TM32SSのスズキ純正部品が来た。
PWJ2が入っていると思われるホースキット。

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イデさんが余ってるから貸してくれると言っていたのだが、借りるにしても、どーしても純正のホースの謎を解きたくて、ウェビってしもうた。

確かにモッコリ膨らんでおるよ。
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ホースの長さは80�丱團奪織蝓�

端から2�冂�奥にある。

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右からPWJ2、ヤマハのコンペンセータ用エアジェット、TMキャブのエアジェット。
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スズキのホースセットに入ってたものは、おそらく・・・エアジェット0.5か0.6番相当。

少々ややこしいのでミクニ純正のパーツでみる。
「ミクニ エアージェット」と言われるものがこれ。
mj9
TM32SSで使っているメインエアージェット、パイロットエアージェットがこれ。


「ミクニ パワージェット」と呼ばれるものがこれ。
35990606

「ミクニ パイロットエアージェット」と呼ばれるものがこれ。
pilotairjet
たぶんヤマハのコンペンセータのジェットがこれで、番手は#40〜#150、#0がある。


どれも直径４ミリの似たようなもの。
スズキのPWJ2(ねじ山が無いもの)は少なくともウェビックでは見つからない。


以下は#70のパワージェット、スズキPWJ2、#0.7のエアージェットの比較。
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ちょっと小さいのでエアージェット0.6番相当位かなー・・・
でも純正ガンマは0.7って事なのでそっちかなー・・・

サイズ。
直径4��
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長さ6��
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メインエアジェットとほぼ同じなので代替できると思う。
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純正と同じ位置だとこんな感じで入る。
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油面が高そうに見えるけど、車体が傾いているから。


ついでに前々から気になってたエンジンオイルの交換。

抜いてみると・・・
おぉぉぉお
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良い色だわ、こりゃ。


さて今日もTM32SSの探求の旅にでます。
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TM32SS、それは人類に残された最後の開拓地である。
そこには人類の想像を絶する新しい文明、新しい生命が待ちうけているに違いない。
これは人類初の試みとして５年間の調査飛行に飛び立った
SDR・リラッサル号の驚異に満ちた物語である。


USS・エンタープライズ号程速くはないけど。



あーだーこーだーと都合４回程色々とやってみる。
エアジェットの番手読むのがつらいので、アルミ板にタップ立ててこんなものを作った。
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どうしてもパイロットを薄くするとメインは調子が良いんだけれども、バランスが取れない。
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これまでで一番調子が良かったのはアキバに行ったときのこの設定。
MJ：250
MAJ：0.6
PJ：27.5
PAJ：1.1
NJ：P-0
JN：6GH8-55-3
PWJ：55
MASJ：半分開放
PASJ：全閉じ

今の課題は、MASJを使わなくて良い様にするにはどうすればよいか。


MJ：240
MAJ：0.6
PJ：27.5
PAJ：1.1
NJ：O-9
JN：6GH8-55-3
PWJ：55
MASJ：全閉じ
PASJ：全閉じ

あたりからスタート。
やはり中間域が濃い。
回らない。
MASJを開けて少し改善。

MJ：240 → 220
MAJ：0.6
PJ：27.5 → 29
PAJ：1.1 → 1.3

だめ、下が濃すぎてチョークを引いても何も変化しない。
そして220まで下げたMJが効かない。
開けても濃い。1/4〜2/4が濃い。
PAJが1.3まで来ていて余裕が無さすぎるので、これは打ち止めですな。
となると今度はパイロット側を薄くしてメイン側を濃くしてみる。

MJ：220 → 240
MAJ：0.6
PJ：29 → 25
PAJ：1.3

ここまでやると、チョークを引くと回転があがる。
アイドリングは不安定。
ブリッピングすると、回転が落ちてこない。
アクセルガバ開けでついて来ない。 
パイロット側が薄すぎる。
一方中間は丁度良い。
メイン側は良い感じで回るがまだ絞れる。

ここで雨が降り始めたので撤退。


PJ：25でPAJを0.6〜1.1
PJ：27.5でPAJを1.1〜1.5
PJ:29だとPAJを1.3にしても濃いので厳しく、MJ/MAJを絞り込まないとダメになろうかと。

RGV250との違いをもう少し考えてみる。
エアジェットって回転数上昇に従って比較的線形的に薄くなる方向へ動く気がする。
RGVは片肺125�佞覆鵑世韻譴匹�SDRよりは高回転型。
よってメインエアジェットを大きくすると高回転で薄くなる一方、RGV250程上限が高くないので比較すれば影響は軽微。
したがってメインエアジェットはRGV250よりも大きくする方向なのかなと。

この理屈で言えば、回転数の中間域で濃く出るのは、メインエアジェットよりもパイロットエアジェット側を大きくして対処すべき。
と、なるとPAJはPJ：27.5のPAJ：1.1〜1.3位は妥当なのかもしれない。PJ；25だとパイロットエアジェットを大きくできない。
PJ：29だと、パイロットエアジェットを1.5前後からとする必要があるので、番手が無い。
メインエアジェットはあんまり関係なく、これを大きくすると、今度は高回転側で薄くなりやすいのかもしれない。
MJ：230〜250あたりで、MAJは0.9前後ってところだろうか。
これで回転数の中間域を薄くして、なおかつ上下の燃調を合わせて見ることができる気がする。


MAJとクリップ位置は触るな。PAJは塞げボケ。

とスズキの指南書にあるので、色々とそれで行ける様な形を模索しているけど、もう少しかな〜と。

しかしこのキャブはなんだかどうやっても中間領域が濃く出る。
スズキもヤマハも電子制御でパカパカやる領域なので、ミクニがわざわざそうしているのかも知れないと思い始めてきた。
しかしこのまま電子制御に走ってもまだ訳わからんだろうから、まだ封印。




7月に試験がある事が確定したので、カタナの車検がひと段落したらしばらく受験勉強です。