SDRのチャージコイルは3種類の出力をする。
というか、少なくともヤマハのAC-CDIを搭載する2ストローク車の多くはこの形式。

ステータコイル:バッテリーに電源を供給するもの
チャージコイル:CDIのコンデンサに充電するもの(2種類ある)
ピックアップコイル:敢えて言うならピックアップ信号を生み出すもの

これらがアセンブリされて一つの部品になっている。

自分のSDRはこれが断線してしまってCDIのコンデンサに充電できなくなってしまった。
予備に切り替えてこれまで走っていたんだけど、さてどうしたものか。
30年を超える電装部品なんで、今後いつ壊れるかもわからないしなぁ。

そんな事を考えながらパチンコしてたら沢山勝ったので、修理する事にした。

いわゆる、コイルのまき直しって奴やね。
まず近所の伊藤電機製作所(http://www.itodenki.net/sp/index.html)に問い合わせてみると、CDI用のチャージコイルは線が細いので無理とのこと。
なんでも何回転巻いて良いのか分からないって事らしい。

次に仙台の櫻井電機(http://sakuraidenki-kk.com/)に聞いてみると、このタイプのジェネレータは全部巻き直しになるんだけど良いか?って聞かれた。
全部まき直しなんで、諭吉3枚を超える、結構なお値段なんだなこれが。
しかしこの時はパチンコで勝ったあぶく銭があったので、しばし考えた後やって頂く事にした。
メールのやり取り上だけで、結構詳しいなぁって感想を得る。
ホームページ見ると、良く修理依頼される車種にRZ250Rとあるし、検索してみても結構な数の修理報告が出てくるので、まぁ安心か。

これを修理する意義は、SDRの電装系での安心感向上。
SDRも含め、電装系故障は、レギュレータ短絡、CDI故障、ジェネレータ断線が殆ど。
後は電線が腐るとかのマイナートラブルはあるけど。

OSR-CDIによってブラックボックスだった部分が明らかになって故障から立ち直れるようになったし、レギュレータは台湾マジェで上手く行った。

次に多いジェネレータの死亡がこれで治るなら、SDRの電装は最早永遠。
いつまでも中古部品に頼ってる訳にもいかない訳だし。

・・・といっても物理的に大破とかしたらどうしようもないんだけど。

して。
盆が明けて帰って来たコイルがこちら。
IMG_9403
一応抵抗値も測定したけど、サービスマニュアル規定値にキッチリ入ってる。

櫻井電機さんによって付けられた大・小のマーキングもまぶしい。
IMG_9404
肝心のチャージコイルは保護テープによって見えない。
IMG_9405

配線はカプラ側はオリジナルなんだけど、これが途中で切られて新たな配線になっている。
IMG_9406

オリジナルにはこんな赤青の線はないからね。
ホームページによると、コスト削減の為に既存配線の流用をしているそうな。
まぁカプラとかまで交換すると+3000円は行くからね・・・。
IMG_9407

熱収縮チューブで保護されたところが結線部分か。
IMG_9408
形状からして結線用のカシメが使われている・・・のかな。

IMG_9409
色々とオーダーも出来る様なので、高圧仕様とかも出来たりして。まぁいらんけど。

とりあえず、週末にでも交換してオシロで波形取ってみようかと思います。
純正との比較はCDIを接続した時点で純粋な波形比較は難しいんですが、もしかしたら昇圧具合が変わっているとかあるかも知れません。

長い間放置した後、装着しました。