アップルという偉大な企業を育て上げたスティーブジョブズに哀悼の意を表します。
自分もColorClassicIIという、当時信じられないくらい小さくて、素晴らしいコンピュータで楽しませて貰いました。
PC界の巨人IBMに立ち向かったジョブズは、最後に自分自身が良い意味で巨人になってしまいましたね。

さて今回、3MAのキャリパをオークションで落札した。住友製。
結構長い間安値で放出されるのを待っていたので、時間が掛かったけど、ようやく手に入れることが出来た。
iPhone 001

ばらせるかどうかはまだ不明。

SDRのノーマルは直径11mmのマスタシリンダなのだけど、現在SDRのフロントブレーキには、直径1/2inch(12.7mm)のマスタシリンダがついている。SRXとかTZRについていた物なのだと思う。
キャリパはノーマルのまま。
購入したときからこの仕様。

この3MAキャリパは片側2ポッド、対向で4ポッドのピストンで、ノーマルと比較してピストン面積が大きくなる。
マスタ側のサイズを変更しない場合、面積比(キャリパピストン面積/マスタピストン面積)が大きくなるので、ブレーキレバーを同じ力で握った場合、ブレーキレバーのストロークは長くなるらしい。
つまり微調整が効きやすくなる、はず。


SDRのキャリパはヤマハの83mm系のものが装着できる。
例えば後方排気TZRやR1-Z等がそのまま流用可能。
(互換性に関しては、とても詳しいページがあるのでそちらを参照)

オークション等でよく出回っているこれらのキャリパのピストン面積を比較してみると、
SDRのノーマルキャリパは直径38mmで、片側の面積は1133.54(mm2)
TZR(3MA)のキャリパは34mm+27mmで、片側の面積は907.46+572.27=1479.73(mm2)
ノーマル比130.54%
R1−Z(3XC)のキャリパは33mm+27mmで、854.87+572.27=1427.14(mm2)
ノーマル比125.90%

マスター側のピストン面積については、
11mmの面積は、π×r×rの公式から、94.99(mm2)
1/2inchの面積は、同じく、126.61(mm2)
ノーマル比133.29%


1/2inchのマスターシリンダを取り付け、3MAのキャリパを合わせた場合、ピストンの面積比はSDRノーマルの面積比と同等になり、ノーマルのブレーキタッチは変わらなくなる。(ブレーキレバーの長さとか同じと想定)
良い点で考えられるのは、ブレーキパッドの面積を大きくなるので、ノーマルと比較すると熱容量で若干有利になり、ブレーキロータへの攻撃性が減ると想像できる。
摩擦抵抗力は殆ど面積に関係しない(摩擦抵抗=摩擦抵抗係数×垂直効力)ので、別段ブレーキの効きが良くなる訳では無い。

ブレーキの効きを良くしたければ、摩擦抵抗係数を上げる、つまりパッドを変えるか、垂直効力を上げる、つまりブレーキレバーを変更等の改良が必要。
またはブレーキロータの径を大きくすれば、梃子の原理によりブレーキの能力は上がる。但しバネ下重量が上がるので走行性能は落ちる方向になる、はず。

3MAは、もともとダブルディスクである。SDRに移植してシングルディスクに取り付けた場合、倍の力がキャリパとロータに掛かる事になる。パッドやディスクの消耗量は必然的に3MAより増える。SDRノーマルと比較すれば、消耗量は減る方向になると思う。

色々あるけど、大雑把な結論として、街乗り程度では3MAのブレーキシステム上下を移植しても、たいして意味は無い、、、んじゃないかな。

つづく
SDR:3MAのキャリパ洗浄