ガンマキャブTM32SSの話。

現状

前回のパワーチェックの結果、どうも全開高回転領域が薄目である様だったので、どうにかできないものか思案中。
2017年02月19日 季刊加納亭:ランツァとSDRのエンジンパワーチェック(1/2)
その他P-2筒に変更した結果、ちょいと濃い目になっているのでそれも解消したい。

BJチャンバーからSBJチャンバーへ変更した際に発生した現象は、6000rpmで発生していた2速パーシャルでの船漕ぎ状態がから7000rpmへ移ったこと。
SBJチャンバーとはなんぞやはこちら。

BJチャンバーからSBJチャンバーにすることによって、パワーバンドが少し高回転よりになっているのかも知れない。

船漕ぎ状態といっているのは、薄くて定常状態で回転が上がったり下がったりする事。
回転が上がる→薄い→回転が下がる→適正→以下繰り返し。
濃くてガクガクするような感じとはまた微妙に違う。
こんな感じ。


これはP-0の筒をP-2にしたら濃くなって治った。
ついでに言えば、高速道路走行中の6速6000rpm位で発生していた、かすかな船漕ぎ現象も修正された。
その時のTM32SSのセッティングの変更は以下の通り。

MJ:250 → 260
MAJ:0.7
PJ:29
PAJ:1.4
NJ:P-0 → P-2
JN:6GH8-55-3
PWJ1:55
PWJ2:0.6
MASJ:15%-15%-25%
PASJ:全閉じ

回転数を一定に保とうとした場合、1速〜6速までで、アクセル開度-回転数をグラフにすると以下の様ないイメージ。
tm
赤丸のところが、船漕ぎしていた場所。
その結果から、青い点線周りがたぶん薄かったんじゃないかなって部分。

筒(ニードルジェット)の領域なので筒を修正した結果問題は解消されたので、結果としてP-0で薄く、P-2で濃いという事になる。
ならばP-1にすればエエやんという話なんだけど、P-1が廃番で手に入らなくなっている。
数が潤沢にあるのはガンマの生産台数からして恐らくP-0なので、できればP-0で進めたい。
キースターさんのところでVJ22キャブのメンテナンスキットが発射準備中なので、これを待つ手もあるけど、どうやら筒はO-9で一種類しか入っていないっぽい。
まぁ針を一段階細くすればエエのかもしれないけれども。

課題なにか

という事で次回試す内容を考えてみる。
課題は以下の通り。
(1)全開高回転領域で薄目
(2)普段乗りで全体的に濃目

対処案

対処案は以下の通り。
MJ:260 → 270
MAJ:0.7 → 0.6
PJ:29
PAJ:1.4 → 1.3
NJ:P-2 → P-0
JN:6GH8-55-3
PWJ1:55
PWJ2:0.6
MASJ:RASC制御
PASJ:全閉じ

結局なんだかんだでこの辺りに落ち着いてきた感じはある。
この状態で一旦パーシャル状態を確かめてから、PWJ2の取っ払いを試してみたい。

参考:
TM32SS セッティングの歴史16年4月〜(随時更新)