ランツァのテストの話。
日曜日にまたもやアルモクさんところにあるLANZAで試験をした。

課題は2つ程。
(1)エンジンストップスイッチが効かない事がある
(2)進角の精密な調査
IMG_8776
先ずはOSR-CDI version1.2.0を投入する。

エンジンを掛ける。
キルスイッチを入れる。

たまに止まらない時がある
くそ〜。
んで、原因の想定なんだけど、ランツァのストップスイッチは12Vの電圧をセンサーで読み取る事でオンオフが分かる。
12Vの電圧が掛かっている時はオフ、0Vの場合はオン。
回路図から読み取ると、この12Vってのが問題で、電圧が高すぎて5V駆動のOSR-CDIが読みそこなう事があるんだと思う。
つまりきっちりゼロ電圧になっていない。

抵抗を使って分圧すれば恐らく解消すると思うんだけど、、、そこまでやるかどうか。
固体差なのかも知れないし悩みどころ。

十中八九は止まるのでちょっと様子見です。

二つ目の問題。
ランツァはマニュアルでアイドリング時にBTDC14度で点火するとある。

そして思わせぶりに空いている点火時期確認窓。
IMG_8783
タイミングライトを使ってここで合いマークを確認するらしい。

実際に純正CDIでみてみると、こんなところに合いマークが出る。
DT230-00

ザックリ書くとこんな感じ。
lanza01
詳しい話はこちら。

なので、このチェック窓から半分位見えている状態が14度点火の状態だと考えた。
なのでOSR-CDIで14度固定にして、チェック窓から同じ様に見える様にピックアップ信号位置(OSR-CDIの設定項目)を60度に調整した。ちなみにSDRは69度に設定。
60度は何が何でもおかしすぎると思ったんだけど、ランツァはそれまでの200侫┘鵐献鵑了箸い泙錣靴任呂覆完全新作エンジンだし、純正CDIとマニュアルがそんなに外す事も無いだろうと思って、それを信じた。

ところが、残念な事に進角し過ぎの現象が出てしまった。

やっぱりアカンやん。

そこで今回はちゃんと確認するべく、分度器を片手に調査する事にしたんやね。

先ずはランツァのピックアップの位置を確認。
IMG_8778


ここから元に、ピックアップの位置、信号発生場所をマーキングした。
IMG_8779

これを分度器で測る。
lanza02
クランクが上死点状態にある時、ピックアップ信号が発生する突起は10度と70度にあった。
SDRとは微妙に違っていて、2〜3度の差がある。

第一波はBTDC70度、第二波は10度に来るようになる。
ピックアップの位置と突起の位置関係は誤差もあるだろうから、これを信じる事は出来ない。
諸元が分かったので後はタイミングライトで見ていく。

色々とやったところ、ピックアップ位置を66度、つまりSDRから3度変更したら、、、

チェック窓でバッチリと見える様になった。

BTDC14度で窓の位置の中央にマークが来るのが正しいのか。

チェックマークの窓はクランクケースカバーボルトから少し左側にある。
確かに窓の位置から考えると、正しい様にも思える。
IMG_8781

最終的にはこの様な設定にしてみた。
lanzamap02
ピックアップ位置は66度。

lanzamap03
オンオフスイッチを逆転し、クイックシフタースイッチをエンジンストップスイッチに変更。

lanzamap01
マップはこんな感じ。

して試走。
普通に走る。
なんでしょうかね、YPVSのセッティングなんかも知れませんがトルクの立ち上がりが急。

しかしそんくらいで、うーん、わからん。
マップ1でも0でも。

やっぱりタコメータがいるで

ほんまに。
OSR-CDI、タコメータとタイミングライトは必須です。


後は暫くアルモクさんに乗って貰おう・・・と思ったけどドカティばっかり触ってるし、先は長いのかも。