最近SDR乗って無いなぁと思ったので、乗った。
IMG_5174
いつもの八潮の秋月電子。
WOLF250に乗った後だと、やっぱり華奢だと感る。
同じ中排気量の2ストなんですけど、全然違う乗り物。

して。

そんなSDRもそろそろネタも尽きてきて、長らくこれで和光も行ってない。
「前々から思っていたこと」を片付けるかと、重い腰を上げる事にした。

SDRって1:5.9とカタログの圧縮比がとっても低い。
DT200R(6.2〜6.5)もDT200WR(6.3)もLANZA(6.5)はもっと高い。

SDRのクランクケースリードバルブエンジンはその後88年製3ETや91年製3XP等に受け継がれていく、200ccクランクケースリードバルブエンジンの始祖みたいなもの。
もしかしたら圧縮比をわざと低めに設定していたりして。

検討開始。
丁度家に転がっていたシリンダーを眺めてみると、シリンダートップから排気ポートまでの高さは31ミリだった。
head02
排気ポートが閉まってから上死点までの堆積は大体106奸
これにヘッドの容積が加わって1:5.9の圧縮比となるので、ヘッド容積をXとすると、
X:(X+106)=1:5.9
これからXを求めると21.6佞箸覆辰拭
あってる?

さて次に。
2TVの圧縮比は5.9で3XPの圧縮比は6.3だけど、一方圧縮圧力は
12.0〜9.6(min)kg/cm2-1000rpm
12.3〜9.0(min)kg/cm2-1000rpm
とほぼ変わらない。

ヘッドの体積が違うのはもちろんだろうけど、SDRが圧縮比が低いのに圧縮圧力が3XPと変わらないのは、主にボアサイズの違いなんかも知れない。
例えば自分のSDRは純正ピストン66ミリでは無くて、プロックスの66.75ミリが入っている。
これは殆ど3XP(66.8ミリ)と同じボアサイズ。
その違いを他車種と比較しつつグラフにしてみた。
縦軸は圧縮比、横軸はSDRのヘッドを面研磨の深さ。
head01
ボアを広げるとシリンダー容積が増えるので、自然と圧縮比が0.1程上がってた。
ただ、それだけだとなんとなく勘定が合わないので、排気ポートの位置がWRとかはもっと低いのだろうと思う。
SDRだと大体0.5ミリ位面研すると、他車種位の圧縮比になる事が分かった。
まーレーサーだと8.5〜10位の圧縮比なんで、それでもまだだいぶん余裕あるような。
OSR-CDIで点火時期も調整できるし。

暫くSDRのヘッドをヤフオクで探していたんだけど、間が悪いのかなかなか見つからない。
何時もなら売れ残る位のものなんだけど。
しかし、ちょっと周りに聞いてみると、5〜6個位出て来た。
みんな余らせているらしい。

それを一つ貰ってペーパーでヤスリ掛けしようかなと思っていたら、埼玉の巨人イデサンが中華旋盤持っていくので、それで削ろうって話になった。

じゃぁ0.5ミリ位削ろうかって事になったけど、SDRのヘッドの肩の部分は0.5ミリくらいしかないんだそうで。
head03

まぁ明日現物合わせしながらやってみます。
自分の中では中華旋盤が最大のヒット中です。

つづく