過去からのパワーチェックの様子はブログ内で検索してね。
島田優選手のブログはこのへんで


今日はイデさんのSDRがどうも不調って事で埼玉で見てみさせて貰うことに。
さらにアルモクさんからアンダーフレームを背負って来いとの指令があったので、なんとか背負っていく事にした。
ついでにシマユウさんも来るってので、んじゃぁ前々から行こうと言っていたパワチェでも行きますか〜と。
いろいろとテンコ盛りな感じになりました。

寒くて死にそうだったので、上から下までユニクロマンになり、SDRをキック。
エンジンのかかりが悪いので、プラグチェックしてみたところ、ベットベトでしたね〜。
エンジン焼き付きの苦い思い出&YPVS絞りチューンしているのでオイルポンプをダバダバ設定にしてまして、もうエンジン内部油まみれですな。
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シリーズ腹黒エンジン焼き付き事件はこちら。
SDR200:焼いちゃったかもよ

SDR200:焼き付きの原因
SDR200:(続)焼き付きの原因→たぶんコレ

とにかくエンジンは掛かったので、高速で移動。
エンジンは寒いのでとても調子が良い。

アルモク亭で出迎えてくれたのは、40psのベーヤタSDR。
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アルモクさん仕事早いなぁ
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以下資料的な写真。
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後はブッシュ入れたら完成ちゅーことらしい。
チャンバーはアルモクさんの事なので来週末にはできてるやろね。
(下手すりゃ今日やっとるかもしれん)


肝心の、というか本来の目的であるイデさんのCDI/YPVSコントローラ不具合の件。
こっちに不具合があったら完全に自分のせいなので、気にはなっていたけど、現象を見せてもらったら、どうも回転数を読み間違えてYPVSを動かしているっぽい動き。
クイックシフターの線を抜くとなんともない。
線を入れるとYPVSがガタガタ動く、、、時がある。
完全にノイズですな〜。
クイックシフターの線をプラグコードから離すと現象は再現せず。
イデさんが「ええ〜こんなに弱いの〜」と言いますが、いやいや、楽勝で影響受けますよ。
ノーマルの配線ってよく考えられて取りまわされてるんで、そこに這わせると問題はなくなります。
前回ボウズさんのタコメータも回転数を取り損ねてブルンブルン震えてましたけど、配線取り回しはやっぱりそれなりに考えないとダメです。
ちなみに基板Version2.1はそれなりに対策してて、Version2.2ではシュミットトリガきちんと入れてます。
ですが、、、バイクの電装を組む時はノーマルの配線きちんと参考にしてくださいね〜。

念のためオシロスコープとか予備のCDIとか用意してましたけど、トラブルシューティングは5分で終了。
このCDIは動作確認も取れているので和歌山に送ろうかと思ってます。
(今日のパワチェの結果も受けて)

しまゆう号の車体のディメンションを調査。
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思いのほかキャスターが立っていた。
リアあげてるからだろうけど、トレール量も含めて1KTとほぼ変わらない数値。

この後Rilassaruの腹銀号も吊し上げになり測定。

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 実際測ってみると標準仕様よりはキャスターが寝てて、トレールが伸びてた。SRX250スプリングが入っているので自然と車体が起きているのかもね。でもリアもアイバッハスプリングの9.5堝ってるんやけど。吊るしすぎたのかもしれんけど。

高速道路で快適に走れる様になったのは、スプリングだけでなくこれらの数値が変わったのも大きいところなんやろね。 

シマユウ先生が手に入れたラジエターホースの山が持ち込まれてました。
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これで後10年は戦える的な量です。ちなみに全部で110円だったそうで。

集まったついでに、2016年のSDRの方向性なぞを語る。
「優君、パワーほしいって言ってたけど、どんなパワーなん?」
「下を捨てても上が回って直線でもう少し差を詰めたいです」
「マリオチャンバーNo.4に絞って全体調整する?」
「いやマリオチャンバーNo.1ですかね〜」
「どっちやねん(笑)」
ま、まだいろいろと悩みがあるちゅーことですかね〜。
どの回転数で最も充填効率を高めるか決めないと。

