アルモクさんが作っている後方排気HS-1号のタコメータにガンシップの様な計器を付けてみたい、という話の続き。

ニキシー管はまだまだ勉強中で、色々なサイトの記事を参考にしているところです。
こういった電子工作関係は他とは違ってオープンな文化が一般的なので、勉強は楽です。

基板は詰め込みに入っていて、試作第一号は10月までには部品発注したいと思っています。
nixie

最近までちょっと分からなかった事があって、どうすっぺかな、と思っていたのがニキシー管の「焼き入れ」という言葉。英語だとバーニングって記載になっている。

何となく、古いニキシー管は高電圧か何かで活を入れないと駄目なんだって事だけは理解してたんだけれども、どんな方法でやるんかなとか、そういった事は不明でした。

そんな時、「なんでも独り言」さんのブログ(https://ehbtj.com/)で「カソードポイズニング」という言葉が気になったのでググってみたところ、ようやく焼き入れの意味が分かりました。

RUUさんという方のウェブサイトで、こんな記載がありました。
某掲示板で、“カソードポイズニング”が話題になっていました。
点灯している電極(カソード)から他の電極に対して常に微少なスパッタリングが発生しているのですが、点灯頻度が低いカソードはスパッタされる一方なのでやがて絶縁箇所が出来てしまい、いざそのカソードを点灯させてみると放電しない所が出来てしまっているという現象だそうです。
これを防止するためにシャッフルして点灯させたり、いろいろ工夫されている方もいて、なるほどなぁと感心しました。
しかし既にポイズニングによって一部しか点灯しなくなったニキシー管はどうすればいいのか、と調べていると該当するカソードに多めの電流を流すことで復活するという記事を見つけました。
スパッタで出来た絶縁層の原子を弾き飛ばすという理屈になるのかな?
引用元:http://www.mars.dti.ne.jp/~ogura/e_hobby/nixie_clock.html
おおなるほど。

ってことで、定格電流値の2〜3倍の電流をガチっと流すと良い様です。
なるへそ・・・
暫く使っているとこうなるそうなので、タコメータ作るなら入れ込まないといけない機能ですね。