長年働いていると2週間位の休みを貰える。
これを貰ったのが10月後半。
九州に遊びに行って散々遊んで帰って来たあと、プラプラしていたら鉄火場に放り込まれたのが12月。

そのプロジェクトでは転職二年目の奴がボロ雑巾の様になっていたので、建て直しをお手伝い。
その後1月から社会人4年目の転職者が加わった。
年の功でチャカチャカ建て直して、まぁこれで何とかギリギリ行けそうかなという事になったのが最近。
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そのプロジェクトの話。

最初の頃、ボロ雑巾君(36歳)は色々と「誰も手伝ってくれない」と悲観し、モチベーションがダダ下がりの状態だった。
そこで最初はメンタル部分から手当しないといかんと思ったので、次のような話をした。
この戦場では、君にはザク三機しか配備されていない。
性能はイマイチでみんなボロだ。
しかしザクの性能が悪いと嘆いてもしょうがない。
転職してきたばっかりだから、ガンダムは配備されて無いんは当たり前。
君が参加しているのは、ザク三機で人よりも上手く成果を上げるゲームなんよ。
そりゃガンダムがあれば簡単に勝てるだろうけど、どの戦場でも良い武器が手に入るとは限らない。
そこを憂いて座して死をまつよりは、生き残る為にはどうすれば良いのか考えた方が良いよ。

あぁなるほど見たいな顔で聞いている。
ザク三機しか無いのは、今の君の実力のことやで
状況を俯瞰・鳥瞰すると何をすべきか分かる事もある。
将棋を指していて不利な局面になったからと、脳のリソースを嘆くことに振り分けると本当に負ける。
そういった状況から「どうすれば挽回できるかどうか」を考えた方が上手くいくし、なにより気が楽よね。

人は思った様には動いてくれない。
けど上手く動かせる人もいる。
何故だろう。
そういった人と自分のギャップを知って埋める事によって、人はまた成長するんとちゃうかな。


その後1月から来た新人君(27歳)が来て同じプロジェクトに参加。
同じように「何某さんにお願いしていたんだけど、やってくれてなかった」と嘆く。
何某さん、そういった面ではザクだからね、と同じ話をした。
流石にククルスドアンの例え話はマニアック過ぎるだろうと自重した。

昨日ボロ雑巾君が、冗談交じりに「ガンダムはいつ来るんでしょう」みたいなことを言うので、こんな話をした。
強力な武器は、一生懸命汗をかいて足掻く人のところにしか来ないんよ。
例えばさ、いっつも環境を嘆いてボヤいている優秀な人と、まだまだ成長途中だけど、一生懸命頑張って汗を流してもがく人、自分ならどっちの手助けをしたい?
人は一生懸命汗を掻く人のところに集まってくるし、そしてその中にガンダムもいるのよ。

あぁなるほど見たいな顔はする。
分かった様な分からん様な顔をしていたので、ピンときた。
新人君にザクって知ってる?と聞いてみた。
知りません。
あぁなるほど、すまんかった。
ホンマにすまんかった。
ちなみにボロ雑巾君をチラっとみる。
あ、僕は名前だけは知っています。
そうか、今まで話に付き合ってくれてありがとう。
今度から例えは変えるわ。

いつかどっかでORIGIN読んでくれたらいいよ・・・




最近そのボロ雑巾君は、ちょっと自信もついて、仕事も速くなった。
色々な人から相談も受ける様になったし、なんだか表情も明るくなった。
そのうちドム位は配備されるんじゃないかな。

頑張れ哀戦士達よ