さて。
どこでパワーチェックするかって話になり、本来なら溝の口2りんかんに行きたかったところなんやけども、寒いし和光でいいか〜と。
というのも過去の経験から、溝の口の方が妥当な数値が出ていて、和光はありえない数値が出てるので、できるなら溝の口かなーと。(思ってました)
ただ、今回は基準車「腹銀号」と比較するので過去のパワチェのデータと比較すればだいたい大丈夫かなと。
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こんな時の為のフル、、、いやホボノーマル・・・ですよ。
キャブ、エアフィルは超ノーマル、エンジンはあもも兄さんの闘魂が入った超ノーマル、チャンバーはノーマルの中身をくりぬいたBJチャンンバー。
ホボノーマルでいいですよね。

クソ寒いのに和光の2りんかんはまさかの駐車場満車状態ですわ。良いこと良いこと。
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んで、さっそく受付。
時間になってそそくさと計測室に持っていくとお兄さんが
「過去もやりましたよね〜?」
「あ、はい、やりました」
「溝の口でもやりましたよね〜?」
「あ、はい、やりました」

なるほど2りんかんの顧客管理もなかなかですな。

「ブログみました」

あ、、、そうですかー、そっちですかー。
osaru

いや〜和光は結構あてにならん数値が出てるとか、そんなことを書いてたのもバレてる
ネット社会侮りがたし。なんでもネットになんか書かれてるとお客さんが教えてくれるそうで。
ゆう君も「至る所にブログ読者いますねぇ・・・」と呻く。
こんなゴミの様なギャンブル日記なのに。

まぁええわ。今後もフラットな視点を忘れない様に楽しいギャンブル日記を書いていく事にしとこ。

でまずは我がSDRから計測。
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ぶぃーん。
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ちなみに今回測定してくれたお兄さんはイケメン。
次にしまゆう号。
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実は俺のSDRの方がパワー出てたりしてとか適当な事言ってたんやけど、結果はとんでもない。


全部の測定終わり。
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ちなみにオベンチャラでもなんでもなく、今回の測定は数値的にまともだと思います。
このSDR(Rilassaru腹銀号)はエンジン仕様が変わってません。途中エンジン乗せ換えしてますが、どちらも四国の巨匠あもも兄さんが組んだノーマルで、吸排気は同じ。
その同じ仕様でいくつかの場所でパワーチェックしてますし、結構いろいろな車体と同時に測定してますから、まぁだいたいこんなもんかな〜、違うかな〜位はわかるようになってきました。

Rilassaru号の結果。
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ちなみにYPVSと点火時期変えて臨んだんだけど、、、ほぼ内容変わらず。
これなんでやねんちゅーと、今回測定された回転数が6000rpm〜9500rpmでして、設定の違いがないところを見事にピンポイントで抽出されてるからなんですね〜。
溝の口はもう少し下から出してくれてますけど、ここはパワーバンドをより詳しくって事なんですかね。
ただ、9000rpmから点火時期変えてるわけですがその片鱗は見せてます。大きく見て2馬力位の違い?この領域での点火時期調整はかなり効いてくるという知見は得られました。まだまだノーマルでも詰める余地はありそうです。

rilassaru

前回はもっと下からのグラフがあったので、それを期待してたんやけどね。失敗。
エンジン出力で31ps@8500rpmなんで、出来の良いノーマルですな。
大事なのは「数値の絶対値」じゃなくてパワーカーブなので、あんまり気になりませんが。


出力的にはもうキャブやらノーマルエアクリやらで制限されてて頭打ちなのが如実にわかる。
BJチャンバーの実力はもっとあると思う。
そろそろ手を入れたい気もするけど、、、ノーマル基準車として大事にしたい気持ちもあり。

