島田選手の新型緑号、実装3週目。
今週で終わりです。
雨が降りそうだったのでレンタカーしたら、前の借主が事故ったらしく、車がプリウスになった。
グレードアップしたのはいいのだけれど、プリウス初体験。
使い方が良くわからない。
しかし乗り味はくっそツマラン。やっぱりバイクが良いなぁと。
アルモク亭に車でよったのはそれだけが理由ではなく、色々と荷物の往来をする為。
アルモク亭では今週もゆうさんとアルモクさんがセッセとマシンを作成してました。
最近知ったのだけど、ゆうさんは一級整備士なんですと。
手に職あるっていいなぁ。
埼玉来たついでにイデさんに基板をお届け。
よくよく考えたらマイコン(PIC16F1455)忘れてたので意味無かった。
さて、新緑号(SDRカップ号)も大詰め。
アルモクさんも仕事が詰まってきたそうで、一回〆たいと思っているそうで、作業は急ピッチで行われてた、、、のだが、アルモクさんの悪い癖、完璧主義が邪魔をしてなかなか終わらない。
例えば先週チェーンがスイングアームに当たるからと凹み追加工していたんだけど、今週見てみるとジュラコンの削りだしでチェーンスライダーが出来てました。
何時の間に削りだしたんだろう・・・
これがまた良い出来でして。削ったスイングアームにぴったりと収まる。
その他ドライカーボンのチェーンガードなど。
自分は電気ばっかり触っているので、車体で何をやっているのかは良くわかってないけど、まぁ色々と手が加えられてて、しかもほのかに芸術的なセンスがこめられている。
今回はトラスのチェーンガードステー(笑)
そこ凝りますか。
電気関係は既にコイルが取り外され、一旦SDRノーマルのものに戻ってました。
ベーヤタ号、島田号が桶川で使っていたコッククロフトウォルトン回路が入ったCDIをセッセと移植。
足りないところはチョイチョイとベーヤタ号から拝借。
「ベーヤタさん、もう走らんかなぁ」
「わからんなぁ」
ベーヤタ号から部品を借りる度に出る話。
ベーヤタさん、またはしらんかなぁ。
やっぱり居ないと寂しいね。
途中昼飯を食いにいつものラーメン屋へ。
ゆうさん曰く、「自営とサラリーマン、どちらが良いのでしょうね〜」と。
アルモクさんは自営でお父さんサラリーマン。
私はサラリーマンで、お父さん自営。
レースをやる上で、怪我まで考えると、自営だと収入が心配とかそんな話をして、まぁどっちでもええんとちゃう?という結論。
どちらも社会には必要なんだし、となると後は生き方の問題やろうから、他人が考えるこっちゃないですね。
ちなみにウチは3人男兄弟ですが、自営の父をみて「こらあかん」と全員サラリーマンになりました。
自営がアカンのではなく、オヤジがアカンのですが、、、。
ただ、もうおばあちゃんのオカンを見ているとそれなりに幸せそうではあるので、なにが正解なんて分かりませんね。
ゴソゴソ作業して回路が出来た頃、突然
「車体直接溶接するよ〜」
と言い出した。
「マジかっ」
あせって電装を全て車体から浮かす。
怖いからCDI関係のケーブルも全部浮かす。
やっと浮かしたところで
バチバチッっと溶接。
「終わったよ〜」
またせっせと結線する。
一息入れてると、後ろからまたバチバチっと音がする。
「終わったゆうたやん〜」
「あ。そうだった。」
電装全部つけたまま大電流が流れる溶接されてしまった。
ま、俺のちゃうからエエけど。
モクモクと車体を作っていく。
緑号からはタコメーターと電装を移植したけど、ゆうさん曰く、緑号は予備として走れる状態を維持しておきたいとのこと。
なので、タコメータはSDRカップ号についていたTZタコを装着。
「TZタコは動きますか?」
「動くよ〜」
3XVのタコ、自作ステッピングモータータコは、CDIのマイナス側、TZのタコはプラス側を信号として取る。
ちなみにYPVSはCDIのプラス側を信号として取る。
統一してくれんかなと思ったりもするけど。
だいたい全部終わった頃、エンジンの火入れ。
何度かのキックの末、無事起動。
ワイセコピストンで活の入ったエンジンはもうもうと白煙を上げてうなりを上げる。
白煙を上げて・・・
アルモク亭は真っ白。
たまらず外に避難。
毎週毎週何をやっとるんだと思いながら、タバコを一服。また白煙。
たぶん、人生の最後も白煙の中なんじゃないだろうか、、、とかくだらない事を思いながら2ストの吐く白煙を眺めていた。
