この間流れていたTweet。
絶対に避けられないバイク魚雷。
公道はやっぱり怖いところなんやなと思う。
相手は400Γで、結果割合は10:0という事だけど、なんだとしてもTweet主は損しか無いよね。
被害者の方は結構な重症だったとのこと。

Twitterを読んでいると、相手側はサイドスタンドの払い忘れで走行していて、それに気が付いて走行しながら払おうとしたところ転倒したとの事。
サイドスタンドが降りていると発進出来ない、サイドスタンドスイッチが装着され始めたのが88年〜89年頃。
4発ガンマだからまだ無いのね。
動画をみると確かにサイドスタンドの様なものが見えるし、左足が不自然に出てる。
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なぜこんな状況で追い越しを掛けているんだろう。不思議。

転倒開始時点ではサイドスタンドが無い。
サイドスタンドが路面と接触して車体がハネたのと同時にイエローライン踏んでフロントが滑ったのかも。
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そしてこれ。
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どこにも逃げ道が無く綺麗に車幅分を占有しながら突っ込んでくる。
一体いくつ位の年齢だったんだろう。
追い越し禁止区間だし、そもそも公道なんでもう少し自制した速度域で走れなかったのだろうか。
スタンドが出ていると分かった時点で止まって処理しようとは思わなかったのか。


四連休の最後の日、色々と弄ったWOLF250に乗って試験走行をしてた時に思った話。
新品のラジアルタイヤが、ぶっといアルミフレームに付いているバイクで、その夜首都高を流す。
自分のノロいペースだと、このバイクではコケる気が正直全くしない。
首都高でカーブの段差が目に入る。
あぁ多分大丈夫と思って特にたいして身構えもせず入る。
ダダンと車体が揺れるが、想定通り何にも起きない。
コシのある足が路面に張り付いてる感じ。
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これがSDRなら、段差が視界に入った瞬間身構えるし、そっとリアブレーキにつま先が乗って減速を開始する。
段差に乗ればハンドルが軽く振られ、超軽量の車体には大き目のリバウンドが来る。
なので最初からペースは遅いし、無理もしない。
そもそもタイヤを信用してないって事もあるけど、晴れの日も雨の中を走っている様な感じ。
SDRは全体の速度レンジが低い。

そんなことを考えながら、「今の自分が危ない状態」と思った。
なに油断してんだよ。

車体が信用できるので、ズボラな運転になるし、一番の問題はペースが上がること。
車体の性能が良くってもペースが上がると危ない。
車体は問題無くても、公道なんで不意の避けられないアクシデントは発生するから。
首都高では実際によくある話なんだけど、見通しの悪いカーブを曲がったら車が止まっていたとか、角材が落ちているとか、そういったことに良く出くわす。
この間はなぜかコーナーの途中にトレーナーが落ちていた。踏んだらアウト。
最新の電子制御で固められた車両でも一緒で、スピードが速ければ避けられない。
遅ければ避けられる可能性はあがる。
人間の処理能力の問題も大きいと思う。
自分でコケて自分だけがあの世に行くならまだマシ。
転倒して人を巻き込むことがあるんだから、ゆっくり走らないとと、改めて思った。


シルバーウィークに下道を走ってた時のこと。
片側一車線の見通しの良い道で、前方にバスと普通自動車が走ってた。
バス停があったので、バスは左に避けて停車。
対向車が無かったので、普通車は追い越すのかと思ったら止まる。
普通車にはシルバーマークがついていた。
教習所的には右ウィンカーを出して追い越しを掛ける所。
追い越すべきかどうするか。
追い越している途中で普通車が寄せてきたらどうしよう。
後の車が被せてきたらどうしよう。
待つべきかどうか。
一瞬悩んで、普通車とバスを両方追い越した。
追い越す時にチラリと車両を見たら、白髪の女性が一生懸命前の様子を伺っていた。
どうも悩んでいたみたいだけど、後方を確認している風には見えなかった。
公道は予測不可能な事が沢山発生する。
今回はたまたまセーフだったんだろうな、と思う様にした。