明日いよいよアルモク亭にてサイレンサー交換の儀。
どんだけ静かになるのか楽しみですわ。
「ガスケットキットかったけど、おかしくない?」
的な事を書いてた。
全然穴が開いてないよって話。
そうなんよ、普通に考えるとSDRのヘッドガスケットってオカシイのよね。
これは自分のSDRを初めて開けた時のヘッドガスケット。
何がおかしいのかっていうと、シリンダーの水路と全然穴位置が合わないんよね。
What is strange is that the holes do not match the hole of the cylinder at all.
これはタイのYoさんのSDRについていたヘッドガスケット。
ね、全然シリンダーの水路と合わないんよね。
とはいうものの、パーツリストを見ても、そもそも穴位置なんて全然合わない。
だから多分これで良いのだ。
ちなみに今SDRのヘッドガスケットを頼むと品番統合されているのかDT200R(37F)のものが来る。
水が回らないならヘッド溶けないかな。
改めてSDRのシリンダーを見てみる。
よーく見てみると、シリンダーの水回りってこんな感じなのかな。
Looking closely, the cylinder water may run like this.
分かりやすく書くとこんな感じ。
Writing clearly.
※すんません、水は下から上へ流れますが、意図は変わらないのでこのまま続けます
* sorry, Water flows from the bottom to the top, but as the intention does not change, it will continue as it is.
このエンジンはシリンダーが前に傾いている。
水はヘッドの前方から入ってきて、シリンダー側面を通って、排気ポートの下側を通って出てくる。
If the waterway in front is enlarged too much water will not flow behind the cylinder head.
こうなると、ガスケットの小さい穴は、むしろエア抜き位の意味なんかも知れません。
となると、この辺に穴をあけておいても良いかも。
新しいガスケットは穴が減ってる。
どちらにせよ、冷却水を入れ替えた時のエア抜きって大事やね。
どんだけ静かになるのか楽しみですわ。
At the end of tomorrow, I try that replacing the silencer at Almoku factory.
I'm looking forward to seeing quietness of my SDR.
FacebookのSDRグループで外人さんが「ガスケットキットかったけど、おかしくない?」
的な事を書いてた。
全然穴が開いてないよって話。
At Facebook's SDR group member saying "I got gasket kit, but it looks strange."
There is not enough holes, he said.
そうなんよ、普通に考えるとSDRのヘッドガスケットってオカシイのよね。
これは自分のSDRを初めて開けた時のヘッドガスケット。
That's right, thinking normally, SDR's head gasket is strange.
This is the head gasket when I opened my SDR for the first time.
何がおかしいのかっていうと、シリンダーの水路と全然穴位置が合わないんよね。
What is strange is that the holes do not match the hole of the cylinder at all.
これはタイのYoさんのSDRについていたヘッドガスケット。
This is a head gasket that was attached to Yo-san's SDR in Thailand.
ね、全然シリンダーの水路と合わないんよね。
とはいうものの、パーツリストを見ても、そもそも穴位置なんて全然合わない。
Well, it does not match the waterway of the cylinder at all.
But, even if you look at the parts list, hole positions do not fit at all.
だから多分これで良いのだ。
ちなみに今SDRのヘッドガスケットを頼むと品番統合されているのかDT200R(37F)のものが来る。
So probably this is fine.
By the way, if we request SDR's head gasket now, what is integrated in the product number comes from DT200R (37F).
タイのYoさんは、これじゃ全然水が回らないんじゃないの?って事を言っていたけど、本当かな。水が回らないならヘッド溶けないかな。
Yo-san said that "it does not water run around the cylinder?"
I wonder if the head will melt if the water does not run.
改めてSDRのシリンダーを見てみる。
I will look at the SDR head again.
よーく見てみると、シリンダーの水回りってこんな感じなのかな。
Looking closely, the cylinder water may run like this.
分かりやすく書くとこんな感じ。
Writing clearly.
※すんません、水は下から上へ流れますが、意図は変わらないのでこのまま続けます
* sorry, Water flows from the bottom to the top, but as the intention does not change, it will continue as it is.
このエンジンはシリンダーが前に傾いている。
水はヘッドの前方から入ってきて、シリンダー側面を通って、排気ポートの下側を通って出てくる。
In this engine the cylinder is leaning forward.
Water comes in from the front of the head, passes through the cylinder side, and comes out through the lower side of the exhaust port.