先週と違い、アイドリングは凄く安定していて、良い音を出しています。
ゆうさんも来週以降さっそく桶川でセッティング出しの予定です。
さてさて、、、
今回作成したCDIは、ノーマルとほぼ等価の回路になっています。
ゆうさんにその話をしたら、「えぇ、前のCDIのなんだか前に力強く進む感じは無くなっちゃうんですか?」と心配そうにしています。
そーいや、なんで倍化回路を止めたのかは一度も説明した事無かったな〜と。
今回倍化回路を止めた理由ですが、、、
最も大きな問題は700V近い電圧はやっぱり不要なんかな、、、と思っただけです。
例えばTZやYZのレーサーでも、最新モデルでもこんな高電圧は使ってませんし、まぁそもそも200Vもあれば十分点火できるもんを、その3倍以上の電圧で着火する必要があるんかいなと。
この電圧の為に、実は色々と気を使う事が多くて、例えばタコメーターも専用の回路が必要になってきます。
電圧が倍ってことは電流も倍なので、電線の選択も考慮しないといけません。
また結局効果があるのは低回転の時だけなんとちゃうかな、とも思ったりするからです。
レーサーには意味の無い事です。
机上ではまぁ色々と妄想する訳ですが、コレばっかりは乗ってみてナンボの世界です。
ちゅーことで暫くSDRに乗り続けた結果はやっぱり「倍化回路は費用対効果に見合わない」と思っています。
まぁ300Vで十分ちゅーか。
後は今後の桶川、SUGO、ツクバでのレースが結論を出してくれるでしょう。
ゆうさんが倍化が良いといえば、それが正解なんで。
今日の戦利品をアルモクさんが作ってくれました。
これ。
つけてみてどうかなぁって感じ。
でも戦闘機風味でいいですよね。
スピードタコは、歴史上最も格好良いのは89GSX-R1100(GV73)のもの。
ゆうさん曰く「レトロな感じですね」
ジェネレーションギャップとはこのことよ。
土曜日はCDIv2.1の作成。
夜なべして配線、日曜日に仕上げ。
あんだけ詳しく書けばきっと誰でも作れるはずと信じて。
取り急ぎ車体に取り付けテストラン。
あ、これ、いいですよ。マジで。
また暇なときオシロで波形とりますけど、
設計意図通り、8000〜10000回転付近が凄くいいですよ、これ。
上手く動いたので、即効基板+PICの発送に取り掛かる。
Takeyanさん、カエゥさん、イトゥさん、イデさんへ発射。
入院中のボウズさんの分は住所が分からなかったのでTakeyanさんの封筒に同梱。
ま、結局行き着く先はそこかと・・・(笑)
流石にこんなのにクロネコ使ってたらお小遣い幾らあっても足りないので、フツーに定形外郵便です。
3〜4日経っても届かない場合は連絡くださいね。
Takeyanさん、別に旧型CDIが駄目ちゅーことでは無いので、まぁどのような目的でも良いので、そちらも有効に使ってください。
ハイオク化の詳細、楽しみにしてますね。
このCDIはこれから普通よりSDRで遊んでいる人達と、真面目にレースに取り組んでいる人で試走が開始されます。
ノーマル車から原型をとどめないくらいの車体でテストされますので、一年位たったら少しは安心して使えるようになるかも知れません。
CDI内部のパーツは、マイコン自体が欠品していて、本当に全くどうにもならない品物です。
各パーツの寿命はとっくに来ていて、何時駄目になるのかも知れない状態です。
誰でも再現できるだけの材料や文章は作っておきました。
もしハンダすら出来無いなんてことがあったとしても、お友達にお願いすれば完成するはずです。
全くの自己責任でお願いしたいのですが、もしSDRの電装系で困った事があれば、何かのお役に立てばなぁ、、、と思っています。
SDRだけではなく、80年代中期のヤマハ車で使える機種は他にもあると思います。
さて次は、、、そろそろDC-CDIでもやってみようかなぁとなんとなく思っています。
アルモクさん(DT200WRエンジン)の車体が実験台になってくれるそうですから。
今週で終わりです。
雨が降りそうだったのでレンタカーしたら、前の借主が事故ったらしく、車がプリウスになった。
グレードアップしたのはいいのだけれど、プリウス初体験。
使い方が良くわからない。
しかし乗り味はくっそツマラン。やっぱりバイクが良いなぁと。
