ちょっとそろそろカタナ動かさないとなぁとか思いながらも、新しいOSR-CDIの運転時間を稼ぐためにSDRのエンジンを掛け、首都高に乗りました。
SDRの方は色々と調整を入れて久しぶりに快調。
環七、首都高では、単なる移動ツールとしてではなく、運転自体が楽しいバイクに戻りました。
なんだかんだ言って、OSR-CDIはちょっとモヤっとしていた部分を綺麗にしたので、大変だったけど自分的にはやって良かったなと思います。
目的は37Fのエンジンを積んでいるけど、見ての通り37Fではない車体で、OSR-CDIを動かす旅。
オーナーの大下さんが4月末でUSに帰国されるので、多分今日が最後のトライ。
大下さんの拠点に移動すると誰もいなかったので、勝手にゴソゴソとYSRを分解してCDI交換を始める。
すると暫くして住居部分から大下さんとTさんが降りて来て、気が付かなかったという。
3人でそのままいつものお店で昼食を取る。
Tさんが昼飯を2.5人前食ってたとかそういう話はスルーして、本題に入る。
結論から言えば37Fで動作させる事には成功しました。
そのあらまし。
まずは10度、20度の固定進角マップを投入してタイミングライトを当てて測定。
ピックアップ信号位置については、結局SDRとほぼ同じの67度で設定すると大体良くなった。
SDRと違ってかなりノイジーな感じで、点火タイミングが割とふら付く。
吹かすと安定するんだけど、SDRよりも良くない。
直列抵抗560Ω、並列抵抗330Ωで、この組み合わせでも問題無いはずなんだけど、YSR80の車体に突っ込んでいるDT200Rの電装が問題なのか、色々と改造されているのが問題なのかは不明のまま。
大下さんがテストライド。
始動性は改善しているから問題ないという。
但し、段々と調子が悪くなってきたという。
電装部品で段々と調子が悪くなるってのは、熱が入って信号系に変化が出たか、端子が抜けかかっているかのどちらか。
なにか焦げ臭い匂いもするので開けてみると、ラジエター水が噴いて電気パーツに掛かっていた。
キャップがもう駄目っぽい。
端子を見直して再度テスト。
今度は更に調子が悪くなったという。
うーん、わからん。
プラグかな？って事で交換を試みる時に、Tさんが抵抗無しプラグを入れているからじゃないの？って話になった。
大下さんはパワーが出るからという理由でBP8EVというプラグを使っていて、これが抵抗無し。
プラグキャップは抵抗入りなんだそうだけど、やっぱりそれだけじゃ駄目で、自分が持っていたBR9ES(抵抗入り)に交換。
そしたら次はなんの問題も無く高回転までふけ上がったとの事。
小雨がパラついたのでここで終了。
この時点で、色々と今回の仕様について考えてみました。
大下さん曰く、６速アイドリング走行が純正CDIよりも悪いとの事で、住宅街を滑走する為には必要な要素らしいです。
純正CDIはアナログ点火なので、極低回転領域でも安定した点火タイミングを維持できます。
一方、確かにデジタル点火はクランクの回転ムラが大きければ大きい程、点火時期がフラつきます。
これはクランク一周の角速度を測定した後に点火タイミングを決める為なんですが、アナログ点火ですとピックアップ信号が来た後、一定の時間で点火するので、クランク一周の角速度を見る必要がありません。
どちらの方が性能が良いかという議論は余り意味がありませんが、少なくともある一定の速度で回転しているシングルエンジンや、そもそもアイドリング時点から角速度が安定している二気筒だとデジタル点火でもふら付く事もありませんし、大きな問題にはなっていません。
OSR-CDI1.1.1はマイコンでアナログ点火をコントロールできる様になったので3行位コードを追加すれば対応可能なんだけど、これは現時点では個別カスタマイズの世界かなと思っています。
言ってしまえば、200�侫轡鵐哀襪世韻量簑蠅任垢掘�6速アイドリング走行は普通の用途かと聞かれれば自分はちょっと違うかもなと考えています。
例えば2000rpm以下をアナログ点火とする様にするのはとても簡単です。
試してみる価値はあるんだけど、アイドリング時に第二波を使う事が全ての車種にとってベストかというと、その辺が見えない為に現段階では本流のソースコードに入れる事は難しいです。
後、抵抗無しプラグに関しても同様で、この車両で対策したとしても汎用化は無理だし、その他大勢の人達にとって意味のない対処は入れるつもりが無いので、こちらも個別カスタマイズの話になると思っています。
この為に何らかの対処を入れると、恐らくサイドエフェクトが必ず出ます。
回路図、ファームに加えて、例えば部品点数が増えるとか等。
とりあえずこのYSR200については、次回大下さんが帰国するのは7月以降との事で、どうするかも含めて一旦ここで終了です。
恐らくDT200Rの純正車両では上手く動作するような気がします。
個別カスタマイズよりも、汎化する作業、例えばドキュメント含めやる事は沢山ありますので、暫くはそちらの方が優先順位が高いはずです。
という事で、OSR-CDI Version1.1.1の固めに入ろうかと思います。
OSR-CDI1.1.1はまた電装友の会にて公開しておきます。
帰りは小雨も止んだところで急いで帰りました。
マップに関して、少し進角を進め、RASCにて9000rpm以上の燃調を薄くしています。
エンジンの回りは良くなりましたけれども、全体的に5度位遅らせた方がゴリゴリ感が減って乗りやすいかも知れません。
