今度家を買う事になって、久方ぶりに借金を背負うことになった。
前回の借金は、もう随分前に車を購入した際に、労金から100万円借りた時だ。

「借金は身を滅ぼす」という記事を読んだ。
http://kigakubu.blog22.fc2.com/blog-date-200909.html

こんなに夜遅いのに、一気に読んでしまった。
大学生の時分にパチスロで消費者金融に手を染めて、社会人になっても借金を止められず、最後には・・・という話。

読んでいて、パチスロ/パチンコをやっていない人は「嘘っぽく」見えるかも知れないが、自分は「非常にリアル」に感じた。
一日に何度もカードで現金を引き出し、その度にパチンコ屋に持って行く。
2万、3万とドンドン引き出す。一日のうちに。
そんな話は普通の人には、まさか、と思うかも知れないが、事実毎日の様に沢山の人がやっている光景なんだって事。
勿論それは異常な事。

よくこんなに細かく借金残高覚えてるな、という突っ込みがあるかも知れないけれど、借金が止まらないという心情はヒタヒタと真実味を帯びて伝わる。

いわゆるパチスロ4号機(1998年〜2007年あたり)が出た辺りから、パチスロは多くの中毒患者を出し、消費者金融に依存する人間を数多く出した。
結果、パチスロは大々的に規制され、消費者金融も様々な問題を表面化させ、大きく規制されるようになった。

逆に2007年からはパチンコの過激化が進み、結局一日数万円、酷い場合には10万円以上失ってしまう場所はそのまま残った。

今年の初めガロを打っていたら、横で打っていた20代のサラリーマン風の男がいきなり訳の分からない言葉を発しながら台をめちゃくちゃに叩き始め、そしてどこかに消えて行った。
初めてパチンコ台の警報装置が鳴っているのを聞いた。

気持ちは分かるんだ。
その直前まで行った事はあるから。
もうどうにもならない処まで行っているんだよね、君は・・・。

そして2009年。パチスロ5号機も熟成が進み、一日20万円勝てたりするようになった。
でもこれじゃ4号機と同じじゃないか。
また規制されるんだろうな。

本当に消費者金融による借金の連鎖は怖い。
それは前述のリンク先を読めばよく分かる。
自分だって紙一重のギャンブル依存症なんだと思ってる。
ひとごとじゃないんだって思う。

気をつけないとね。
最近金遣いが荒い気もするし。


実母が言ってた。
お金はあると使ってしまうから、天引きで貯金しなさいと。
確かに天引きはいいよね。元から無い様な気がするから。
そんな風に溜めてたお金で、今回家も無事買えたし。
(現金が結構な額で持って無いと家って買えない事もよく分かった)

なので、今回の家のローンは「月々支払いの倍」を返済口座に天引きの形で入れる。
その返済口座は見ない事にする。
忘れる。カードも持たない。
余った分が適当に溜まったら繰り上げ返済にまわす。
これまでの通り、メインの口座は、100万円を目処に入れておく事にする。
100万円を切ったら使いすぎでイエローランプ。
不安になるので給料日まで暫く色々と我慢出来る。
このやり方は、残高が減ると3桁→2桁万円になって分かりやすくて良い。
不意な残高不足も避けられる。


まぁそんな事は良いんだけど。


パチスロはやばいよね。
パチンコと違って、設定が読みづらい。
パチンコは「1000円使って何回転回るか」「出玉がどれ位か」で、勝ち負けが決まる。
いわゆるボーダーラインを計算しやすい。
パチスロは、設定というものがあって、段階1〜6の間で設定される。
客には見えない。
マメに出目を数えていると、2万円位から、だいたいどの程度か分かってくる。
でも分かってきた頃には2万円なくなっている。

最近、またぞろ面白いパチスロが出てきているので打っていたが、案の定負け越してると思う。
アホだ。
昨年後半〜今年前半、勝ちを収められて来たのは、回るパチンコを打ってきてたから。
たまたま、そんな台があったし。
昨年後半は、慶次、今年前半はカイジ天啓。
なぜか釘がボーダーラインを超えて調整されてた。

遊びで打つと必ず負ける。
パチンコ屋の人件費や、電気代は誰が払ってるか、もう一度考えないと。

まぁでも、、、



やめるのが一番だよね。
楽しいからって打つと負ける。