月曜9時のドラマ、「全開ガール」は主演に新垣結衣、錦戸亮を使った家族ドラマ。
錦戸亮は「犬を飼うということ」に続いて、またもや若い父親役になった。
まだ26歳というのに、お父さん役が続くけど、錦戸亮にとっては両方共当たり役だったんじゃないかと思う。

まだまだ露出が少なかった頃に出演した「ラスト・フレンズ」に出た時は、ちょっと変な人役だったけど、いまや同じジャニーズ事務所の草なぎ剛が独占していた「いい人」役の後継者になってしまった気がする。
20代後半になった彼は、笑顔が爽やかな、いかにも好感度が高そうな顔になった。
長くドラマや映画で活躍できそうな感じ。笑顔と泣き顔が抜群。
今後どんな役をやるのかわからないけど、割と何でもいけそう。

ドラマ自体は、可も無く不可も無く、普通に面白い。少女漫画原作かと思った位、鉄板なストーリーなので、ある意味安心感を持ってみてられる。
子役の演技がとっても上手いのでシラける事もない。
子供の大切さを再確認する為に必要な重要な役割の薬師丸ひろ子も、流石の演技で安定。

役者としてどうかな?という人が出演してて、ストーリーは良いのに見る気がしないドラマが多くなってきている。
けど、このドラマは魅力的な主役の2人、比較的しっかりとした役者で固めた脇、そしてやや古臭いけど安定したシナリオで、ここまでは十分鑑賞に堪えました。
来週最終回。
とっちらかった話をどう纏めるのか楽しみです。