横浜のかずさんの真似をして2000円の激安水温計を購入しましたが、時間がとれずに遊べてません。
SDR:カズ式水温計の衝撃

ちょっと時間があったので、分解だけしてみました。

外観は悪くないです。
ケースはこの手の激安中華グッズによくあるタイプのアルミ材です。
iPhone 001
 
ふたを開けるとこんなの。
iPhone 002
 
マイコンが4MHzで駆動されてます。
台湾のEMCという会社のものみたいです。
http://www.emc.com.tw/
データシートもありました。

電解コンデンサのそば、マイコンの6ピンあたりに接続されたダイオードが非常に気になるんですが、これってどう考えても後付ですね。
データシートによるとここは単なるIOピンの様ですが、、、
もともとはマイコンからの出力でデジタルパネルの電源を供給しようとしていたけど、それだとやっぱり無理だったとか、そんなところでしょうか。
iPhone 004
電解コンデンサは基板から浮いてますので、振動でそのうちモゲそうです。
これを買った人はシリコンとかで固定しておくと幸せになれるはずです。

同時期に購入したカエゥさんの基板写真と比較してみます。
(カエゥさん、すいません勝手に写真拝借しました)
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基板は同じですが、同じくダイオードが配線されてます。
ハンダされている位置は違いますが、回路的には等価な場所です。
つまり、このダイオードは必要なのでしょう。

オシレータ(発信機)の色も違いますし、同時期に購入したにも関わらずロットが違うようです。

裏面。
どーも無駄な穴が多い感じが否めません。
iPhone 005


一方センサーは50K程度の一般的な可変抵抗タイプのようです。
ちなみに50Kの可変抵抗をつないで見ると、
0Ωでセンサー電圧4.5V、150℃
50KΩでセンサー電圧0V、25℃
と表示されました。
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なるほど。

少しずつ新型タコメータを夢想しようと思います。
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 ちょっと長く掛かりそうですが、ボチボチと。