アルモク亭に車でよったのはそれだけが理由ではなく、色々と荷物の往来をする為。
アルモク亭では今週もゆうさんとアルモクさんがセッセとマシンを作成してました。
最近知ったのだけど、ゆうさんは一級整備士なんですと。
手に職あるっていいなぁ。
埼玉来たついでにイデさんに基板をお届け。
よくよく考えたらマイコン(PIC16F1455)忘れてたので意味無かった。
さて、新緑号(SDRカップ号)も大詰め。
アルモクさんも仕事が詰まってきたそうで、一回〆たいと思っているそうで、作業は急ピッチで行われてた、、、のだが、アルモクさんの悪い癖、完璧主義が邪魔をしてなかなか終わらない。
例えば先週チェーンがスイングアームに当たるからと凹み追加工していたんだけど、今週見てみるとジュラコンの削りだしでチェーンスライダーが出来てました。
何時の間に削りだしたんだろう・・・
これがまた良い出来でして。削ったスイングアームにぴったりと収まる。
その他ドライカーボンのチェーンガードなど。
自分は電気ばっかり触っているので、車体で何をやっているのかは良くわかってないけど、まぁ色々と手が加えられてて、しかもほのかに芸術的なセンスがこめられている。
今回はトラスのチェーンガードステー(笑)
そこ凝りますか。
電気関係は既にコイルが取り外され、一旦SDRノーマルのものに戻ってました。
ベーヤタ号、島田号が桶川で使っていたコッククロフトウォルトン回路が入ったCDIをセッセと移植。
足りないところはチョイチョイとベーヤタ号から拝借。
「ベーヤタさん、もう走らんかなぁ」
「わからんなぁ」
ベーヤタ号から部品を借りる度に出る話。
ベーヤタさん、またはしらんかなぁ。
やっぱり居ないと寂しいね。
途中昼飯を食いにいつものラーメン屋へ。
ゆうさん曰く、「自営とサラリーマン、どちらが良いのでしょうね〜」と。
アルモクさんは自営でお父さんサラリーマン。
私はサラリーマンで、お父さん自営。
レースをやる上で、怪我まで考えると、自営だと収入が心配とかそんな話をして、まぁどっちでもええんとちゃう?という結論。
どちらも社会には必要なんだし、となると後は生き方の問題やろうから、他人が考えるこっちゃないですね。
ちなみにウチは3人男兄弟ですが、自営の父をみて「こらあかん」と全員サラリーマンになりました。
自営がアカンのではなく、オヤジがアカンのですが、、、。
ただ、もうおばあちゃんのオカンを見ているとそれなりに幸せそうではあるので、なにが正解なんて分かりませんね。
ゴソゴソ作業して回路が出来た頃、突然
「車体直接溶接するよ〜」
と言い出した。
「マジかっ」
あせって電装を全て車体から浮かす。
怖いからCDI関係のケーブルも全部浮かす。
やっと浮かしたところで
バチバチッっと溶接。
「終わったよ〜」
またせっせと結線する。
一息入れてると、後ろからまたバチバチっと音がする。
「終わったゆうたやん〜」
「あ。そうだった。」
電装全部つけたまま大電流が流れる溶接されてしまった。
ま、俺のちゃうからエエけど。
モクモクと車体を作っていく。
緑号からはタコメーターと電装を移植したけど、ゆうさん曰く、緑号は予備として走れる状態を維持しておきたいとのこと。
なので、タコメータはSDRカップ号についていたTZタコを装着。
「TZタコは動きますか?」
「動くよ〜」
3XVのタコ、自作ステッピングモータータコは、CDIのマイナス側、TZのタコはプラス側を信号として取る。
ちなみにYPVSはCDIのプラス側を信号として取る。
統一してくれんかなと思ったりもするけど。
だいたい全部終わった頃、エンジンの火入れ。
何度かのキックの末、無事起動。
ワイセコピストンで活の入ったエンジンはもうもうと白煙を上げてうなりを上げる。
白煙を上げて・・・
アルモク亭は真っ白。
たまらず外に避難。
毎週毎週何をやっとるんだと思いながら、タバコを一服。また白煙。
たぶん、人生の最後も白煙の中なんじゃないだろうか、、、とかくだらない事を思いながら2ストの吐く白煙を眺めていた。
先週と違い、アイドリングは凄く安定していて、良い音を出しています。
ゆうさんも来週以降さっそく桶川でセッティング出しの予定です。
さてさて、、、
今回作成したCDIは、ノーマルとほぼ等価の回路になっています。
ゆうさんにその話をしたら、「えぇ、前のCDIのなんだか前に力強く進む感じは無くなっちゃうんですか?」と心配そうにしています。
