最近、FBのSDRのグループも外人さんの割合が多い。
SDRは国内仕様のバイクのはずなんだけど、イギリスの方が過去EU圏内に相当数が輸出、登録されたという話をしていた。
SDRって当時全然売れなかったので、もしかしたら本当かも知れない。
その話が本当ならば海外の人が多いのも頷ける。

SDRグループ内で海外の人達の人数を調べてみると、TOP10は以下の様。
日本(204)、タイ(48)、マレーシア(24)、イギリス(16)、フランス(10)、フィリピン(9)、台湾(8)、ギリシャ(5)、コスタリカ(4)、米国(4)
コスタリカ・・・は意外。

都市別だと最近バンコクがトップになってた。TOP10はこんな感じ。
タイバンコク(15)、横浜市(11)、名古屋市(6)、世田谷区(6)、仙台市(6)、神戸(5)、京都市(5)、大阪市(5)、相模原市(4)、厚木市(4)
タイは特に150�娵呂裡殴好肇丱ぅ�が中心に沢山流通していていまだに人気。
税制上の都合で200�佞�250�佞離丱ぅ�はちょっと高級品らしく、結構良い価格で取引されているらしい。


少し前まで、こういうバイクは今はどうやって輸出されているんだろうと思っていたけど、Facebookで「Moto2 Imports」というアカウントがあって、日本の80年〜90年代のバイクを海外へインポートする仕事をしているらしく、定期的にNSRやらVFRやらの販売情報が流れることを知った。
SDRも人気車種なのか、フォローしているとちょくちょくと流れるのを見る。

sdr01
あらま、結構雰囲気の良い車体じゃないですか。
でも車両の背景になんか見た感じが？

あ、これか。
sdr02

Moto2 Importとバイク王の関係は分かりませんし、たぶん関係ないと思うんですが、オークション車両とかが海外のインポーターによってみられているんですね。
日本で30万即落の車両が$5800。輸出に関わる手間とか書類の準備とか考えるとそんなものなんかな。

とまぁ、こんな感じのエコシステムが走っていて、日々日本のバイクは日々世界に羽ばたいているみたい。
たまたまこの業者さんはUSへの輸出業者さんなんだけど、きっと他にも沢山こういった業者さんが居られるに違いない。

人口が減ってきて乗り手のいなくなった日本のバブル期の車両が、30年の時を超えて外貨を稼いでいると。
スカイラインのR32が「ゴジラGT-R」と呼ばれアメリカでアホみたいに人気という話は有名。
発売から25年経過したので米国に輸入しやすくなったそうで、日本国内の車両が高値でアメリカに流れている。
最近のNSR250やVFR400の値段がアホみたいなのも、こういった海外からの引き合いが影響しているのかも知れない。
ただ、国内で埃を被って朽ちていくだけよりは、海外で重宝がられて大事に乗られる方が、バイクも経済も幸せだとは個人的には思ってます。