お約束からスタート。
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ドイツ人すげぇなぁって話をこのブログでもしていた。
すると、上記ミクニ白毫のエントリーに、2スト大好きさんという方から追加の情報があった。
はじめまして。以前から興味深い記事が多く参考にさせて頂いています。
ドイツ人凄いですよね。下記HPなんて、これだけの情報を惜しげも無く公開してるなんて「ドイツの技術力は世界一ィィィ!」と感じました。
http://www.mintelonline.de/
私は、下記ファイルを活用させて貰っています。 http://www.mintelonline.de/Dokumente/Technik/Vergaser/Mikuni_Nadeln.xls
TMキャブ、イイですよね。
おお、ドイツゴワカランとか思いながら見てましたが、2スト大好きさんがリンクを貼ってくれたこのエクセルの表がゴッツイ。

Takeyanさんが細かく計測してグラフにしていたものが、そのままあった。
しかも
1851本のニードル詳細と
260本のニードルジェットの詳細の
データベースがついて自動グラフ化される

のであった。
当然ながら、GH針もFL針もデータがある。ミクニの流出品なんじゃなかろうかという位精緻に。
6系の針だけでも400本以上・・・。
ここまで網羅的であると、ミクニ社のデータなんだろうなと思う。
Takeyanさん、もう測らなくて良さそうよ。

グラフはこんな感じで出てくる。
ニードルとメインジェットの関係性が分かる。
tm01
以前Takeyanさんの実測データを元に作成した6FLと6GHのグラフと全く一緒なので、このデータは本当だと確信。

ニードル半径。
tm02

これにミクニ特注技を組み合わせて使えば、困る事は何にもないんだろうなって思った。

よくメインジェットを変更すると全体が変わるって聞くけど、まぁあんまり関係ないかなと改めてわかるやんね。
6GHの針にMJ250以上はあんまり意味ないって体感もこれで腑に落ちる。
主要な抑制部分は針と筒で、メインジェットからは燃料、筒針間から抜けるのはエアと燃料。
負圧が掛かるのは筒針の断面。もういわずもがな。

以前このグラフをTakeyanさんのデータをもとに作った時、薄々気が付いてた事実に改めて直面。
自分のSDRにはGH針よりFL針の方があってるって事を。
でもこのグラフがあれば、針を変えた時にどのような変化が出るのか想像が付くので、事前の検討である程度セッティングは出せるだろう。

やるか・・・

30周年前に・・・

やったらアカンよな。 

2スト大好きさんありがとうございます。