この間SDRのCDIを分解した時と同じ方法で、今回は別のCDIを分解します。

2週間程ペイントうすめ液に漬けときました。

パチロクさんが調査目的くれたのは1XG用CDI。
分解しようと思ってたけど、ガラス片の入ったゴムで充填されているのをみて断念したそうな。

ジェネレータの仕様からヤマハパラツインエンジンの発電機は恐らく2系統になりますね、という予測をしているんだけど、大体これまでの調査で当たっている。
(1)29L-1AR-51L
(2)1KT-1XG-2XT-3HM-2YK-(多分前期3MA)-3XC

1XGって事は1KT系列か。
先日、スーさんがTZR(1KT)に乗って来た時に、
「1KTのCDIって大きさが途中で変わったんですよ」
と言っていた。
途中で2/3位の大きさになったらしい。
この1XGのCDIは比較的小さめなんで、1KT後期とほぼ同じものなんじゃないかな。
1KTが1985年製で、小さくなったのが多分1986年。
1XGが発売されたのが1986年。
うん、調達価格を考えると車種で纏めたんだろう、きっと。

型番1XHってなんじゃらほい。
海外のRZの型番かなんかなのか。
まぁいいや。

流石に2週間位漬け込んでおくと指でなぞるだけでボロボロと崩れていきます。
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っても表層の5mm位のところまでだけど。

メインキャパシタ(コンデンサ)は見慣れたSHOWAの2.0uF。
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こちらもサイリスタも見慣れたもの。
ちなみに古すぎてデータシートが全く見つからない。
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ND製のカスタムIC。
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このへんがデジタル処理してるんでしょうなぁ。
仕様は全く不明ですし、デンソー社内にも残っているかどうか、位の勢いだと思います。
段々とゴムが固くなってきたのでこの辺で終了。
使われている主要な高電圧部品は3MA-00と変わりませんね。
当然ながら、このCDIはマイコン制御化する前のものなので、それ以外は全く違います。
YPVSコントローラーも別体式のままです。
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柔らかくなった部分を剥いで、また漬け込んでおきます。
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ちょっと試しに3時間後位に再度トライ。
ところどころ空中配線があるのでとってもウザいです。
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ゴム表層1舒未良分はまた剥ぐことができて、ようやくメインキャパシタを起こすことが出来ました。
キャパシタと基板に挟まっていた部分はまだカチカチなので、また暫く漬け込む必要があります。
ペイントうすめ液で基板側も少し脆くなってきているので、慎重に慎重に。

進行を加速する為に、まだ硬いゴムの部分にピックツールで穴を開けたりして、うすめ液の浸透をしやすくしときました。
こまめにこのサイクルを繰り返しやれば速いんでしょうけど、臭い・・・。
連続してやると、臭気でかなり気分が悪くなるのでまた暇な時に再開します。


して、なんでこんなことをやっているのかというと、純正CDIで充電すると200Vちょい。
wave003

OSR-CDIで充電すると350V位。
wave004

この差はなんだ?って事が気になります。
まるで2個ある充電コイルの片方だけしか充電に使っていない様な、そんな波形です。
以前3MA-00を調査した時は、ここまでは気にしてませんでした。
今回分解して調査して、また3MA-00を見直せば、ヤマハパラツインの二系統両方何となく把握できる様に思っています。
なんせ気持ち悪いんで、早く分解したいです。はい。

明日、ケンさんの「雨が降ろうが何しようが和光2りんかんでパワチェ祭り」が開催されるそうです。
すんごく楽しみ。
違いでるのかなぁ。


しかしこんだけヤマハパラツインやってて、自分は持ってないってのが不思議。
2スト3台もあるのに。

ウルフ可愛いよウルフ!
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