あきばお〜で買った格安Windows10タブレット。
1万円を切る衝撃価格。
wintab7


してその実態とは、KEIAN製のKEM-70B。
証拠はこれ。
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KEIANは日本のメーカーという事で、中華タブレットじゃないって事になっている。
1年保証もついてるしね。
とは言うものの、こんなもんあてにはなりません。 

そしてこのKEIAN製タブレットは実はハイエンドマシンなのです。
使う人が廃エンド、、、いやハイエンドじゃないと買ったらダメです。

お金がある人はちゃんとした日本製を買いましょう。

このマシン、クアッドコアなIntel R Bay Trail Z3735Gという事で2014年の1Qにローンチしたチップセットで最大メモリが1GB。
別にKEIANがケチって1GBに制限している訳では無くてIntelの仕様みたいですな。

最近Windows10のストアアプリ開発に触れて分かったんだけど、メモリ1GBでもストアアプリだけ使ってればそこそこ快適に動くって事。
これはこれでまぁ。

まぁしかしスペックだけ見ると完全にPloyerのmomo7wなんですけどね〜。

さて、このWindowsタブレットですが、SSDが16GBしかなくWindows10を運用するにはやはり無理がある。
Windows10アップデートが出来ない。
購入してから色々と試して見たけど、やっぱり無理って事が分かった。
この為Windows10はいつまでたっても古いまま。
どーにもならない。
特に困るのはこれ。
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SDカードにアプリをインストールできない。
初期のWindows10ではこの部分が実装されてなかったそうで、ただでさえメモリが不足しているのに、これは痛い。

どーにもならないのをそのままにしておくのも悔しいので、色々と試してみる。

とりあえずリカバリをしようとWindows10の設定メニューからリカバリを仕掛ける。
ところがなぜか自分が買ったタブレットはこれが何かのエラーで出来ない。

うーむ。ならば。

マイクロソフトの「Windows 10 を入手する」ページからWindows10インストールUSBを作成するファイルをダウンロードして、USB起動ディスクを作成。
というかレッツノートJ9をWindows10化した時に作っておいたんだけど。
レッツノートCF-J9 をWindows10にバージョンアップしてみた

そしてとりあえずUSBキーボード、USBメモリを指す為にOTG対応USBケーブルをWintab7に接続。
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もうこの辺から何やってるんだかなぁって感じがしないでもない。

そしてWindows10 32ビットバージョンのインストール開始。
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ここで1時間位待つ。
んで立ち上げてみるが不明なドライバだらけ。

まぁなんとかなるべとドライバ探しの旅に出る。
恐らく互換製品のmomo7wはグローバル機なのでそっち方面で探せば纏めてダウンロード出来た。
で、これをインストールするとタッチパネル以外はなんとかなった。

タッチパネル以外はなんとかなった。

タッチパネルはドライバは当たるけど、どうもタッチ場所がおかしくなる。
色々とネットを徘徊すると、どうもSileadTouch.fwというファイルが機種固有のデータが入っているらしく、これのバックアップが必要なようだ。
momo7wのSileadTouch.fwは入手できたけどKEIANは日本製というのが仇となり得られない。

さーて文鎮化か。ついに俺もこの洗礼を受けるのか。
まぁ1万円だからいいか・・・
2〜3日放置。

こんな動画を見て大笑いしたりしながら放置。
【コメント付き】野々村議員の号泣会見を叩いてみた


いや〜凄い才能の無駄遣いだわ。これ。


そして思いなおす。
いやしかし、このマシンは俺の開発ターゲットなのに、ここでくじけてはいかん。
そして俺は立ち上がり、アキバに向かった。

もう一台買う為にな。
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起動してWindows10をアクティベートした後、SileadTouch.fwを引っこ抜く。
そしてDouble Driverにてドライバをバックアップ。
Double Driverは窓の杜からダウンロードできる。
ここまででこの2台目のWindows10タブレットの仕事は終わり。



1台目のWintab7にこれらのドライバとSileadTouch.fwを当て込み。
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ようやく復活した。
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ちなみに、、、2台目だとリカバリがキチンと動作するじゃないですか。
どういう事なんだろう。
と言ってもリカバリしたところでかなり古い、しかもバージョンアップが出来ないWindows10が出来上がるだけなのでまぁいいか。
このリカバリ領域は800MBあるので、これを削除してWindows10をクリーンインストールしなおした。

長くかかってしまった・・・。
アホな事してるなぁと我ながら思う。 

とりあえず無事復活させる方法を確立したので、今後はもう怖いものは無いでしかし。

TZKさんの処へ嫁ぐ事に決定。