今日は雨なのでボチボチとウチで工作をしながら夜に新宿まで出張ってきた。
映画「ジェームス・ブラウン 最高の魂を持つ男」を見る為に。

get-on-up

原題は「Get on up」のよう。
なぜ「最高の魂を持つ男」等という意味の分からん邦題にしたのか。
素直に
ゲロンパ!
でええやないすか。

場所は新宿丸井の裏の角川。
iPhone 010
 
久しぶりに、なんつーか、この、昔サイズの座席に座って映画見た感じ。
MOVIX亀有の最高の環境に慣れた後では、流石にキツかった。

ふと思ったんだけど、映画がとても下火になってしまった原因は、映画館にあるんじゃないかと思った。
こんな劣悪な環境で2時間座りっぱなしって、今思えばなぁ。

ポップコーンを買ったらバリバリと音がするビニール袋に入っていたが、そもそもポップコーンは食べてても然程音も匂いもしないから映画館で売っているのであって、こんなに食べる度にバリバリ音がする袋に入れている気がしれない。

MOVIXの様に最近の映画館は本当に鑑賞しやすいし、音も全然違う事に改めて気が付いた。 
例えば映画ダークナイトをこの角川で見たとしても、その感動は半分位になったんじゃないか、と言っても良い過ぎではあるまいよ。

ダークナイト [Blu-ray]
クリスチャン・ベール
ワーナー・ホーム・ビデオ
2010-04-21



映画自体は、ジェームスブラウンのライブ映像やら、演者のそっくりな歌も踊りも良かったので、そこそこイケた。
ジェームスブラウンの楽曲自体は勿論良かったです。
だけど、なんとなく映画「RAY」の焼き直しっぽい感じがしたので、映画としてみるとどうか。
少々微妙な感じがしないでもない。
まぁこれもMOVIXの深夜枠とかで見ているとまた全然違ったのかも。 

プロデューサーは御大ミックジャガー。
ちょいとだけ、ローリングストーンズも出てくる。
この映画としては誰からも文句言われず、ミックの作りたい様に作られたのかも知れない。
なのでイマイチすっきりしない脚本でも通ってしまったのかな。

今まで良く知らなかったジェームスブラウンを知るには良い映画でしたが、脚本はイマヒトツ。
歌とダンスは主演がメッチャ頑張ってて二重丸。
トータルで見てよかった映画とは思えます。