昨日の続き。

GSXRのサスペンションとスイングアームをリンクで接続する。
それぞれトルクレンチで規定値通りに組みつけていく。
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スズキのサービスマニュアルって、規定のトルクレンチの表記が
700〜1000kgf・m
等と書いてある。
大概幅がありすぎる。
ホンダやヤマハみたいにぴったりした数値で書いて欲しいなぁ。

組み付けはあらかた終わってホイール。
念の為ベアリングを確認してみたが、グリース漏れも無く、ツルツル回るので、問題なし。
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古いグリースをふき取って、新しいグリースを注入。
シャフトにはモリブデングリース、水進入を防ぐ為に万能グリス。

ホイールを取り付けるのはいつも大変なんだけど、今回はジャッキがあるから結構直ぐに出来た。
こりゃ便利。
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次に懸念だったブレーキ。
なんとなく嫌な予感がしていたけれど的中した。
まずは分解。
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パッドピンとブリーダは錆びがひどかったけど、何とか外すことが出来た。
即サンポール→重曹のプール行き。
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ここでSDRに乗ってNAPSとホームセンターへ。
NAPSではホンダブレーキフルードを購入。
ホムセンでホースを1m程買ってきて、ピストンを抜くためにこんなツールを作ってみた。
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片方は簡単に抜けた。
というか、気を抜いたら、ポンッという音と共にピストンが吹っ飛んだ。
あぶねぇ・・・。

ところが、、、
片方のピストンは抜けたけど、もう片方が抜けない。
何でだろうと色々確認したところ、どうやらバイパスが詰まっている模様。
どうやっても抜けない。

しょうがないのでブリーダに直接エアを入れると、スポンと抜けた。
完全にバイパス部分が詰まっている。
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何だろう、この時点で解体確定。
このブレーキキャリパーを割るという作業は若干気が引ける。
なぜならこのバイパスの部分のパッキンがパーツで出てないからだ。

そういえば、前オーナーからブレーキのパッキン一式を貰っていたなぁと思い出し、ごそごそと確認してみる。
あぁ、あるある。
ん・・・この小さいパッキンは何だ・・・?

バイパスのパッキンあるやんけ

そうか、スズキはあるのね。
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じゃ、割るか、って事になるんだけど、もう暗くなったからまた明日。
割ったといって、このツマリが取れるのかどうかは分からんけど。

悪あがきで煮てみる。
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意味ないかも知れないし、あるかもしれない。

さてさて。
ついでにフロントも全部やってしまうか。