和歌山号がCDI不調との事で純正戻しになった様子。
となると元々の問題、純正CDIがちゃんとしているのかよくわからないという振り出しに戻るので、自分トコのCDIを送ってみようかと思ってます。

久しぶりの純正CDIと純正YPVSコントローラ。
IMG_9383

なつかしー。
いくつか持っているので、手持ちの正常品を順番につないでいく。
IMG_9381

結果どれも普通に動くので、一台をそのまま装着してテスト。
この手の希少部品はヤフオクで500円とかで落とせる時に落としてると徐々に溜まってくる。
そしてこういう時に使うんやね・・・。

ついでに波形なぞも測ってみる。
いつものキルスイッチのところで計測。
IMAG001

200V位しかない。
流石にこれではよくわからないのでオシロのキャリブレーションをやった。
IMAG007
250Vで正常。
やっぱたまには校正せなね。




自作RCDIとキルスイッチで採取した波形が違うのは、細かい話だけど接続配線がコンデンサ側についているか、AC電力の入力側についているかの違いによる。
ま、キルスイッチなんて正常にエンジンが止まればどこでもいいのだ。

とりあえずCDI予備3つ、全部正常。
予備っても、CDI壊れたらまた自作するだけっすが。



TM32SSキャブ設定。
IMG_9384

毎度まいどそうなんだけど、今現状の想定で記載しているから、将来的に情報が溜まれば記載している内容は否定される可能性あり。


太いジェットへ振ったあとの走行結果を元に振り直しする。
キャブの設定なんて車両毎に全く違うものだし、番手なんて書いてても忘備録にもならんので、考え方をメモとして自分用に残す。

まずPJ(パイロットジェット)30だとちょっと濃い目。PAJ(パワーエアジェット)を開放してもなんとか走れたのでそう判断。
アイドル付近はこんなもんでええのやけど、中間域が濃くてしょうがないので、PAJで抑制する。

もともとついていたのは0.9。
IMG_9385

これをスズキ純正部品の1.3に変更。
IMG_9386
ここはPC/PDキャブで言うところのAS(AirScrew)の代替みたいなイメージで見てる。

これで中間域、ちょうどMJとPJが両方バランス良く効いているあたりで濃くなりすぎるのを抑制してみる。
イメージとしてはこんな感じ。
pjpaj
あくまで仮説。実際はしらん。
けどPJ:30/PAJ0.9は山なりがきついと感じたんやね。

そんなこんなでセットはこんな感じ。
MJ:270→240
PJ:30→27.5
MAJ:0.6
PAJ:0.9→1.3
NJ:0-9
JN:6FL-55-3

ついでにちょいと細工。
MAJの配管をする。
IMG_9391

ぐるっとタンク横まで回す。
IMG_9390

ソレノイドは・・・設置場所がまだ検討中。
相変わらず場所がないバイクだわ。
IMG_9388


走行実験の結果。

MAJ(メインエアジェット)/PAJを両方閉じて走行。
3〜6千回転はSBJチャンバーならではの力強さが戻る。
ここは文句なし。
ただ、キャブが原因なのか純正CDIのせいなのか、RCDIによって進角した点火時期のあの「パリパリ感」はまだないし、レブ領域での遅角による伸びも微妙。

上もまぁ気にしなければ普通に回る。
レブ領域ではやっぱり濃い。


ここでMAJを開放する。
これでもうダメ。アクセルを1/3も開けると失火する。
ぶううぅぅぅ・・・ん
てな感じ。まるでCDIで点火カットした様な。
まぁ正直薄すぎるって事なので怖い。

試しにMAJの4佛朶匹鬟織ぅ薀奪廚嚢覆蟾んでみる。
ちょっとだけマシになるかな。失火する割合は減るけど、アクセルを急にグィっと開けるとダメ。薄い。
MAJはチョイト変更するだけで変化が大きい。
デューティソレノイド制御前提で、調整幅がでかい。

中間域でピッタリという事は、これまでの経験から上が薄くなりレブで濃くなる感じだったが、だいたいそんな感じ。
自分が持っているTM32SS+SDRエンジンの特性はこんなイメージ。
tm32ss
少し下から燃料吹きすぎる傾向にあるイメージ。
高回転で回るガンマやTZRの1気筒分のキャブやしね。
これらのマシンは低回転では殆ど吸わないし、高回転ではアホみたいに燃料を吸うのでだいたいあっているかなと思う。

ちなみにこの青線の必要な燃料については、SDRのインジェクションマップから想定しているので、カーブ自体は間違いなくこんな感じだと思う。

ここでちょっと脱線。
パワーチェックして出た馬力、トルク特性と2ストインジェクションマップを比較すると、ほぼ一致する様子。
考えてみればそりゃそうなんだけど、それを知っていると、例えばマリオチャンバーで必要な燃料のカーブやら、純正で必要な燃料のカーブやらはイメージしやすいかも。
2ストの燃調を見る場合、まず該当するチャンバーでよく仕上がっている車体のパワーチェック結果がとても重要。どの回転域でどの程度の燃料が必要なのかは、それを見ればわかる。
出力の大小は関係なく、出力の出方(カーブ)を見るのであって、別にノーマルだろうがレーサーだろうが、あんまり関係ない。
例えばマリオチャンバーをつけたノーマル、レーサー車体は、出力こそ違っていてもチャンバーの性格自体は変わらない。
その辺は、シマユウレーサーやTakeyan号、リラサル号のそれぞれのパワーチェック結果でわかっている事。

閑話休題。

MJは240だとちょっと薄い。
これを250〜260位にしてパワーバンドに合わせて、中間域はソレノイドで制御する位が理想なのかも。
つか、まぁ、VJ22、VJ23、RS250がそうやっているんで、答えはそうなんでしょう。
先入観はなるべくなしにしたいんやけどね。


RG125γSPレーサーでTMキャブ使っている記事を見ると、TM32SSのMJの振れ幅は相当大きい様子。
ミクニっぽいといえばミクニっぽい感じ。