寒くってネット以外何にもする気が起きない。

ネットは出来るので、ディスチャージポンプについて追調査。
もうFIとしてのディスチャージポンプというよりは、ソレノイドバルブとして興味の方が強かったりして・・・。
ちょっと調べ物の結果を記載。自分用メモ。

ibeat


ミクニのディスチャージポンプは、スズキ、カワサキで採用されている。
ホンダ、ヤマハは使ってない、と思う。

採用例は、250TR、エストレア、VANVAN200とか。
写真はVANVAN200。
vanvan


似たような感じでグラストラッカーを調べてみると、ミクニじゃなくてケイヒンみたい。
glasstracker
こちらは恐らくオーソドックスな燃料ポンプで加圧されるタイプ。
同じメーカーの同じ排気量でも色々あるんやね。

アドレスV125のチューニング材料としてDCPの強化版はよく売れているらしく、カメレオンファクトリー、いわゆるカメファクの強化DCPは度々品切れを起こしているそうな。
社外品はオリフィス径を拡大したものの様で、純正と仕様は変わらない。

逆に言えばノーマルのV125のDCPは世の中に余りまくっている訳で、社外品、純正品、ヤフオク品と、DCPの価格は新品純正で7千円台、社外新品で9千円台と安く、数も豊富で入手性が抜群。

この一点でDCPを何とか使いこなしたいという気持ちにさせられる。
大工事しないと再現できない、高い金額が必要だ、等の物はあんまりやる気が起きない。
出来れば「秋月/千石だけで出来る○○」シリーズみたいにしたいよね。 
電装部分なんかはそれで十分出来るんやけど。
その点DCPなら燃圧はいらん、レギュレータはいらん、本体は安く手に入る、ですから再現性は高い。

カワサキのリコール情報を調べている限り、DCPに問題がある訳じゃなくて、制御方法に色々と問題があった様に思う。
相当燃料をケチっている制御の様で簡単にエンストしてしまう様子。
エストレア、250TRのサービスキャンペーンが2回ほど。

■平成19年10月中旬
【不具合の内容】
電子制御燃料噴射装置において、燃料噴射を制御するエレクトロニックコントロールユニット(略称:ECU)のプログラムが不適切なため、エンジンの暖機が不十分となってアイドリングが不安定になることがあり、発進時にエンジンが停止することがある。
低速走行中にスロットルを戻した場合、混合気が過濃になることがあり、クラッチを切るとアイドリングが不安定となって、エンジンが停止することがある。
【改善の内容】
全車両、ECUを対策品と交換する。

■平成21年6月中旬予定
【不具合の内容】
電子制御燃料噴射装置において、燃料噴射を制御するエレクトロニックコントロールユニット(略称:ECU)のプログラムが不適切なため、停車中もしくは惰行走行中(減速走行後にクラッチを切り、動力を伝達しない状態での運転)にスロットルを微開操作した場合、または低速走行(渋滞路での発進・停止の繰り返しなど)から減速しエンジンが低回転となった場合に、エンジンが停止するおそれがある。
燃料コック及び燃料噴射装置の遮熱対策が不十分なため、低速走行を長時間続けた場合に、エンジン輻射熱により燃料に気泡が発生することがある。そのため、燃料噴射量が安定せずエンジン不調となり、最悪の場合、エンジンが停止するおそれがある。
【改善の内容】
全車両、ECU、燃料ホースを対策品と交換し、スロットルボディアッシの吸気圧検出用ニップルの絞り穴径を拡大する。また、燃料コックに遮熱板を取り付ける。

平成19年一発目の内容は暖気制御の問題。暖気が終わらない内に燃料噴射量を絞る為にエンストしてしまうこと。
低速走行中にどうのこうのってのは、平成21年の二発目の内容と同じかと。

平成21年二発目は、どちらかといえばハードウェアの問題の様子。だけどECUも交換となっている。
吸気圧検出用のニップルの絞り穴径を拡大するのはなんでやろか。

このニップルを、、、拡大したのかな。
iPhone 005

うーん。
この負圧の先は燃料系統に入っていて、DCPから発生したエアを吸い取る形になる。

スロットル

このガソリンフィルタ部分。
真ん中のホースから燃料が落ちてきて、左はエアベント、右はDCPへ燃料を送る仕組み。
非分解。
左のエアベントに掛かる負圧を強化したってことになるね。
iPhone 008

とにかく二度目のリコールって事でとことんやってみたって事なんやろね。
よくエンストするFIの250TR/エストレアは、この部分の遮熱処理をリコールに任せず自分でキッチリすれば、エンスト回数が減るかも知れませんねぇ。


さて、このインジェクション、スロットルボディなんやけど、このままだと場所も取るし、いらんもん捨てようかと思い分解してみることに。

ちなみにこのスロットルは非分解の様子。
iPhone 006


アクセルワイヤーによるバタフライとサーボモーターによるバタフライが入っているというミクニの意欲的な作品。
殆どフライバイワイヤ的な動きになる。
負圧キャブを電子化した様なイメージで考えると分かりやすい。

サーボモーターが動いてバタフライが開くとアクセル側のバタフライも少し開く。
iPhone 007

機能としては美しいけど、制御は難しいやろね。
吸気温度センサーに負圧センサー、スロポジ等の各種センサーを使って高度なインジェクションシステムを目指したけど、川崎の実装が不味かったのか、ミクニの製品完成度が悪かったのか、その両方なのか。
果たしてカワサキの250TR、エストレアは沢山のお客さんから不評を買ってしまった様子。

自分で使う分には、熱を持たない様に気を使い、チョークはオートにせずに手動にすればヨロシ。


で、このサーボモーターによるバタフライが取れない。
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このボディでアッシーなので外れない。
内部のバタフライを止めているネジが硬くて全然駄目。
ネジも舐め気味になってきたので、多分破壊せなあかんやろね。

エアクリボックスは要らないので、使えそうなインシュレータなどを外してポイ。
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少しずつ理解は進む。

でも繰り返すけどSDRには使えんと思いますよ。