コロナ禍の影響で色々と生活様式が変わった。
ゴールデンウィークが開けたころ、一時このままコロナの波も収まるんじゃないかという雰囲気になり、会社の方も出社率5割な、みたいなお達しが出てた。
ところがその後、やっぱりというか案の定コロナ感染者数もぶり返し、過去最大となる。
これを受けて会社の方も5割を引っ込めるのかと思ったら、そのまんま。
政府が仕掛けたGoToキャンペーンもそのまんま。
その後もずっとコロナ感染者は増え続け、病院のお偉いさんが病床がもうないよとか言い出す始末。
結局、この感染病は気を緩ますと駄目だ、長期化は覚悟しないといけないという認識をみんなが持つに至っている。
ワクチンやら良い薬が出れば、インフルエンザみたいな扱いになるのだろうけど。

そんな中でちょっと良い事もあり、それは家の夕食がかなり充実したこと。
相方が暫く勤務先で仕事が出来ず在宅だったので、料理に拘り始めたのが原因。
ネットに接する時間が多くなったのも大きい。
最近はネット上で色々な料理のレシピが見れるんだそうだ。
コロナの影響で料理レシピのサイトは急成長したらしい。
いまは群雄割拠の状態でひしめき合っているそうだ。

相方は色々な材料を買い込んで料理を作り、最後はインスタグラムにアップするという事をし始めた。
毎晩食事の前に撮影会があって食べるまで暫くお預けをくらうのは少し難だけど、それで相方のモチベーションが維持されているので文句も言えない。

スーパーで色々な食材を買って出来上がってくる料理は、いつも驚かされる。
単純な材料の組み合わせが、本当に様々な彩り、味、香り、触感に変わる。
いやー料理出来る人ってすごいわ。
cooking_mama
会社の寮に入っていた時、最高の回鍋肉を食べさせるお店があったが、今はもうない。
最近、近所の凄く旨いタンタンメンを出すお店が無くなった。
相方に似たような物作れないかと頼んでみたけど、レシピが分からんと無理と言われた。
どんなにおいしい外食やお弁当でも、そもそも提供するお店が無くなったら終わり。
失われた秘宝のよう。
レシピさえ残っていて、ネットにでもあればなぁと思ったりする。
そうすれば、そこからまた発展させる人が出てきたり、自分でちょっと工夫してみたりすることだってできるのに。
お店が無くなるのはしょうがないことだけど、後継者がいない場合などは、レシピが色々な方法で継承されるとありがたいなと思います。