あんまり前の方の水路を大きくしてしまうと、シリンダーヘッドの後ろ側からあんまり水が流れなくなるのではないか。If the waterway in front is enlarged too much water will not flow behind the cylinder head.
こうなると、ガスケットの小さい穴は、むしろエア抜き位の意味なんかも知れません。
となると、この辺に穴をあけておいても良いかも。
In this way, the small holes in the gasket may rather mean the meaning of the air bleed.
It may be good to leave a hole in this neighborhood.
新しいガスケットは穴が減ってる。
The new gasket has one hole reduced.
どちらにせよ、冷却水を入れ替えた時のエア抜きって大事やね。
Anyway, bleeding air when changing cooling water is very important.
コメント
コメント一覧 (6)
流路自体を型で絞ると調整効かなかったり,中子が抜けなかったり,肉だらけで冷え無くなったりするので,ガスケット穴で絞って流速を調整したりします。
ヘッド内の水温なんてあっという間に上がるので,適度に絞って流速稼ぐ方がガンガン入れ替わって結果的に冷却効率が上がることもあります。
なので良かれと思って下手に穴を増やしたり広げたりすると,逆に冷えなくなることもあるかもしれません。
ヤマハさんもその辺りちゃんと検討した上で絞ってるハズなので,極端に仕様変更しない限りは問題無いかと。
みっちゃんと申します、いつもブログを楽しく拝見させていただいています。
同系統のエンジンがレーサーで使用されているなら(例えば私の所持しているKDX125と88年代あたりのKX125)それを参考にガスケットを加工するのもありかもしれませんね。
もっとも私はガスケットを手に入れた段階で止まっているのですが。
今年もコソコソと読まさせていただければと思います。
ヘッドガスケットですが、30年程度前からヘッド/シリンダーの水穴形状とガスケットの水穴形状は違う形状です。
ヘッド/シリンダの水穴の形状は冷却のためではなく、鋳造時にウォータージャケット中子(なかご)を固定するための形状で開口部が冷却上の必要性とは関係なく大きくなっています。
昔はガスケットにも同じ大きさの穴開けて水流していた様な記憶がありますが、「それは冷却上悪いのではないか?」と考えた人が居て、ガスケット側の水穴を小さくして水の流れを調整してます。
2気筒以上だと気筒によって穴の大きさ変えて水の流れが均等になるよう調整する場合も多々あります。
穴の位置と大きさは実験しないと最適値はわからないので、「ここに穴空けた方が良いのでは?」と思ったら是非穴を開けて実験を。
ただし、無闇に穴を増やしたり大きくすると、一番冷やしたい点火プラグ周辺の水の流速が落ちて逆効果な場合が多いです。
ガスケットの裏にエアが溜まるという懸念は、あの辺の水の流れは速いのですぐに水に巻き込まれて空気は抜けます。
4輪のヒーターの室内ユニットだと注意して設計していてもエアが抜けなかったりしますが。
以上、適切な自動翻訳できることを祈って。
コメントありがとうございます。
確かにヤマハも検討しているとは思いますが、部品統合による形状変更なので、モアベターはあるんかもな、って思います。
出して頂けるだけ本当にありがたい事です。
えっと、、、でこれ、自分は変えません。面倒だもん(笑)
ただまぁ・・・全部穴をあけた車両も赤道付近で走ってますから、やっぱりこの時代の日本のプロダクトはかなりのマージンがあるんだなーって思いました。
もう20年、東芝の冷蔵庫、日立の洗濯機、パナの扇風機、どれも壊れません・・・
初めまして。
なるほどレーサーを参考にするのは良いかも知れませんね〜気が付きませんでした。
最新のYZ250なんて良いかも知れませんね。
とはいうものの、純正で十分だと思っている派なので、よほど変なのが来ない限り、それが純正なら使う派です。
タイのイギリス人の疑問から始まった話なので、最終的には彼が決めればよいかなと思っています。
YZは調べてみます。
またもやこのギャンブルブログ見て頂いているんですね・・・
ありがとうございます。
貴重な情報ありがとうございました。
Googleに翻訳させたらイマイチだったので、校正してタイのイギリス人に送っておきました。
お陰様で今の問題は、あのガスケットが本当にヤマハから出て来たパーツなのかどうか、ちゅー位まで課題は収束しました。
ヘッドガスケットもそのうち無くなると思いますんで、タイ流リング化も新たな一手として面白い加工かも知れませんね・・・
Yoさんの今後に期待です。