HS-1にはTDR80の電装が組まれていて、AC-CDIはOSR-CDIを使っている。

このOSR-CDIはVersion1.2.1cがベースになっていて、YPVS制御用スペース等も残っているので、まだサイズが大きい。
HS-1のスペースがかなり厳しくなってきているので、改めて作り直すことにした。

切っ掛けはガレタカさんが先日話をしていた初期型FTR250の話。
初期型はAC-CDIなんだそうで、回路図を見てみると殆どTDR80と同じだった。
古い車種だとこの手の構造は多い見たいなので、きちんとYPVSを取り除いたバージョンを作っておこう。

サイズ的には6cm x 4cmとなった。
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PIC16F1455は最近モノタロウで調達できることが分かったので、気軽に使える。
その他表面実装パーツを使えばまだまだ小さくなるけど、手持ち部品の流用も考えるとこの辺で。
このサイズでプログラマルAC-CDIが出来ればまぁまぁ。

サイズ的には大体ヤマハ様OSR-CDIの半分位かな。
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小さく作ったつもりでも、YPVSまでフルスペックの小さいOSR-CDIとひかくしてもさほどのスケールダウンは果たせていないのは気になるところ。

基板の面積は大きい順番に
48cm2
30cm2
24cm2
となった。

結局配線結合部分に余裕を持たせたり、YPVS制御自体がモータードライバー一個で出来ている部分あたりが原因だと思う。
ただ、これで例えば排気デバイスの無いTDR50等や、古いホンダの縦型エンジンもサポート可能。
最近のもので言えば同じ縦型のエイプやXR50なんかもこの手のタイプだったと思うので使い道は結構あるんじゃないだろうか。