9月28日の桶川テストで分かったことをツラツラと。
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今回のクイックシフターは、シフトレバーの動きを感知してCDIの点火をカットしてノンクラッチ、アクセルオープンのままでシフトアップする仕組みです。

シフトアップアップの感知の仕組みは幾つか方法があるようです。
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自分が今試験的に試しているのがセンサーをエンジンにはっつけて感知する方法。

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利点はお手軽。調整も信号待ちの間にできるレベル。

iPhone 005

ま、でもこれは幾つかの欠点があります。シフトペダルの調整をすると全部やり直しになる、ガタ付くと誤作動を起こしてしまう、などです。
自分の場合は両面テープで貼っているだけなのでズレます。

自作派が乗るマシンでは固定の方法がしっかりしていれば、最も簡易で後からの調整も楽ですから、これがベストの様な気がします。

今回イデさんが作成しているのはシフトロッドに直接つけて押しスイッチの様な形で感知するモノです。
PICシフターやバトルシフター等の製品はこれだと思います。


shift1


利点はシフトの位置調整によるセンサーの調整が不要ってこと。
欠点はシフトの際に少し、数ミリですがストローク量が変化する点ですかね〜。
iPhone 010


ヨシムラは位置を感知するタイプじゃなくて圧力感知型の様です。
これならストローク量も変わりませんし、ライダーとしてはベストな方かと思いますが、アナログ量で感知する事になるので製作難易度、調整難易度は高く、結果高額になるかと思います。


結局シフトロッドスイッチ方式が一番メジャーの様です。

今回の桶川で分かった事は、このスイッチが入る条件をもう少し詰めないと駄目だってことです。

具体的にはスイッチが入る際の力の調整になります。
この調整次第で、

(1)シフトの遊び分をストローク
(2)ドグ歯の抜け方向に力が掛かる
(3)スイッチが入り点火カット
 
なのか

(1)シフトの遊び分をストローク
(2)スイッチが入り点火カット
(3)ドグ歯の抜け方向に力が掛かる

が決まります。
今回はスイッチの入りが良すぎて、スイッチが入ってしまう事があった様です。

自分のSDRも位置調整が微妙だったので、ズレて来るとスイッチが入ってしまってました。

ベストは(2)と(3)が殆ど同時なのですが、これはエンジンの状態によって若干変化しますから、完全に調整しきる事は難しいと思います。
結構力を入れないとスイッチが入らない様にしないといけません。


ま〜今回はレース用途なので、シチュエーションとしては「レース中にブーツでシフトアップ(しかも逆シフト)」なので、しっかり踏み込んでくれるとは思いますから、少々硬めでええのかな〜って思います。
 

実際島田優選手に色々試してもらった所、
10回点火カットだと綺麗に入ったけど、6回点火カットだと、点火が再開されてからシフトを入れるような感触だったとの事でした。
ドグ歯に力が掛かる前にスイッチが入っているので、少々ロスがあるようです。
レースでは効率を求めて「ドグ歯に抜け側力が掛かった後に点火オフ」が良い様に思います。
これなら点火カット回数を切り詰める事が出来ますから。

普段ならこの辺は10回カットで妥協するところですけれども、ベーヤタさんの「レギュレーション内であればやれることは全てやる」というポリシーを聞いてからは、この辺も詰められるなら「安定性を犠牲にしない範囲で」やろうと思っています。

ま、どちらにせよ微妙〜な調整部分ですね〜。