ヤマハのサービスマニュアルにあるYPVS効能の画像です。
ypvs

SDRの場合、YPVSを純正よりも閉じ気味にすると、ピークパワーは落ちるけど中間トルクが増して乗りやすいという話があります。
これは恐らく、過去SAOテクニカルから販売されていた「SAO EXD」という商品があったので、それが原因だと思うのですが、実際自分もYPVSは結構触っています。
RCDIを使って、2000rpm〜5000rpm付近でノーマルよりも閉じる方向の設定は自分だけじゃなくて結構色々な人も良いと言っていたので、SAO EXDは効果あったんだろうなって思います。

SAO EXDはRZ版もあって、有名なナップススタッフブログでもインプレがあります。
http://sagamihara-naps.seesaa.net/article/248824648.html


昨日パチロクさんが、閉じ気味YPVSの設定値が無くなったのでまた教えて欲しいという話がありました。
と同時に、ノーマルRZのYPVSの開度を0%、50%、75%、100%固定でパワーチェックしたグラフをくれました。
過去RZ乗りの人が測定した結果だそうです。
そのままだとちょっと分かり辛かったのでトレースしてみました。
ypvs02
ヤマハが提供している図とよく似ています。
YPVS有り無しだと、極論すれば6,000〜7,000rpmあたりで倍位の出力差が出てますね。

点線は自分が付け加えました。
点線部分はYPVSをさらに閉じた場合に想定される出力曲線です。
パワーチェックはアクセル全開状態で測定するので、街乗りでチョロチョロとアクセルを開けている時に差を感じるかどうかは微妙ですが、意味が無い事もありません。
SDRでは結構効きます。

RCDIの設定方法ですが、SDRノーマル同等にするには、全閉が55、全開が123で設定します。
ypvs01

上記設定ではYPVSを45まで絞っています。
純正YPVS開度を0〜100%とすると、-14%に相当します。
オイルポンプの吐出量が減るので若干2ストオイルが薄くなりますが、ポンプをノーマル基準できっちり調整してあれば特に問題が出る程の変化はありません。(SDRでは)
まぁチューニング領域なので自己責任で・・・。