SDRの方は色々と調整を入れて久しぶりに快調。
環七、首都高では、単なる移動ツールとしてではなく、運転自体が楽しいバイクに戻りました。
なんだかんだ言って、OSR-CDIはちょっとモヤっとしていた部分を綺麗にしたので、大変だったけど自分的にはやって良かったなと思います。
目的は37Fのエンジンを積んでいるけど、見ての通り37Fではない車体で、OSR-CDIを動かす旅。
オーナーの大下さんが4月末でUSに帰国されるので、多分今日が最後のトライ。
大下さんの拠点に移動すると誰もいなかったので、勝手にゴソゴソとYSRを分解してCDI交換を始める。
すると暫くして住居部分から大下さんとTさんが降りて来て、気が付かなかったという。
3人でそのままいつものお店で昼食を取る。
Tさんが昼飯を2.5人前食ってたとかそういう話はスルーして、本題に入る。
結論から言えば37Fで動作させる事には成功しました。
そのあらまし。
まずは10度、20度の固定進角マップを投入してタイミングライトを当てて測定。
ピックアップ信号位置については、結局SDRとほぼ同じの67度で設定すると大体良くなった。
SDRと違ってかなりノイジーな感じで、点火タイミングが割とふら付く。
吹かすと安定するんだけど、SDRよりも良くない。
直列抵抗560Ω、並列抵抗330Ωで、この組み合わせでも問題無いはずなんだけど、YSR80の車体に突っ込んでいるDT200Rの電装が問題なのか、色々と改造されているのが問題なのかは不明のまま。
大下さんがテストライド。
始動性は改善しているから問題ないという。
但し、段々と調子が悪くなってきたという。
電装部品で段々と調子が悪くなるってのは、熱が入って信号系に変化が出たか、端子が抜けかかっているかのどちらか。
なにか焦げ臭い匂いもするので開けてみると、ラジエター水が噴いて電気パーツに掛かっていた。
キャップがもう駄目っぽい。
端子を見直して再度テスト。
今度は更に調子が悪くなったという。
うーん、わからん。
プラグかな？って事で交換を試みる時に、Tさんが抵抗無しプラグを入れているからじゃないの？って話になった。
大下さんはパワーが出るからという理由でBP8EVというプラグを使っていて、これが抵抗無し。
プラグキャップは抵抗入りなんだそうだけど、やっぱりそれだけじゃ駄目で、自分が持っていたBR9ES(抵抗入り)に交換。
そしたら次はなんの問題も無く高回転までふけ上がったとの事。
小雨がパラついたのでここで終了。
この時点で、色々と今回の仕様について考えてみました。
大下さん曰く、６速アイドリング走行が純正CDIよりも悪いとの事で、住宅街を滑走する為には必要な要素らしいです。
純正CDIはアナログ点火なので、極低回転領域でも安定した点火タイミングを維持できます。
一方、確かにデジタル点火はクランクの回転ムラが大きければ大きい程、点火時期がフラつきます。
これはクランク一周の角速度を測定した後に点火タイミングを決める為なんですが、アナログ点火ですとピックアップ信号が来た後、一定の時間で点火するので、クランク一周の角速度を見る必要がありません。
どちらの方が性能が良いかという議論は余り意味がありませんが、少なくともある一定の速度で回転しているシングルエンジンや、そもそもアイドリング時点から角速度が安定している二気筒だとデジタル点火でもふら付く事もありませんし、大きな問題にはなっていません。
OSR-CDI1.1.1はマイコンでアナログ点火をコントロールできる様になったので3行位コードを追加すれば対応可能なんだけど、これは現時点では個別カスタマイズの世界かなと思っています。
言ってしまえば、200�侫轡鵐哀襪世韻量簑蠅任垢掘�6速アイドリング走行は普通の用途かと聞かれれば自分はちょっと違うかもなと考えています。
例えば2000rpm以下をアナログ点火とする様にするのはとても簡単です。
試してみる価値はあるんだけど、アイドリング時に第二波を使う事が全ての車種にとってベストかというと、その辺が見えない為に現段階では本流のソースコードに入れる事は難しいです。
後、抵抗無しプラグに関しても同様で、この車両で対策したとしても汎用化は無理だし、その他大勢の人達にとって意味のない対処は入れるつもりが無いので、こちらも個別カスタマイズの話になると思っています。
この為に何らかの対処を入れると、恐らくサイドエフェクトが必ず出ます。
回路図、ファームに加えて、例えば部品点数が増えるとか等。
とりあえずこのYSR200については、次回大下さんが帰国するのは7月以降との事で、どうするかも含めて一旦ここで終了です。
恐らくDT200Rの純正車両では上手く動作するような気がします。
個別カスタマイズよりも、汎化する作業、例えばドキュメント含めやる事は沢山ありますので、暫くはそちらの方が優先順位が高いはずです。
という事で、OSR-CDI Version1.1.1の固めに入ろうかと思います。
OSR-CDI1.1.1はまた電装友の会にて公開しておきます。
帰りは小雨も止んだところで急いで帰りました。
マップに関して、少し進角を進め、RASCにて9000rpm以上の燃調を薄くしています。
エンジンの回りは良くなりましたけれども、全体的に5度位遅らせた方がゴリゴリ感が減って乗りやすいかも知れません。
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