テイストオブツクバで引き取って来た不動と言われるOSR-CDI。
三つほど。
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便宜上S1、S2、K1と名付けた。
S1は基板からコンデンサが結構浮いている。最初期に作ったものだという話。
S2は部品は綺麗に装着されており、シリコンで固定もされているしっかりとした作り。
たしかどちらかは全く動かず、もう一方はYPVSが動かないと言っていた様な気がする。
K1は見た感じ普通。自分の車両で動いて、人に渡したら動かないとして帰って来たものらしい。

S2とK1は一旦USBを繋げると認識した。

S1から見ていく事にする。
最初に見つけたのはPICの足のハンダ漏れ。
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PICの電源GND側。

これが接触不良を起こしていたと思われる。
PICも問題があるのかも知れないと思い、ハンダを溶かしてPICを除去。
14ピンのゲタを付け、PICを載せる。

結果としてMPLAB X IDEからファームを書き込んで、USBは無事認識。
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これで動くだろうと更に12Vを繋ぎ、YPVSモーターを仮付けする。
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動かない。
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テスターでどこが悪いのかなと辿ると、PICからモータードライバーへの信号がひとつ断線していた。
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最初はYPVSモーターがおかしいのかと別のOSR-CDIに接続して確認すると動く。
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ハンダを何度も確認するが復活せず。
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基板側に問題があるよう。
これがちょっと不思議で、基板の配線自体に問題が出ているのは初めての経験。
目視できる範囲で基板に傷が入っている訳でもない。
ハンダコテをつけすぎてランドが剥がれる事は過去あったけど、そんなに熱を入れている様子もなく、むしろ控えめな感じだったし、なんだろう。
最初に作った基板とか言っていた様な気もするので、制作過程で何かがあったのかも知れない。

とりあえず、原因はPICから出ているモータードライバーの制御線2本の内、1本が断線してましたという結果。
こんな経験は初めて。
しかしVersion1.3.0から信号線もう少し太くしようかなとは思う。


S2の基板。
S1基板は結構部品が浮いていたけど、こちらは基板上の部品装着も特に問題無くしっかり付いている。
USBも認識するし、YPVSも初期動作をする。
パルス信号をPICに入れると、YPVSも回転に合わせて動作する。
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聞いている不具合の内容から、特に悪いところは見当たらないので既に撤去されている配線に課題があったのではないかと想像します。
最後にその他のハンダ等を確認して終了。
特に問題無い気がします。

この2つはもう少し細かく見たあと、制作事例の注意点などを抽出して、オーナーに返送しようかなと思います。
ありがとうございました。

してK1。配線後が残っているので、まずこの撤去から。
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でも自車で動作して、人のバイクで動かないってことで、多分だけど
・車両側との接続に問題があった
・ハーネス接続部分が緩くて、動作したりしなかったりした
のどちらかかな〜と、今の時点で思います。
こちらはちょっと時間を頂きます。

つづく。