衝撃的なヤフーブログ終了のお知らせからおよそ三か月。
ライブドアの公式ブログから移行ツールが出来たことが発表された。
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冒頭に
「このたび、Yahoo!ブログ様と共同でブログデータを移行できる「移行ツール」の提供を開始しました。」
とある。
こういうところでちゃんと連携するってのが良いなぁって思いました。
ヤフーにとってはブログは不採算事業な訳で、これ以上コストをかけてもしょうがないところなんだろうけど、一応こういった形で救済措置が取られる。
ヤフーにとってはレピュテーションリスクを低減する為?とも取れなくはないけど、その辺の感覚が全くない事が続いていた後なので、素直に清々しい対応かなと思います。

ブログはまだ残っているサービスがあるので今回の様に移行は可能ですが、無料ホームページサービスってあんまり無いので、この間ジオシティーズが無くなったと同時に有益な情報が多数蒸発しました。
WebArchiveに殆ど残っていますけど、Googleの検索には全く引っかかりません。

ジオシティーズに代表される無料HPサービスにあったコンテンツは、今思えばCSSによる構造化の波に取り残されてしまっていたような気がします。
なんというか、昭和感があるというか。
Javascript、CSSを備えたHTML5によってウェブの世界は大きな前進をしましたが、個人製作のHPは殆どその厳格な構造化文章に追従できずに取り残された様な気がします。
ただそもそも、ホームページの作成は誰でも出来るものでも無く、また少々(というかだいぶん)面倒臭いところが原因で、個人の情報発信はブログへ移行していきました。
その後mixiやFacebook等のSNS勃興により、ブログは無くなるんじゃないかと思っていたところ、無くなりもせず、むしろmixiの没落なんかがありました。

mixiは没落って言ってもまだまだID数は大きいのですが、古くからのユーザーを大事にした結果、最新のHTMLに対応できなかったのか、スマホ移行に失敗したのが原因なのか、ややデザインは古臭い印象はありますね。
一方、Facebookも若年層は加入者の減少がもうずっと続いています。
Google+、通称ググタス等は殆ど存在感を示す前にCloseになっちゃいましたし。
何が起こるか分かりませんね〜。

今時ブログ
とはよく言われますけど、アメブロ、FC2、Livedoor等のトップレベルブログサイトは今後も続くんでしょうね。
テキスト書き込むだけで、最新のウェブページになる。
これがモダンなSNSやブログが生き残っている理由なんでしょう。