OSR-CDIを取り付けたWhiteBuellさんのタコメータが上手く動かないらしい。
某SDR専門店の例のタコメータ。

症状を聞くと、
  1. タコメータの説明書にはイグニッションコイルの一次側(橙線)に取り付けるとあり、上手く動かなかったら、ピックアップ信号線(白赤線)に付けてるとある
  2. 橙線では上手く動かなかったので、白赤線に取り付けていた(しかもパッチンで!)
  3. 純正CDIからOSR-CDIに変えたら3000rpm以下で針が動かない
一番の問題はこれを使ってること。

自分はこれ利用するのは大反対。
それはさておき、配線コネクターは今回の問題には関係無いのでおいて置く。

橙線は、CDIからのマイナス電圧250V位が掛かる。
白赤線は、何も接続していない時(ハイインピーダンス時)に最大プラスマイナス50V位が掛かる。

そもそも純正CDIとOSR-CDIではピックアップ信号の取り方が違っていて、白赤線にかかる電圧がアイドリング付近では相当低くなるので、白赤線で動いていたタコメータは動かなくなる場合がある。

しかし、なんで電圧が高い橙で動かず、白赤で動くのか。
この場合のタコメータってのは、本当はマイナス電圧では無く、プラス電圧で動くのでは無いのだろうか。
良く分からんこった。

しかしながら、今後RS125のタコやNSF100のタコで動作させるとしても、CDIからの+12Vの信号は必要となってくるので、対処はしとかないと。

RS125(NSF100と同等品)はピックアップも良くてデザインもよろしい。
これは例えば3XVのタコでも所詮は公道モデルのタコ、と言わざるを得ない位正確に回転数を表示する。
2015年08月08日 ホンダRS125のタコメータ駆動とヤマハタコ比較考察

なので過去にOSR-CDIでドライブした事はある。
2015年08月31日 RS125のタコをCDIドライブにする

今回はマイナス駆動なのかプラス駆動なのか分からない。
橙線につなぐ設計とすれば、マイナス線。
だけど赤白線でしか動かないとなると、プラス線の可能性もある。


ちょちょいと考える。
IMG_1117
これでプラスマイナス12Vの信号線が取れるはず。
問題はコンデンサの充放電時間。
今回は電力量も考えて0.1uF程度のセラミックコンデンサを使いたい。
0.1uFのコンデンサに対して、電圧12V、直列抵抗1.2KΩで10mAを流すとすると、
充電時間が0.5msec@99%、放電時間が0.8msec@99%となる。

例えばシングルエンジンが12000rpmで回っている時のクランク一回転は5msecなので、十分対応できる時間。
ツインエンジンだと2.5msecなので、これもOK。

実測してあれやこれやと波形を眺めてみる。
IMG_1137

最終的にはこんな波形となった。
IMG_1138
青がコンデンサGND側の波形。黄がコンデンサプラス側の波形。
マイナス側は大体10V位出ているのでこれでOKでしょう。
放電側の制限抵抗が10KΩなので、青波形がなだらか。
これは1.2KΩ位でも良いかな。どうかな。

多分。タコメータの中身見てないから知らんけど。

途中あーだこーだとサイリスタが使えないかなとか色々考えてみたんだけど、駄目ですな。
シンプルな形がやっぱり一番良い。
IMG_1139

回路図はこんな感じになりました。
RN1201
手持ちの余ったRN1201を使ったので、実質の部品は4点。
RN1201、1.2KΩ x 二個、0.1uFのセラコンだけ。

OSR-CDIの方は波形からしてピックアップ信号受信〜放電までの間トランジスタをオンにしておくことで要件は満たしそうな気がする。
ちょっとこれでプログラム側も修正してみます。

つづく