両親が来ているにも関わらず、空いている時間でSDRを弄るアホな自分。

今日はOSR-CDI Version1.1.2の改良試験。
前回ランツァ用に仕立てたものが、ソースの不具合があったのでストップスイッチを入れてもエンジンが止まらないケースがあった。

今回はその問題を修正したので試験・・・の予定だった。
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プログラムを入れてキックしてエンジンスタート。
ところが、暫くアイドリングして止まる。
ちょっと煽ってみるとガボガボっと音がして止まる。

そしてそのうちキックしてもエンジンが掛からなくなった。

あぁ嫌だ、この何となく駄目になって行くパターン。
電装系が死んでいくよくあるパターン。

一応ファームウェアを疑ってVersion1.1.1に戻してみるも駄目。
しょうがないので先週まで付けていた小さいOSR-CDIVersion1.1.1を付けてみるも駄目。

要するにCDIが問題ではない事だけは分かった。

夜も遅くなってきたので、バッテリーを充電しつつこの日は終了。
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次の日は7時に目が覚めたのでそのまま原因切り分けに入る。
サービスマニュアルを見ながら発電機の抵抗値を計測していく。
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あ〜あかんですよ。これは。
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サービスマニュアルには黒赤〜赤の抵抗値を測れとありますが誤植で、そんな線はありませんので、黒赤〜黒線を計測。本当にヤマハ2ストの電気回路図は間違いだらけ。

ギポシかなぁ。
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酸化は進んでいるんだけど、別に問題無く導通あり。

予備のコイルで確認してみると、ちゃんとマニュアル通りの測定値が出る。
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徐々にコイルに近づいていく。
黒赤〜黒の線はコイルからヘッドライト内部を経由しているので、ヘッドライトを開ける。

ヘッドライト内部の黒赤〜黒線を調査。断線している。
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あ〜らら。
発電機交換だわ。

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しょうがないので久しぶりにプーラー突っ込んで交換開始。
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久しぶりにコイルがこんにちは。ウッドラフキーも摘出。
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この辺の電装はネジロックが塗布されているので、慎重に叩いて外す。
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取り外したコイル。
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一応ダイレクトに測定してみるが、あくまでも断線中。
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コイルを詳しく見てみると、なんだかキズの様なものが・・・。
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更に詳しく。
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これが原因なのかどうなのか、ちょっと分からないけど、これだよね。どう考えても。
ショートして焦げて断線。

ちなみにこのコイルは、アルモク亭に転がっていた「程度良(笑)」の一品。
確かに錆も少なく見た目は良かったんだけどなぁ。

昔適当に落札していたコイルと交換する。
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次これが壊れたら、腹銀エンジンから取らないといけなくなるね。

ネジロックしていたところはタップでさらう。
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後はネジ山をパーツクリーナーで綺麗に洗ってトルク管理に備える。

ローターはそのまま使う。何故なら程度良だから。これでもね。
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無事エンジン始動。
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試走してみるけど、どこも問題無く綺麗に走るじゃありませんか。
結局ローターか。
もしかして大観山で不調だったのもこれが原因なんかも。
というかこれだろうな。

ここでFacebookの電装友の会で動作報告について一報があり、SDRでピックアップ位置を71度の設定にするとピッタリと校正出来たという。
自分は68度でぴったり一致するので、改めて確認してみる。

ちょっと暗くなってから、iPhoneのスーパースローで撮影。

電装友の会でYan Takeさんが設計、共有したSDR用点火時期確認用のゲージを、パチロクさんがプラスチックの様なものに印刷してくれたもの。
これ便利やわ。ほんまに。

ピックアップ位置は68度として、10度20度固定マップで始動。
デジタルCDIなのでアイドリング付近では結構点火時期が振れる。
ちょっと煽ってやると、綺麗に10度20度になったので、自分のSDRはこれで良いみたい。


しかし。
2ストの音をスーパースローで見ていると面白いね。

アイドリング時は「トトトバン!トトトトトバン!トトトバン!」って感じ。
バン!って言っているのは、チャンバーからしている音?で、点火時期が早まってみえる。
正確にはこのバン!って鳴っている時はクランクの回転数が高まるんだろう。

ここからアクセルを煽ると「バン!バン!バン!バン!」となり、更に回転数が上がると「トトトトトト」ってなる。

面白いね。
ここだけで色々と想像を膨らませる事が出来る。

このコイルが傷んだ原因は正直なところ分からないんだけど、ひとつだけ気になる点があるから次回考察する。