先日大観山で久しぶりに実物のアルえもんを見た気がする。
ってもひと月ぶり位なもんだけど。
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写真は横たわるアルえもん。

雑談している時に、ランツァのCDIはどうなった?という話になった。
スニッカーズCDI。ランツァ用のスペシャルOSR-CDIがそれ。
ランツァの純正CDIはちょっと問題があって、
・騒音規制やらなんやらで色々と小細工がしてある
・小さいので流用が全く効かない

サイズは本当に小さくて、収める場所も無いので、OSR-CDIの基盤を根性と気合で圧縮して、こんなサイズになっている。
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以前、アルモクさんのランツァに装着した際、どうもYPVSの動きがおかしいのと、点火時期が上手くあって無い感じがした。
YPVSはなんとなく逆に回っている様な。

ランツァはRZVと同じフライホイールとコイルの位置がSDRやRZR等とは逆についているタイプなので、丁度良いから調べなおす事にした。

アルモクさんに連絡すると、今、軽トラのキャンバーとトーを直しているから手伝えとのこと。
お安い御用という事で早速埼玉まで行く。
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カタナで。
そろそろキャブの張り付き対策としてベルハンマー塗らないと・・・とは思っているんだけど、面倒臭いのでそのまま。

アルモクさんはこんな感じだった。
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こらまた面倒なことしているね。

車高上げたらトーだかキャンバーだか色々と狂ったらしくて、調整しなおしているそうなんだけど、一人だと測定ができないらしくて人手が必要なんだそうだ。
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なんで車高を高くしたん?と聞くと、釣りに行くときに車高が足りないんだそうで。
オフロード走るのね、これ。

そういえば、最近アルモクさんはピー(本人からクレームが付いたので消しときます笑)

カタナ。
足が届くんか?と聞いたら届くというので、確認。
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届いてた。
足の長さはあんまり変わらんのかorz...

それよりランツァ。
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今回はYPVSの動きをしっかりと確認する事と、日曜日のRZV調査に向けて点火時期の調査方法を確立くする事。

YPVSの調査は簡単。全開時と全閉時の抵抗値か電圧を測るだけ。
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案の定、センサーの位置がSDRやRZ系とは逆だった。

アルモクさんが、YPVSのモータがシリンダーの右に付いているタイプと左に付いているタイプで結線逆なんだろうと言ってた。
DT200WRとランツァが同じだから、確かにその可能性はあるね。
あと、抵抗値の幅はかなり広かった。
YPVS全体の抵抗値は5.55kΩ
全開時は2.1kΩ
全閉時は5.0kΩ
SDRと比較してみる。
色々と計算を省略すると、OSR-CDIでの設定値としては、
全開時は97
全閉時は231
になる。
全然今のままではなんともならないので、OSR-CDIのPC側ソフトを改造しないといけませんな。

あと、ランツァはアイドリングで半分位開いていて、4000rpm位から一回閉じてそこから開いていく動きをしていた。


YPVSはこれで調査終了。

カプラに噛ませ物をするだけ。
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点火のタイミングはプラグコードに線を巻いて、これをオシロで測定する。
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途中チョイチョイとアルモクさんに呼ばれてタイヤの幅を測定しては、うーん。
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途中鶴さんにも電話して、どの辺が正しいの?とか聞くと、タイヤ前後の幅がどーのこーのと言われ、何度も再調整をかます。
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タイヤの下から見た青空。
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なにしとるんやろか、と思ったりする。
点火時期はなんとか取れそうで、プラグコードに巻き付けた線からしっかりと波形がとれた。
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恐らくランツァもBTDC70度位でピックアップ信号が来るので、このピックアップの信号とスパーク波形の間の時間を測れば、点火タイミングが分かる。

いちいち計算するのが面倒なので、予めテーブルを作っておいた。
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これによると4000rpmでBTDC21度点火、7000rpmで17度点火となった。
だいたい良さそうな数値。
ヤマハ2ストの点火時期は新しいもの程中間が遅く、高回転側が早い。
80年代の昔のヤマハの点火時期は色々と制限の中で作られているので、あんまりよろしくないのは、最近TZR125やヤマハ2ストの集大成であるランツァを見ていてわかる。

もっと高回転側も測定しようと思ったんんだけど、タコメータがぶっ飛ぶので測定できなかった。
この二点が分かればもう大丈夫。
アルモクさんに聞いてみると、タコメータのピックアップ配線が上手く調整できないんだそうで。
もうちょっと巻き数を減らした方が良いかもね。

トラックの方には立派なタコメータが付いてるんだけど、ランツァはおざなりとはこれいかに。
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夕方から急に寒くなってTシャツ一枚だと厳しくなった。
ランツァの事はよくわかったのでこれにて一旦終了。

OSR-CDIがランツァに対応するには以下の対策が必要。
・STOPスイッチが電子式(点火をマイコンで止める)為の基盤修正
・YPVSの設定値の自由度を高める必要がある
基板は既に発注ずみ。
kiban
PCソフトを修正しておきますか。ボチボチ。
STOPスイッチ用青黄線ポートを作成しています。

軽トラの方も随分良くなって、まともに走れる様に調整が出来た。
軽ーく左に寄るかな?ってな感じだけど、車ってそんなもんじゃないかなって位。

暗くなってきたので帰宅。

つづく