ある日会社でお世話になっているような、なっていない様な人がやってきて、
「あなた今何してるのよ?」
と突然聞いてきました。
どうやら開発系部署なのに開発の仕事なんてしてないのを知ったみたいで、なんだか心配してくれたみたいですね。
「まぁ話せば長いんですが...」
と答えたところ、
「早く復帰しなさいよ」
との事。
復帰...。
そういった風に、ある一面のスキルに対してご評価頂けるのは誠に有難いのですが、まぁ自分も色々な方面に対する興味も尽きない訳でして、違うこともトライというか、ちょっとカジってみたい訳なのです。
短期的な視点だと意味の無いことかもしれませんが、中期長期になって考えると大切な事なんですよ、と一応言ってみましたが、(良い意味で)取り合って貰えません。
つまり、もっと短期的な成果を上げていきなさいという期待を持たれている訳です。
短期的な成果が出ないと、仕事として評価されなくなっているのが、現代の日本の有様で、自分はここに大きな課題があると感じています。
現在の40代後半から50代の世代は、特にこの欧米式成果主義の洗礼を受けた世代でして、わかり易い指標を元に小さい成果を積み上げていく、そういった仕事のやり方に、若い頃転換させられた世代です。
そして、そういう人達が会社の中心にいますので、会社全体がそのような仕事の進め方になっています。
成果主義は、もちろん効能も沢山あると思います。いやあります。が、このチマチマした仕事の進め方に弊害も感じます。
詳細な因果関係を検討した訳では無いのですが、実感として、この方式の下では、皆の中長期的な視点がどんどん欠落していってしまっている気がします。
最近、色々なところで「みんなもっと経営者視点を持て」などと言う言葉を聞きますが、これは意訳すると、「中長期の視点を持て」という事です。裏を返せば、短期的な視点ばかりになっているという危機感そのものです。成果主義の輸入から20年位でしょうか。だんだんとこの部分に対する危機意識が広がってきているのでは無いでしょうか。
現場としては、超短期視点の成果主義の評価ベースのまま、中長期視点を持てと、そんな事を言われてしまうのです。
まだまだ日本のサラリーマンの苦悩は続く訳です。
- -
それとは関係あるのか無いのか、以前から何時かご一緒しましょうと言っていたゴルフに誘われました。
有難い事です。
単に面子が足りなかっただけなのかもしれませんし、そうでないかもしれません。実際の真意は分かりませんが、お互い大人ですから、そういった所作の中で会話をするって事も大事かなと思って、ご一緒させて頂きました。
朝3時に起きて、レンタカー飛ばして行ったら、一時間も前に到着してしまいました。
車は楽ですね。二輪とは大違いです。
まぁ"楽"と"楽しい"は別物なのですけれども。
用意された車はスズキ スイフト1200cc。
流れに乗って80km/hから140km/hで走ってましたが、特段不便も無く、安定して走ってました。
最近のコンパクトカーは結構な性能ですな。
天気は最高でした。
暑くもなく寒くもなく。
スコアはみんなソコソコで、風呂に入って解散。
行きも帰りも、特に渋滞は無く。
四輪は、音楽聴きながら、カーナビでラクラク運転。
タバコも吸えますし、室温も調整できます。
それなのに、なぜあえて二輪に乗るのか。
なぜなんでしょうね?
