試験勉強で頭がグニャグニャになりますが、慣れてくると楽しくなる。
それでも2時間集中するのが精々。
歳をとったなぁ・・・。


TM32SSもひと段落したので基板起こしをちょっとづつ進めます。
シマユウ選手が使うと仮定して、8月14日が岡山なので、少なくとも7月中旬には無いと本番には間に合いません。
どうせ作るなら使ってもらえる位にはしたいですから。

TMキャブはTZRにも使われていて、最終的にTZR250 SP/SPRのキャブレターではなんかぶっといものが刺さってました。

もう行きつくところまで行ってしまった異形のキャブだと思います。
感じ方は人それぞれなんですが。
sp_pwj
 
自分は鈴菌保有者なんで、VJ23のTMキャブ実装の方がエレガントに思ってしまいます。
まぁ・・・年式がその分新しいから当たり前か。

最近TZRのコンペンセータで加速ポンプを実現している方のブログがとっても熱いのですが、やっぱり見ててちょっと怖い。
流石にガソリンですし、、、コンペンセータはガスケットが紙ですし、、、。
まぁ確かにTZR(3XV/3MA)のコンペンセータは数もたくさんあって、まさにその辺にゴロゴロしている訳でして便利ではありますが。
IMG_8312
ちなみにウチにもごろっとしてます。3XV。
3MAは2本で2気筒、3XVは4本で2気筒の制御してます。

ガソリン扱うならSPRキャブのパワージェット部品で試した方が良い様な気もしますが、、、これまたこのキャブがオークションにはなかなか出てこないし、出たとしても高額なんすよね。
まぁ手が出ません。

TZR/TZのキャブレターは年式によって様々な電子制御が追加されてます。
今はもう失われたホームページ(http://ueno.cool.ne.jp/tutchy/3xv/carb_maj_pwj.html)に貴重な情報がありました。
(ガンマとかTZRのホームページって良く閉鎖されてるんよね・・・)

〜引用開始〜
94SPはパワージェットのカットをしない。いつまでも吹きっぱなしである。
よってオーバーレブ領域での混合比のコントロールはメインエア(コンペンセーター)でおこなっている。

91/92はパワージェット無し(ゼロ番)
93/94は吐出はするが、カット制御無し
SPRはコンペンセーターに加え、パワージェットのカット制御も(ノーマルで)おこなっている。
年式によりどんどん進化しているというわけである。

ちなみに、2001年式以降のTZ250はパワージェットソレノイドをデューティー制御する。
スパッと供給が停止されるのではなく、連続的に段々供給量を減らしている。
オーバーレブ特性を向上させているのである。
〜引用終了〜

スズキがVJ21の頃から導入していたDuty制御をヤマハは21世紀に入ってからTZ250で実現してたんやね。
一度動いているところを見てみたいものです。


で。
TM32SSのソレノイド制御ですけれども、理屈から言えばパワーバンド終了後のジャブジャブに濃いところではまたちょいとパカパカと開いた方が伸びが良くなるのがたぶん理屈なんだと思う。

でも怖いわな・・・
ジャブジャブ位がやっぱり丁度ええ様な。
レッドゾーンで薄くするのを、作るのは簡単だけど、あんまり実装したく無いので、たぶんしない。
間違いってのがあっても困るし。
俺がサーキット走る訳ちゃうし。