CDI12Fのソースを改変してちょいのりして見ました。
サイリスタのゲートオープン時間を200usにしましたところ、ちゃんとPIC出力が働いている様です。
が、それが原因かなんなのか、フケが悪くなりました。
CDI12Fのデジタル制御がうまく行ってない気がするので波形をとってみたんやね。
まず、昔から気になっていたエキサイタコイルの二系統。
ウェブを色々と見てますと低速用、高速用という名前がついてたりしますけど、ぺんたさんのHP見た限り、1系統は電源に使われているのではないかと思ってまして。
結構波形が乱れているけどね、、、アイドリング状態で片方が±50V、片方が±300Vとなりました。
とりあえず主コイル、副コイルとします。
これをもう少し広い周期でみたらこんな感じです。
大体12msで一周ですから、クランク一回に付き5周位ですかね。
コンデンサの充電の様子を見ていた感じ、4回充電に付き1回の放電でしたので想定と合います。
これ、出力の違うコイルが二系統あって、ぺんたさんの解析によるとノーマルCDIでは足し算でチャージされてましたね。
だんだんとノーマル配線の意味が理解できてきました。
副コイルの方はおそらく1mA程度をとる為の電源かなと想定してます。
この位なら抵抗も定格1/2Wのもので定格の50%で済むしね。
このCDIはトランジスタやらPICやらで50mA程度とっているので、50Vから電源とると5W程度の抵抗が必要になる。
でかいセメント抵抗使わないと駄目っすな。普通にやると燃えます。
なのでやりません。
エンジン回すと電圧が上がっていく気もしますし。
しかしこれだけ差分があると、並列で突入させている意味があんまり無いかな。
この副チャージコイルは1mA程度の電源をとるのと、電圧をチョイと上げる為にあるんやろね。
主副を足したらこんな感じ。
青が合成電圧です。
これを見る限りでは、副は完全におまけっすな。
さて、PICが暴走してないか心配なので、PICのVccとSCRのゲートを取ってみた。
まず、SCRゲートは2回のONが入っているけど、これはアナログからの入力とPICからの入力。
アナログ側のピコっと出ているのはなんだろう、、、ノイズかな?PICの入力にも見て取れる。
うーん、コンデンサをきちんと入れているから、こんな感じのノイズは無いはずなんだけど。
このとき、GNDはフレームからとっていたので、PICのVcc/GND間でとってみた。
上がPICのVcc/GND、下がPICの出力/PICのGND。
フレームからアースをとると少しノイズが乗るみたいですね。
サイリスタから大電流をGNDに流すと、フレームとの間に一瞬5V程度の電位差が生まれます。
ただ、PICに与えている電源はベタ凪ぎ3.3Vで、問題はありません。
さて、もう少しSCRを見ていきます。
ピックアップ−PIC入り口の波形です。
綺麗にマイナス側のシグナルでフォトカプラが動作してます。
きっちりオーバードライブによるスイッチング動作になっていると思います。
マイナス側〜プラス側の信号間隔は11ms前後で、ピックアップ間が60度チョイってのも大体計算あいますね。
このグラフから見たところ、ピックアップ電圧が高まる事によって波形進角で0.5msはありそうです。
0.5msって大したこと無いようですが、実際のところ、アイドリングで3度、5000rpmで15度、10000rpmでなんと30度もありますんで、気をつけないといけませんな。
ピックアップートランジスタベースの波形です。
二回ほどトランジスタベースに入力があります。
ただ、波高は計算通りの2Vで、SCRゲートの1.5Vを満足してます。
ぴょこっと出ているのはSCRがオンになったときのフレームとの電位差です。
PIC入り口ーPIC出口の波形です。
一応遅延してますけど、11ms後ですね。
アイドリングなんで1500rpm程度で、期待値は10ms程度でしたが、ちょっと遅いです。
割り込み処理等に時間がかかっているので、ベースタイムを少し少なくする必要がありそうです。
ピックアップーSCRゲートの波形です。
なんだかあんまり良くないですね〜。SCRのゲートにずっと何かが乗ってます。
