TDR80のジェネレータが装着されたHS-1。
これにデジタルCDIを装着する事になったので、今日アルモク亭に行って作業してきた。
事前に準備していたのはこんな回路。
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ハードは1年以上前の古いOSR-CDI1.0.3。
だけど、ソフトウェアは1.2.0を投入済み。

多分80嬪僂糧電機なので、コンデンサーへの充電能力が足りないだろうと倍電圧装置を用意。
更にTDR80はプラス波で点火する様に作られているので、̟プラス信号で発火できる様に少し細工した。

パチロクさんがR1-Z系のイグニッションコイルを持ってきていたので手は沢山あり、シャカシャカと構築する。
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ピックアップ信号を直列330Ω、並列330Ω+0.001uFで構成してテスト開始。
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黄色はコンデンサの充電電圧、青はフォトカプラ入力電圧。
メインコンデンサは1.5uFとやや大きめの物をシングルで投入。
点火時期は10度20度固定で実施。

エンジンは軽くかかった。
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メインの充電電圧は300V。
フォトカプラはVf=1.5Vだった。

フォトカプラはTLP621を使ったんだけどちょっとVf電圧が高すぎる。
電流が流れ過ぎの様な気がする。
TLP621
TLP621の電気特性は、1.0V〜1.3Vなので、オシロの電圧表示が信用できないとしても、ちょっと気になる。
直列抵抗を820Ωに変更。
黄色はピックアップ電圧で40V〜50V程度。
青はフォトカプラ電圧で1.3V位か。
(画面右側はスキャンの切れ目)
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もうちょっと電圧落として、流れる電流を落としたい。

固定進角10度20度固定にして、タイミングライトで測定しながら、ピックアップ信号位置を調整。
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パチロクさんと二人なのでオシロでの確認と同時並行するので作業がサクサク進む。
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最終的にピックアップ信号位置は55度でOK。

とりあえずエンジンは掛かったので、点火時期を調整する。
鉄板の2XTベースで点火時期を弄る。
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良く吹けるようになった。

黄色はメインコンデンサの電圧で280V位。本当に丁度良い。というか2.2uFでも行けそう。
青色はフォトカプラの入力信号で1.5V位。
これはちょっと困る。
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ピックアップ信号を50Vとすると、直列抵抗820Ωで大体60mA位が全体に流れる。
並列抵抗が330Ωで、Vf=1.5Vなので、4mAが並列抵抗に流れ、56mAがフォトカプラに流れる計算。
TLP621のデータシートを見ると、発光側の絶対定格はパルスで1A、推奨電流(流しっぱなしで)MAX25mAとなるので、まぁOKと言えばOKなんだけど、こんなに流す必要も無いので設計は見直し。
50Vに対して25mAを流すには、直列抵抗を2KΩにすればよい。
直列抵抗を大体3.3KΩ位にしておけば12mA位なので、それが良いと思う。

パチロクさんが進角も確認したので、一旦これで基板を作る事にする。

それにしてもTDR80のジェネレーターは無駄に強力で、多分2.2uFのメインコンデンサでも余裕で点火出来そうだ。
ピックアップ信号もかなり高電圧が発生している。


さて動かすところは見えたので、一旦バトンはアルモクさんに移る。
そろそろ詳細の作り込みを進めないとね。
後方排気チャンバーのガスケットからオイル漏れ。
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リアタイヤに直行する危ない仕様。
まぁこういうところね。

パチロクさんと三人で最終系についてあーだこーだと話をする。
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電装の場所取りを進める。
ここくれ、ここくれ、と言っとく。
シート下の三角形の部分。
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秋月バッテリーならスッポリ入る。

片づけを始めると、TDR80の電装を貸してくれた埼玉の巨人イデサンがやってくる。
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イデサンのマシンにはRASCが入っているので、ちょいとセッティングを見せて貰う。
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自分も今後はRASCを積極的に利用する事にしていたので、参考までに。
なるほどなるほど・・・。

さて帰ろうか、って時にアルモクさんが「このエンジンを動かさないと」と持ち出してきたのがこれ。
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なんか学生さんが弄って動かなくなったという事らしい。

みんなであーだこーだと弄ってみる。
点火OK、キャブは、、、まぁ手直しして、オイルを入れて、なぜかエンジンが掛からない。
どうもガソリンを吸ってない感じ。

キャブかいな。

ヘッド開けると
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カムシャフトプッシュロッドとロッカーアームが無い。
なんの罠だ。

ヤフオクで「圧縮、点火確認しました。小整備で動くと思います」系のエンジンだな。
解散〜

という事で今後はこのHS-1用の基板をワンオフで制作する予定です。
TDR80やTDR50なんかのピックアップコイルが内側についているタイプのエンジンで動く様になると思います。