「あなた今何してるのよ?」
と突然聞いてきました。
どうやら開発系部署なのに開発の仕事なんてしてないのを知ったみたいで、なんだか心配してくれたみたいですね。
「まぁ話せば長いんですが...」
と答えたところ、
「早く復帰しなさいよ」
との事。
復帰...。
そういった風に、ある一面のスキルに対してご評価頂けるのは誠に有難いのですが、まぁ自分も色々な方面に対する興味も尽きない訳でして、違うこともトライというか、ちょっとカジってみたい訳なのです。
短期的な視点だと意味の無いことかもしれませんが、中期長期になって考えると大切な事なんですよ、と一応言ってみましたが、(良い意味で)取り合って貰えません。
つまり、もっと短期的な成果を上げていきなさいという期待を持たれている訳です。
短期的な成果が出ないと、仕事として評価されなくなっているのが、現代の日本の有様で、自分はここに大きな課題があると感じています。
現在の40代後半から50代の世代は、特にこの欧米式成果主義の洗礼を受けた世代でして、わかり易い指標を元に小さい成果を積み上げていく、そういった仕事のやり方に、若い頃転換させられた世代です。
そして、そういう人達が会社の中心にいますので、会社全体がそのような仕事の進め方になっています。
成果主義は、もちろん効能も沢山あると思います。いやあります。が、このチマチマした仕事の進め方に弊害も感じます。
詳細な因果関係を検討した訳では無いのですが、実感として、この方式の下では、皆の中長期的な視点がどんどん欠落していってしまっている気がします。
最近、色々なところで「みんなもっと経営者視点を持て」などと言う言葉を聞きますが、これは意訳すると、「中長期の視点を持て」という事です。裏を返せば、短期的な視点ばかりになっているという危機感そのものです。成果主義の輸入から20年位でしょうか。だんだんとこの部分に対する危機意識が広がってきているのでは無いでしょうか。
現場としては、超短期視点の成果主義の評価ベースのまま、中長期視点を持てと、そんな事を言われてしまうのです。
まだまだ日本のサラリーマンの苦悩は続く訳です。
- -
それとは関係あるのか無いのか、以前から何時かご一緒しましょうと言っていたゴルフに誘われました。
有難い事です。
単に面子が足りなかっただけなのかもしれませんし、そうでないかもしれません。実際の真意は分かりませんが、お互い大人ですから、そういった所作の中で会話をするって事も大事かなと思って、ご一緒させて頂きました。
朝3時に起きて、レンタカー飛ばして行ったら、一時間も前に到着してしまいました。
車は楽ですね。二輪とは大違いです。
まぁ"楽"と"楽しい"は別物なのですけれども。
用意された車はスズキ スイフト1200cc。
流れに乗って80km/hから140km/hで走ってましたが、特段不便も無く、安定して走ってました。
最近のコンパクトカーは結構な性能ですな。
天気は最高でした。
暑くもなく寒くもなく。
スコアはみんなソコソコで、風呂に入って解散。
行きも帰りも、特に渋滞は無く。
四輪は、音楽聴きながら、カーナビでラクラク運転。
タバコも吸えますし、室温も調整できます。
それなのに、なぜあえて二輪に乗るのか。
なぜなんでしょうね?
コメント
コメント一覧 (4)
私は金属加工の会社(プレス加工)に勤務しており
金型の製作とメンテをする部署に在籍していますが、
経営層が、新しい技術を!などと言いだしまして
新しい工法を考案して取り組んでおります。通常の仕事の合間に・・・。
経営層曰く
「市場では低コスト高品質な製品を短納期で!と言われているのに
わが社は相変わらず納期意識が無く、経費が掛かりすぎる。
新しい工法と技術を確立して低コストで高品質な製品を短納期で作れ!」
と言うのです。今の設備を使って(^^;
確かに展示会に行くと、製品品質の高い品物が多く
短納期で!という表示が見受けられますが、
これは最新の技術と設備を駆使しての品物で、
わが社の40年以上経ってなおメンテナンスフリーの
ガタガタ設備では到達できない領域であります。
放置されていた錆だらけのRZ250でワークスTZ250とかに勝て!と言われている様な・・・
そして最終的には竹槍でB29を落とせ!
という精神論に行きつきます。わが社の場合。
仕方なく最新の工法とやらを試していますが、
ガタガタでクランクとコンロットのクリアランスが0.5mmとか
ありえない数値をたたき出しているプレスを実験に使っていますので
金型の問題か?プレスの問題か?が切り分け出来ずに
検証などに時間が掛かって居まして、毎日怒られております。
新しい事したいなら、きちんとした設備を整えてくれ!と
叫んでいる毎日です。
その中で、日々のメンテ作業が遅い!とか後輩の間違えが多い!
と言われては現場に行って確認して修正して、
今年から稼働始めたベトナム工場からの依頼で、壊れない金型を・・・とか
インドネシア工場から連絡が〜などと
魔法でも使ってくれ!!と言いたい気持ちを抑えつつ
対応しております。
成果が短期間で上がらないので、金食い虫とか嫌味を言われつつ・・・。
最近のコンパクトカー、高性能で高品質ですね。
でも、そんな部品をケツを叩かれながら作っているであろう同業者に涙が出ます。
日本の産業全般、非常に心配です。
日本全体が踊らされている様な・・・。
古来の日本的な仕事の仕方が全否定ですし
何でもマニュアル化を・・・って言うので
若い社員も、何かとマニュアルマニュアルと。
日本の製造業は滅びてしまうかもしれません。