SS Killersのエントリーにも書いたんやけど、まとめときます。
自分用備忘録です。
真夏のショートコース向けとしては、これで仕上がり。

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・見やすくする為に、CDI Programmerは最大値を30度に変更
・乗りやすくする為に、YPVSの下限設定を45に変更

当日は30度を大きく超えた桶川。
進角は全然安全側に振ってます。つか、途中まではほぼノーマル。
アナログ進角の純正よりも高回転側で綺麗に回るように工夫しただけ。
とにかく気温が高いときに試験をすることはとても大切で、この時期はデータを取るためにはとにかく貴重。

Takeyanさんは27度進角で調子イイと言ってますが、まぁあのエンジンはスペシャル過ぎるとして、イデさんも、もうまだまだ進めている様子。
チャンバー変えてポート弄っているなら、もう少し進めても排熱が進むので自分もイケるとは思います。

YPVSはノーマルよりも最低ラインを下げてますが、まだ余力ある様子。
アイドリング時は実はYPVSはもう少し開けた方が安定する様子。

この設定でライダー(ゆうさん)は今回自身が持つベストラップを更新。
カリカリの設定が良い訳ではなくて、綺麗に開けれる事が現在の乗り方には必要という事で、まずはこれで。

レースマシンは様々な部分が改良されていく為、ある一定のマージンは必要になってくると思います。
実際、今の状態がマージンがあるのか、ないのかは長く乗らないと分かりませんし、もう少しデータを積み上げていく必要があると考えてます。


イデさんも、この設定でどこでも乗りやすいといってました。
自分もこのマップとハイオクを入れて180km程市街地から高速まで走りましたが、(つまり桶川1.5往復って事なんですけど)自分の感覚でもこれは非常に乗りやすく、低速からパワーも出てると感じる。
首都高5号のシケインも不安なくパワーオンして回れたし、上まで綺麗に回っていくので、結構汎用的なのかも。

一度これで暫く乗り込んでから、また少しづつ変えていくことにします。

まずはマリオチャンバーNo.1の対応は済んだ様な気がするんやけれども、No.4というまた新たなチャンバーが出てきた。
あももさんが作ったエンジンも高回転仕様ということで、これらを組み合わせると低速はイマイチだけど高域はぐっと来る、、、そんなエンジンになる様で。

次回機会があればそれに合わせて少し変更します。

YPVSを更に閉じた影響ですが、自分のオイルポンプだと、アイドリングでヘコヘコするので、特に問題無いと思っています。
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YPVSはモーターは90度で回る。モーターとバルブは1:2の比率で接続されているので、90度回るとYPVSバルブは45度回る。
PIC側では大体55〜123、つまり68の分解能。
もうちょっと本当の事を言えば57~121で64の分解能。

CDI側で1動かすと、YPVSは1.42度動作する事になりますので、今回CDI側で下限を10動かしたという事は14.2度程動いた事になります。
オイルポンプへの影響はもう少し複雑ですが、それはまた今度検証する予定。
まぁワイヤーの張りとかで変わってくるので、それほど厳密ではないです。
どちらにせよ混合のレーサーにはオイルポンプは関係無いので、今は別に気にしてません。


何かモノを作る側としては、それを使って評価してくれる存在というのは非常に大きいです。
最初訳のわからないものをレースに使ってくれたベーヤタさんと、
いつもニコニコしながらテストしてくれるライダーさん(ゆうさん)には本当に感謝してます。 
iPhone 009