ちなみに前回と今回のパワーグラフの違いを一枚に表すとこんな感じ。
Rilassaru号のパワーグラフ。赤が前回、青が今回。
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前回は(出力、トルク共に)カタログスペックを超えたパワーが出てて、明らかにおかしかったと思う。
(この点は後日条件含めて検証します)
溝の口で我がSDRは2回測ってるけど、今回のグラフはそれらと近似している。
前回のは仕様変えてないのに全然違うバイクちゃうのって位。
このマシンはベンチ用に電装以外はノーマル維持してるんで、さすがにこんなに違いが出てるのはやはりなんかおかしい部分があったのでしょう。

続いてしまゆう号。
こちらはマップ切り替えの違いが綺麗に出てます。
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37ps@8750rpm。
どーせガタガタしてるんとちゃうか〜とか言ってたら想像以上に綺麗にパワー出してて驚き。
レーサーなのにほんまグラフ綺麗ですわ。

これでRilassaru腹銀号がなかったら先入観で
これが和光のハッピーパワチェか
とかなってたんですが、今回は溝の口とさほど変わらないデータなので信頼してもええかなーと。
(フラット、フラット)

シマユウ号利用したマップはこんな感じ。
shimada
6000rpmから点火時期を進めたマップと遅らせたマップです。
笑う位ピッタリと点火時期がパワーに影響してて、したりとばかりに、ですね。 
と同時にセッティングを完全に出し切れてない点に少々後ろめたい気持ちも。
パワーグラフは9750rpmで交差してて、そこまでは進角強めがよく、そこを超えると遅角した方が500rpm位力強さが続きますね。エンド付近で4ps位の違いがありますので最高速にも影響しそうです。
測定したお兄さんもピークエンドあたりでかなりの差があると説明してました。
その先の10500rpm以降は、まぁマリオチャンバーNo.1の終わり頃なんだと思います。
No.4だとまた全然違う結果になったと思います。

しかし、ここまではっきりとパワーに影響を与えるってのはおもろいですね。
3度変えると1〜2馬力、ピークエンドでは4馬力。SDRでは結構でかいですよ。
どちらのマップにせよ、ノーマルのアナログCDIとは全くカーブが違います。
ノーマル状態から点火時期を操作する事によって大体10%程度の出力向上は果たせている様な気がします。

今までふわっと定性的な情報は貰ってましたが、今回の様に定量的に見る必要はやっぱりあります。
2ストの点火時期はこれまたやりがいがあるところでして、進角から遅角に一気に落とさないといけない場所があって、こういう形で明確にわかるのは次のステップの大きなヒントになります。
まだまだ詰めても良いですね。ここは。
もうちょっと点火時期調整で出力は稼げそうです。

Rilassaru号としまゆう号のパワーカーブ一緒にしてくれました。
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まったく別のバイクですな〜。
これでもテイストオブツクバは辛いんやから、大変ですなぁ・・・。
まぁ8000rpm位まではノーマルが勝ってるんですけど。

SDR200:点火時期とパワーチェックの結果考察

さて。
しまゆう選手いわく、津村選手の恐らく日本一早いSDRの動画を見て、またSDRでのレースに対するモチベーションが沸いてきて止まらないそうで。
R25を売ってでもSDR一本で走って、きちんと桶川で2ストツイン、4ストマルチに勝ちたい気持なんですと。
津村選手とは一度どこかで一緒に走らせて貰いたいんだそうで。
(今のままだと岡国行っても影も踏めない気がしますが・・・)

自分も動画を見ていて、あの走りは美しいなぁと思っています。
直線バンバン抜かれても、いったんマシンがバンクを始めるとどのマシンよりも速い。
マシンピッチがあんまり変わらずに高速に弧を描くコーナリング、美しいですね〜。
しまゆうさんもあんな走りがしたいそうで。 そらそうよ。だってかっこいいもんね。

パワーは綺麗に出てるからTakeyanさんキャブが来てからボチボチやるとして、車体セッティングを徹底的にやるですね〜。
まずはフロント伸び側から。


後日談: SDR200:マリオチャンバーの感想