珍しく西宮在住の兄貴から電話があった。
なんかあったんかいな、と焦ったが、なんでもない。

XL125どうするよ?

っていう話だった。
大学生の時に、同級生からXL125を1万5千円で購入したのだが、その後紆余曲折を経て、現在兄貴宅にある。

兄貴は真性の(自動二輪的な)アホなので、バイクを買うのに躊躇が無い。
一時17台のバイクを所有していたそうだ。
VF400、NS250F、VFR400、VFR750(RC30)位までは把握していたが、その後はもう訳が分からない。SRXのフレームだけも見たことがある気がする。
(ちなみに嫁さんも、身長150cm前後なのに、まだ教習所で取れない頃からの限定解除ライダーなので、割と真性ソッチ系である)

結婚してからは嫁さんのCBR250、Zepher650?やら、その他訳の分からないバイクが、狭いガレージにミリ単位で収納されていた。

XL125は阪神大震災の時に唯一活躍できたバイクだそうで、今でも綺麗に整備されて、勿論ちゃんと動作する。
一回走る度に、ガソリンを抜き、ドライヤーでタンクを乾かす徹底振りだ。

この度子供の部屋を作るに当たって、場所を確保する為にバイクを少々処分するそうだ。
XL125はすっかり兄貴宅の子になっているので、好きにしても良いと言ったのだが、多分言いたいことは分かる。


手放したくないからお前持ってろ


ってことだ。
だが、タイミングが悪い事に家には既に4台目のGSXR君が養子に来ているので、もう流石に無理だ。これ以上は作業場所が無くなってしまう。この子がいなければシルバーウィークに取りに行っていたかもしれんが、、、。危ない危ない。

30年物のXL125は確かに貴重なので、代わりにVF400を売れ、と言っておいた。兄貴の記念すべき初号機であるVFは、正直不人気車である。現存している事すらある意味貴重だが、未だに完全な動態保存されている。

初めての北海道ツーリングはこのVFを借りて言ったのだが、今のところこのバイクが一番ツーリング向きだったと思う。
とってもフラットなエンジンで、ポジも楽。広いシートで荷物も安定して載る。

そんなお世話になった我ら兄弟にとっても思い出深い単車なのだが、
俺:「XL125売るのはもったいないから、VF売るべき。」
兄:「そうだろうなぁ」
俺:「だけど初号機の思い入れは無いのか?」
兄:「別にかまへんけどな」

VF:「(´・ω・`)・・・」


VF:「(´・ω・`)・・・・・・」


アワレVF400

マイナー度はGSXR250とどっこいどっこいか。
売りやすいのはXL125だろうが、阪神大震災の時に見せ付けた、オフ車の底力。公道で走れるこの手バイクを一台手元に置くのは正直悪くないという判断。あの時は国道も20cmの段差があったり、ガレキや車が道路上に放置されていたりと、とてもじゃないけど普通の単車じゃ走れなかったそうな。ましてや16インチのVFはなにをいわんおや。
週末トライアルを家族で嗜む家なので、1m位の段差は問題なく対応しそうだが、、、。

この様に有事の際に大活躍が確約されるXL125なのだが、関東大震災の際はエイプがあるからね。1mの段差でも、あのバイクなら持ち上げて何とかなるだろう。バッテリーレス、シングルSOHCエンジン、低燃費、小型軽量、と有事の際には多分最も活躍してくれるだろう。
実際前回の大地震の際でも、役に立ったのはコイツだったしね...。

こう思うと、SDRはリアル趣味バイクやね。
GSXRはツーリングに使えそうだが。