そーいや、なんで倍化回路を止めたのかは一度も説明した事無かったな〜と。
今回倍化回路を止めた理由ですが、、、
最も大きな問題は700V近い電圧はやっぱり不要なんかな、、、と思っただけです。
例えばTZやYZのレーサーでも、最新モデルでもこんな高電圧は使ってませんし、まぁそもそも200Vもあれば十分点火できるもんを、その3倍以上の電圧で着火する必要があるんかいなと。
この電圧の為に、実は色々と気を使う事が多くて、例えばタコメーターも専用の回路が必要になってきます。
電圧が倍ってことは電流も倍なので、電線の選択も考慮しないといけません。
また結局効果があるのは低回転の時だけなんとちゃうかな、とも思ったりするからです。
レーサーには意味の無い事です。
机上ではまぁ色々と妄想する訳ですが、コレばっかりは乗ってみてナンボの世界です。
ちゅーことで暫くSDRに乗り続けた結果はやっぱり「倍化回路は費用対効果に見合わない」と思っています。
まぁ300Vで十分ちゅーか。
後は今後の桶川、SUGO、ツクバでのレースが結論を出してくれるでしょう。
ゆうさんが倍化が良いといえば、それが正解なんで。
今日の戦利品をアルモクさんが作ってくれました。
これ。
つけてみてどうかなぁって感じ。
でも戦闘機風味でいいですよね。
スピードタコは、歴史上最も格好良いのは89GSX-R1100(GV73)のもの。
ゆうさん曰く「レトロな感じですね」
ジェネレーションギャップとはこのことよ。
土曜日はCDIv2.1の作成。
夜なべして配線、日曜日に仕上げ。
あんだけ詳しく書けばきっと誰でも作れるはずと信じて。
取り急ぎ車体に取り付けテストラン。
あ、これ、いいですよ。マジで。
また暇なときオシロで波形とりますけど、
設計意図通り、8000〜10000回転付近が凄くいいですよ、これ。
上手く動いたので、即効基板+PICの発送に取り掛かる。
Takeyanさん、カエゥさん、イトゥさん、イデさんへ発射。
入院中のボウズさんの分は住所が分からなかったのでTakeyanさんの封筒に同梱。
ま、結局行き着く先はそこかと・・・(笑)
流石にこんなのにクロネコ使ってたらお小遣い幾らあっても足りないので、フツーに定形外郵便です。
3〜4日経っても届かない場合は連絡くださいね。
Takeyanさん、別に旧型CDIが駄目ちゅーことでは無いので、まぁどのような目的でも良いので、そちらも有効に使ってください。
ハイオク化の詳細、楽しみにしてますね。
このCDIはこれから普通よりSDRで遊んでいる人達と、真面目にレースに取り組んでいる人で試走が開始されます。
ノーマル車から原型をとどめないくらいの車体でテストされますので、一年位たったら少しは安心して使えるようになるかも知れません。
CDI内部のパーツは、マイコン自体が欠品していて、本当に全くどうにもならない品物です。
各パーツの寿命はとっくに来ていて、何時駄目になるのかも知れない状態です。
誰でも再現できるだけの材料や文章は作っておきました。
もしハンダすら出来無いなんてことがあったとしても、お友達にお願いすれば完成するはずです。
全くの自己責任でお願いしたいのですが、もしSDRの電装系で困った事があれば、何かのお役に立てばなぁ、、、と思っています。
SDRだけではなく、80年代中期のヤマハ車で使える機種は他にもあると思います。
さて次は、、、そろそろDC-CDIでもやってみようかなぁとなんとなく思っています。
アルモクさん(DT200WRエンジン)の車体が実験台になってくれるそうですから。
コメント
コメント一覧 (4)
あ、住所すみませんです(^^;
以前のスロットルケーブルネタの際に控え取ってるのかな?とばかり勘違いしてましたf(^^;
>結局行き着く先はそこかと・・・
言ってしまえばその通りですがww
しかし関東組のマシン完成度はホント高いですね(^o^)/
ツクバのRZや桶川NSR > ゆうくん >>> 自分(汗) 位の逆境度がやる気を駆り立てます(^o^ゞ
楽しみ楽しみ♪
んにゃ病院の住所聞いてなかっただけw
入院中りはびりでハンダですよ
あんまりお手伝いできてなくってすいません。
でも車体自体はグレードアップしたことに間違いは無いので、今後に期待ですね