GSX-Rのメーターがかっちょいいと言っていたんですが、その続き。




そもそも日本人は、昔から海山の豊かな自然に囲まれ、自然と調和して生きてきた民族です。
自然と調和する、自然のありのままの姿を愛する。
そんな日本の代表的な庭園は、大抵自然を模してあり、その為非対称なデザインが多くなっています。
左右非対称(アシンメトリー)なデザインに心を惹かれるのはこういった日本人が育ってきた環境が大きく影響しているのではないかと想像してしまいます。

これらの庭園は山から川、海がモチーフとされ、あまつさえ四季の流れまで感じ取れる工夫がなされています。
Googleの画像検索で日本庭園を検索した結果がこれです。



一方、自然と調和しつつも、他民族(他宗派と言うべきか)との抗争を繰り返してきたユーロ圏では、どこかにコントロールする意識が働いているのでしょうか。
どこか幾何学的で、いかにも人間が作ったという事を主張せんばかりの、シンメトリーなデザインが多い気がします。

 
ちなみに中国庭園などは、幾何学的な記号を埋め込みながらも、非対称を愛し、丁度折衷したような趣のものが多いですね。


世界中の人達が中世中国のデザインに惹かれるのは、その辺の調和が非常にうまく取れているからなんじゃないかなと思ったりします。

さて、、、ヤマハのGKデザインのおにぎりパネル。

 
これはこれで、なにか戦闘機的な記号を感じ取れるので好きです。

が、GSX-R750の変な異型デザインのメーターパネルは、これはこれで良いものですよね〜。


ひとつだけ言えるのは、最近のオートバイのメーターデザインは、余りにも欧州向け過ぎる。
モデルによっては東南アジア向け過ぎる。

感性の問題なんで、個人的な感想でしかありませんが、80年代のあの美しいデザインを超えて無い気がするんです。

R25のデザイン・・・

 いやーマジで何とかならんかったんかしら。
まぁその内液晶化されて、デザインカスタマイズ出来るようになるとは信じてますけどね。