あいにくの天気で自宅警備。
今月末ツーリングに誘われているので、なんとかGSX-Rのキャブからのガソリン漏れを直したいんやけどもな〜。

1.5uF 600Vのフィルムコンデンサ三つ。
iPhone 004
 
高圧部はこれにサイリスタ入れたら終り。
残りはピックアップ部分と進角部分。

作るだけなら進角部分は大して問題にならず、淡々とプログラムを書けば良い気がする。
やっぱりピックアップが問題になってくるんやろね〜。

という事でピックアップ関連をしっかり取るための準備して今日は一日潰れました。
iPhone 005

中身はまだ空っぽすわ。
iPhone 006

ここにPICとピックアップ回路入れて、ちゃんと読み取れるかどうか調査するんやね。
さて、動くかな。

話変わって25年ものの単車の話。

普通で言えば、25年前(SDRとかGSX-Rとか〜)の単車のCDIは耐用年数越えて来る頃です。
電解コンデンサの寿命はだいたい20年程度と言われてますんで、今後どんどこ駄目になっていく事が予想されます。
ただ、CDI内部にある電解コンデンサが駄目になっても、実はそれほど致命的な問題は無さそげだなと思っています。
具体的な影響としては、徐々に点火時期が遅角してきて、中域でのパワーが痩せて来る事が想像できます。
ただし、2ストってシリンダー内部の温度の関係で、パワーバンドに入る頃から遅角させるそうで、ならばあんまり急には問題にもならんのかなと。

下の絵は海外TZRオーナークラブからの拾い物である3MA点火時期。
スロットル開度によって3パターンあって、アクセル開けると遅角してるのがわかります。
map3ma00zeel
これをみるとSDRは高回転領域で進角させすぎの様な気がしますな。
このグラフはアナログで出すのは難しいので、3MAや3XPの頃からデジタル制御しているってことなんでしょうね。
SDRの様に「電解コンデンサーがー」とか言わんでもエエって事ですか。
(SDRが使っている進角回路のコンデンサに電解コンデンサが使われているかは実はわかりませんが)
まぁ遅角させる分にはパワーが出ないだけで特段問題ないって事で良いんですけれど。
勿論電解コンデンサ自体、その他の部分でも沢山使われてますけど、まぁ大体バイパス的に使われていて問題は少ないんでしょうね。
たとえばYPVS12Fで使っている電解コンデンサは、無くなってもとりあえずは動くと思います。

YPVS12F作った後、ふと、今後壊れていく電装系に対して、SDR乗ってるみんながDIYで復活させられる様にならんかなという、そういう思いが生まれてます。
それとは別にAndroidでバリバリというのもやってみたい気持ちもあり。
なんか作りたい物が多すぎて、、、少しずつ片付けていかんと。