最近油冷エンジン車を一台所有している訳ですが、元々ついていたTMキャブとハイスロに少々辟易として、ノーマル戻しを画策してます。

iPhone 002


GSX-R750J、R710の標準キャブはBST36SSです。
iPhone 001
 
当時のGSX-R1100とR750は同じキャブでセッティングだけが違っていたようですが、意外とBST36時代が長かった様です。
以下はネットで拾った情報です。

GSX-R750
CAB MJ MAJ JN NJ PJ PAJ PS choke Float
1986 US BST31SS 117.5 1.7mm 4C71 P-8 32.5 160 Preset 40.0 14.6mm
1987 US BST34SS 112.5 1.8mm 4C09-1 O-6 35 145 Preset 45.0 14.6mm
1988-89 US BST36SS 112.5 0.5mm 5FZ91 Y-5 32.5 1.55mm Preset 45.0 14.6mm
1988-89 UK ^ ^ ^ 5FZ89-3 37.5 1.45mm 1+1/2 ^ ^
1990-91 Ca. BST36SS 112.5 0.5mm 5FZ91 Y-5 37.5 1.2mm Preset 45.0 14.6
US ^ 127.5 1,4=0.9mm
2,4=1.2mm
5ZDZ3 O-8 32.5 1.2mm Preset 40.0 14.7
UK BST38SS 117.5 0mm 6ZD7-3 O-8 32.5 1.2mm 1+1/2 40.0 14.7
GSX-R1100
1986-88  US BST34SS 130 0.6mm 5D29 P-2 32.5 1.35mm Preset 45.0 14.6
UK ^ ^ ^ 4D13-3 O-9 42.5 1.50mm 2 ^ ^
1989-90 Ca. BST36SS 122.5 1.5mm 5D43 O-8 30 1.35mm Preset 45.0 14.6
US ^ ^ ^ 5D42 ^ ^ 1.2mm ^ ^ ^
1991-92 US ^ ^ ^ ^ ^ ^ ^ ^ 42.5 ^
UK BST40SS 125 1.2mm 6ZD13-3 P-2 40 2 40.0 14.7mm

口径は違いますけど、このBSTキャブはGSX-400S等、中排気量のスズキ車にも使われていた様です。

さて、R750Sに調達したBST36SSを取り付けようと画策しているのですが、これにあうパワーフィルターが現在入手できておらず、eBay辺りを巡回しています。
超絶円安でちょいと気が引けてますが、新品買うとえらい高いので気長に探します。

メインジェットなどはミクニ丸大がTMもBSTも使えますんで、120〜140位を中心にポイントが溜まってたウェビックで頼みました。

BSTキャブは、サードパーティ製のリペアパーツがあんまりありません。
例えばゴムのOリング等はKeysterでも売っておらず(海外では売ってます)結局純正に頼らざるを得ない状況です。 
みんなまっすぐTMRやらFCRにいっちゃうのが原因かも知れませんね。
FCRなんかだと、アフターパーツも普通にNAPSやらにりんかんで売ってますから、維持していく事を考えるとこれらのキャブ有利であることは間違いないです。
しかし値段が高いので、暫くご縁はないと思います。

TMを使い続けるか、BSTをキチンと仕上げるか、はたまたFCR等に走るのか。
何が良いのかちょいと悩んでいます。

TMキャブは今日また少し設定を弄ったところ、なかなかいい感じになってきたのですが、なぜか突然回転数が高くなってしまう症状が現れています。
チョークあたりのパッキンがご臨終されているのかも知れませんが、詳しい原因は不明です。

プラグを外してみると
iPhone 003
よ〜ま〜こんな腐ったプラグを使っていたな、ちゅーくらいボロイものが出てきました。
2番3番が煤けているのはなぜでしょうかね。本来逆の様な気もしますが、、、まあ新しいプラグを入れたので、また様子を見てみる事にします。
iPhone 004
 
組み付けるときにインシュレータバンドが破損しました。
iPhone 005
 
予備があったのでなんとかなりましたけど、、、ここが壊れるって初体験です。
後片付けして今日はおしまい。

iPhone 007

さてキャブはどうするかな〜。