
プログラムとプログラムが距離に関係なく繋がるってのは、本当に面白かった。
勿論いまじゃ普通のことだけど。

Androidの素晴しいところは、通信キャリアの都合を無視して、AlwaysOnを実装したこと。
Dormantに落とさず、基地局と端末を常に接続させているので、Pushも可能になった。
(らしい)
ネットワークプログラミングはAndoroidによって再び活性化するんじゃないかと思う。
これからドンドン面白いものが出てくると思う。
キャリア間でも環境は共通だしね。

一つ難点を言えば、、、Androidは開発環境が辛い。
WindowsはVisualStudioという神環境があったので、あれだけ発展したんじゃないか、と思う。
軽い、早い、簡単、親切。
方やAndroidは、重い。とにかくEclipseが重い。そしてエミュレータがとっても思い。しゃれにならない位思い。
(そして良く落ちる)
Androidのアプリを作る為には、Eclipseを起動して、エミュレータを起動して、立ち上がるまでにタバコを吸いに行く時間が必要なくらい。

ともあれ、今後Androidが普及したら、もっともっと面白い世界が広がると思うので、多分また何か作るとは思う。
それが何かはまだ分からないけれども。
今はAndroidの勉強しときます。(仕事中に)