最近続けていたピックアップ問題が程々解決したので、ゼロヨンマン大下さんところへリベンジに行く事にした。
新しい基板を起こして、平行抵抗を投入。
一応自分のSDRに取り付けて確認する為に配線はSDR用とした。
動く。ダイジョブ。
取り外して、配線を元に戻して蓋をする。
先週状態バッチリだったOSR-CDIに戻す。
これはフォトカプラ第二波部分の電源をPICマイコンによってオンオフ可能にしてある。
並列抵抗はいらないか・・・と思って、取り外すが、エンジンかけて走ると5000rpm位で失速する。
並列抵抗というかスナバ回路はやっぱり必要という事か・・・。
なんでこれ、フォトカプラの電源オンオフ機能を入れると、スナバ回路が必要になるのか。
並列抵抗を入れるとこの問題が無くなる事だけは分かったけど、そもそもフォトカプラってのは絶縁しながら信号伝搬する類のものなので、入力側と出力側がお互いに影響している事は考えづらい。
考えづらいんだけど影響している様な振る舞いをする。
いやまぁ・・・3MAの入力回路をコピーした方が早いかなとも思うんだけど、それすると部品点数が一気に増えるから避けたい。
色々と考えるところもあったんだけど、取り急ぎ余っていたちっこいCDIを付けて出発する。
これは過去動いていたもの
首都高で気が付いたんだけど、8千回転位で一瞬グズるところがあった。
別段1.1万回転まで回るので、原因不明。
暖かくなった事によるキャブなのか、はたまたCDIなのか。
大下さんのところに到着して、まずSDRに駄目出し頂く。
リアサスが駄目、ということだった。
後、ちょっとフロントディスクが振れているかも?という事だった。
その後大下さんのご友人にも乗って貰ったところ、同じ様にリアサスの減衰が弱いって事で同じ事を指摘された。
かなり詳しくお話頂いたんだけど、要約すると、
ブレーキング時に直ぐにリアサスが伸びて、フロントが入るので、曲がるのが辛い。何かアクションを加えた時の挙動が敏感過ぎて、それはリアサスから全部始まっている。
って事だった。結果としてダブルレートのスプリングも悪い方向に効いているって事だった。
なるほど、、、ノーマルサスのダンパーも、そろそろ誤魔化せないレベルになってきているのかも知れない。
んで、YSRに乗っている37Fエンジンの対応。
配線をすっかり忘れていて、キルスイッチを散々探してしまった。
37Fは赤黒線にキルスイッチに直接繋がっているので要らないんだった。
前回の知見から、ピックアップ信号位置を71度から81度に変更。
そのまま大下さんが試走するけど、帰ってきてから全域でパワーダウンって事だった。
タイミングライトで詳しく見てみると、5度程遅角していたので、ピックアップ信号を76度にして再度試走。
すると全体的に良くなったそうだが、まだ高回転はノーマルCDIの方が良いという。
ただ、3千からはトルクがぐっと上がって、このマシンについている自作チャンバーの課題だった真ん中あたりの回転数ではかなり楽しくなったそうな。
つまり一勝一敗。
中間トルクが上がったのは、多分閉じ気味YPVSの設定が効いたんだろうと思う。
この辺は点火時期を変えてもあんまり体感は出来ないから。
高回転側は多分もっと進角させないと駄目ってことだろうって事で、ノーマルCDIの点火時期をしっかりと調べる必要がある事が分かった。
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