SDRのチャンバー清掃&塗装は、毎年夏にやってたけど、状態が良かったので2019年はサボった。
ただ、錆びもチラホラ見えて来たので、今日は暖かいのでやっておくことにした。

チャンバーとエンジンを繋ぐフロント側のネジを外し、ステップのチャンバーステーを外そうとしたらいきなりなめたボルト。
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こんなところ舐めますかね。
純正ボルトを買って入れてたんだけど、ここ非常に柔らかい。
バイスプライヤーではさんでも、はさんだところから崩れていく様な感じ。
とにかく柔らかい。

どうしようも無いので、ドリルで下穴をあけて逆ネジスクリューを突っ込む。
使ったのはいつものこれ。

値段が超安い割りには結構使える奴。

さて、インパクトドライバーでパシコーンと叩くが回らない。
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なんでここそんなに硬いの?
ここで気が付いたんだけど、チャンバーの重さがそのまま掛かっているのが原因かもしれない。
チャンバーをエンジンに取り付けて慎重にビットを回す。
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あっさりと外れた。
取り外したネジをみてみるけど、固着している様子は全くない。
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やっぱり鉄が柔らかい事と、チャンバーの外し方の順番の問題やったんかも知れない。
ここのネジは凄い振動にさらされるので、ポキっと折れずに粘る様な材質なんやろね。

ジャンクネジを漁ると、同じネジが出て来たのでこれを入れておく。
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外したチャンバーの様子。
下側の腹の部分はそこそこ錆びが出始めているけど軽傷。
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何等かの液体がかかって塗装が剥げているところがあって、そこは錆が出始めている。
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いつもの様に台所用洗剤とスコッチブライトでゴシゴシと洗浄。


塗装が薄い、はげかけているところが剥離されていく。
2〜3回洗浄した後、クレのさび落としを塗りつけて錆を落とす。
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溶接痕等の細かいところはこれで取る。

またママレモンで洗浄、残った錆びはまたサビ取りクリーナーを塗り込んで10分位放置。
3回くらい繰り返したら大体いい感じで錆びが無くなる。
更にここまでやると塗料のノリもとっても良くなる。

ここで飯休憩。
天気が良いのと風が強いので、飯を食ったらチャンバーが乾いた。

さて、塗料はというと・・・
どちらも中途半端に残った耐熱塗料。
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半ツヤとツヤ無し。

下側半分に半ツヤ塗ったら塗料が無くなったので上側にツヤ無しを塗ったら、なんか変な感じになった。
tsuya

暫く考えて全部ツヤ無しを塗ろうと、塗り始めたら今度は最後まで塗れず、変なグラデーションが生まれる。

アカン。
どうせウルフのチャンバーも塗ろうと思っていたので買う事にした。
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耐熱塗料は高いけど仕方ない。
これで塗って綺麗になった。

乾かしたあとチャンバーを取り付けていると、田宮氏がやってくる。
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ようやく、あの酷いステムを交換したらしい。
そのうちこの辺で報告されるでしょう。

リアタイヤがどうも重いって事で、ジャッキしてくるくると回してみると、なんだか変な音がする。
一定間隔で「パキッ」という。

どこから音がしているんだろうと調べてみると、どうもリアスプロケがある角度に差し掛かると音がする。
更にタイヤを空転させても、半回転位しかしない。
流石におかしい。

手元に純正スプロケがあったので、原因の切り分けの為に交換してみる事にする。
SDR純正のスプロケは長持ちするので、まだまだ全然使える。
まぁあの車重にあの馬力で428サイズだし、長持ちしますわな。
交換して調整して、ついでにチェーンもい清掃。
取り付けてくるくる回す。
音はとりあえずしなくなったし、自分のSDR位はタイヤが空転する様になった。

交換した事が無いというチェーンがやったら硬くなっていたので、そのうち交換ですかね。
とりあえず足回りも良くなったはず。

暗くなったので本日終了!