自作CDIはUSB化に伴い16MHz化してて、一応机上計算では考慮してますが、ピックアップからの信号がPICに届くまでの時間やら、PICからサイリスタに届く時間やらが変わってますから、校正は必要かなと。

プラグを外すと、キャップが殆ど取れかけてました。
危ないなぁ。
iPhone 008

プラグを外してドライバーを突っ込み、クランクを回して上死点を探ります。
iPhone 009

USB経由で進角を一定に変更します。

02

マーキングをして、タイミングライトで進角を計測します。

iPhone 010
 
んで、10度、20度、30度固定にしてみたところ、それぞれ5度程度早かったようです。
まぁタイミングライトも誤差はあるので、どーともいえないんですが。

shinkaku


修正は簡単なので校正しておきます。
これまで10度と指定していたのは15度だったというだけの話でして。

SDRのピックアップ信号はマグネトローターの突起で発生してて、上死点から7度、70度の場所にありますが、実際の信号は5度程早く検知されると考えておきます。

さてもうひとつ気が付いたこと。
最新のソフトでは不具合があって、マップ切り替えが動いてないって事。
1万6千回転化のときにチョンボしたっぽいです。

あと大切な事。
ローターの軸は結構ブレてるってこと。
普通に見ても全く分からなかったのだけれども、iPhoneのスローで撮影したら結構分かります。

ここって組み付け時のポイントなのかも知れません。

 

これって意外と知られてないんじゃないかなぁ。
それとも当たり前のところなんだろか。
いや〜みんな気にしてない気がする。 



さて、2年前にも同じような事してますので振り返ります。
SDR:ノーマルCDIの進角撮ったど
SDR:進角の動画
これらはノーマルCDIです。





ノーマルは24度位です。
どーりでUSB CDIでは進角20度位から回るようになる訳ですわ。