トム・クルーズ主演のミッションインポッシブル ゴーストプロトコルを見てきた。
いつもどおり、亀有MOVIXのレイトショー。
GSX-Rにて暖気5分、走行5分で到着。
顔が凍てつく。
iPhone 006


レイトショーでミッションインポッシブルという組み合わせで、なぜか赤ちゃん連れのお客が居たので、少々興が冷めた部分もあるけど、相変わらず空いていた。

ザックリと言えば核ミサイルの発射を食い止める話。ザックリしすぎか。
ちょっと昔の007を思い出す。

ゴーストプロトコルってなんじゃらほいと思ったら、IMF(スパイ組織)を解体する大統領令の事だった。
毎度毎度、本部からの支援が無くなるけど、今回は本部自体無くなる。
主演女優はポーラパットン。知らん。

雰囲気はM:I-3を踏襲してて、癖の無いハリウッド映画ってな感じ。
1stはシリアス、サスペンス風味だった。
2ndは、ザ・ジョンウー。二丁拳銃で鳩だった。
3rdは、JJエイブラムス。
なんとなくこの人がやると、アメリカ万歳ってな感じが気になるけど、エンターテイメントとしての完成度は高い。
今回もプロデューサーにエイブラムスが入っているので、まぁ似た感じ。
ただ、似た感じ過ぎて、なんだか新作を見た気がいまいち。
相変わらず高いビルから転げ落ちるし、仲間は裏切らない。
1stなんて、全員裏切る様な映画だったのだけれども。


で、映画自体は、まぁお安いレイトショーなら見ても良いかなってな感じ。
ロシアの核ミサイルをテロリストが発射し、世界戦争を起こそうとする。それを食い止めようと奮闘する。
この話自体がやや古臭い。
次に単純。分かりやすくて良いけど伏線が殆ど無い。
演出としては、CGの割合がぐっと増えて、特にBMWのナビが格好良かった。
だけど、やや現実離れしたアイテムが多いのが残念。
これまでの小道具はイーサンハントのアクションを引き立てるものであったけど、今回はやや度が過ぎている部分もある。
あのバットマンの新シリーズよりも非現実的だったような?

とは言うものの、完成度は普通に高いので、ハリウッドのアメリカ最強伝説!という単純さが好きなら見ても損はないのかなと思った。
少し分かり安すぎて、マーベル系の香りがするけど。
50手前になっても、トム・クルーズはやっぱり格好良い。
でもやっぱり少し歳を取った。