新しいガロ、ようやく纏まって出たんやね。
長かった・・・苦しかった・・・

乗ってる時は本当にスピード感があるね。
iPhone 013

なんちゅーか、いつものスーパーガロボーナスとか来るね。
iPhone 015

ピロピロピロピ〜
ピロピロピロピ〜
ぴろぴ〜ろ〜ぴ〜ろ〜ぴ〜

ま、そこそこ。
iPhone 018


さて。

DCP駆動用の回路を色々と考えています。
この駆動について比較的具体的に記述があるのは2点で、八戸高専のページと紙ひこーき。さんのページだけの様です。

ただ、どちらも然程詳細では無く、やはりボチボチ自分で見ていくしか方法は無い気がします。

唯一の公式資料?DCPの動作GIFを分解してみる。


(1)スタート
1
(2)ソレノイド通電
ここからソレノイド動作開始。
2
(3)圧力調整弁から燃料が排出され、同時に気泡が抜ける
3
(4)更にプランジャーがソレノイドによって押し込まれ圧力が高まる。


4
(5)圧力が高まりオリフィス手前の弁が開く
5
(6)燃料が噴射される
6
(7)ソレノイドから電流が抜け、プランジャーが戻り始め圧力が抜け始める
7
(8)プランジャーが戻るにつれ、燃料がタンクに補充される
図では燃料が噴射されてるけど、これは間違いで単なるGIF分解の失敗。

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基本的な動作を確認したところで、これの制御方法について考えてみる。
課題は山ほどあって、一番の問題は八戸高専が述べている「電圧に敏感すぎる」燃料噴射量の補正。

定電圧をソレノイドに供給するのは然程難しくは無い。
バッテリー14Vから30Vを作り出し供給するのは、恐らく可能。
例えばNJM2360を使って30Vを作り出す回路は、NJM2360のマニュアルにそのままずばり載っている。
block


njman
なんちゅーか、DCPに使えるよ〜って書いてあるとしか思えない14V→30Vの回路図。
電流は全く足りないけど、コンデンサで何とかするとして、これはまぁいい。

問題はソレノイドは温度によって抵抗値が変わり、流れる電流値が変動して出力が結構変わる所、だそうだ。
補正については特許出願されていて、やり方自体はこれでわかる。
特開2003-262149 燃料噴射方法(ミクニ)
この制御自体はなるほどーという感じで、キモはやはり可変抵抗値を持つソレノイドに対して、駆動トルクの指標となるのは電流値って事かな。 

ちなみに特許情報を「ディスチャージポンプ」で検索するとミクニが2件、スズキが5件ほどヒットする。
スズキの特許をみていると、なぜあんなにヘンチクリンな構造になっているのかが分かる。
苦労のあとなんやね。