1Vなんで、このSCRのゲートはオープンしていると見て良いでしょう。
この波形はこの時だけでしたので、オシロのプローブが悪さしているのかもしれません。
3500rpm位のSCRゲートーPIC出口の波形です。
パルス間隔が17.5ms程度なので、回転数は合っていると思いますが、なんか勘違いしているのかも知れません。
途中こんな波形にも出会いました。
3000rpm位でのPIC入り口ーPIC出口の波形です。
なぜかPICの入り口、出口を測定するとこんな感じになっちゃいますね。
その他の配線では別段こんな感じにはなりません。
一定の周期なのでノイズがのってしまい、タイマーが発動している様に見えます、、、が、果たして。
まぁソースはもう一度見直します。
机上試験が足りてなかったね。
このCDIには不満足な点がいくつかあります。
まぁ定格には余裕があるので全然大丈夫ですケド。
サイリスタのゲートオープン時間を200usにしましたところ、ちゃんとPIC出力が働いている様です。
が、それが原因かなんなのか、フケが悪くなりました。
CDI12Fのデジタル制御がうまく行ってない気がするので波形をとってみたんやね。
まず、昔から気になっていたエキサイタコイルの二系統。
ウェブを色々と見てますと低速用、高速用という名前がついてたりしますけど、ぺんたさんのHP見た限り、1系統は電源に使われているのではないかと思ってまして。
結構波形が乱れているけどね、、、アイドリング状態で片方が±50V、片方が±300Vとなりました。
とりあえず主コイル、副コイルとします。
これをもう少し広い周期でみたらこんな感じです。
大体12msで一周ですから、クランク一回に付き5周位ですかね。
コンデンサの充電の様子を見ていた感じ、4回充電に付き1回の放電でしたので想定と合います。
これ、出力の違うコイルが二系統あって、ぺんたさんの解析によるとノーマルCDIでは足し算でチャージされてましたね。
だんだんとノーマル配線の意味が理解できてきました。
副コイルの方はおそらく1mA程度をとる為の電源かなと想定してます。
この位なら抵抗も定格1/2Wのもので定格の50%で済むしね。
このCDIはトランジスタやらPICやらで50mA程度とっているので、50Vから電源とると5W程度の抵抗が必要になる。
でかいセメント抵抗使わないと駄目っすな。普通にやると燃えます。
なのでやりません。
エンジン回すと電圧が上がっていく気もしますし。
しかしこれだけ差分があると、並列で突入させている意味があんまり無いかな。
この副チャージコイルは1mA程度の電源をとるのと、電圧をチョイと上げる為にあるんやろね。
主副を足したらこんな感じ。
青が合成電圧です。
これを見る限りでは、副は完全におまけっすな。
さて、PICが暴走してないか心配なので、PICのVccとSCRのゲートを取ってみた。
まず、SCRゲートは2回のONが入っているけど、これはアナログからの入力とPICからの入力。
アナログ側のピコっと出ているのはなんだろう、、、ノイズかな?PICの入力にも見て取れる。
うーん、コンデンサをきちんと入れているから、こんな感じのノイズは無いはずなんだけど。
このとき、GNDはフレームからとっていたので、PICのVcc/GND間でとってみた。
上がPICのVcc/GND、下がPICの出力/PICのGND。
フレームからアースをとると少しノイズが乗るみたいですね。
サイリスタから大電流をGNDに流すと、フレームとの間に一瞬5V程度の電位差が生まれます。
ただ、PICに与えている電源はベタ凪ぎ3.3Vで、問題はありません。
さて、もう少しSCRを見ていきます。
ピックアップ−PIC入り口の波形です。
綺麗にマイナス側のシグナルでフォトカプラが動作してます。
きっちりオーバードライブによるスイッチング動作になっていると思います。
マイナス側〜プラス側の信号間隔は11ms前後で、ピックアップ間が60度チョイってのも大体計算あいますね。
このグラフから見たところ、ピックアップ電圧が高まる事によって波形進角で0.5msはありそうです。
0.5msって大したこと無いようですが、実際のところ、アイドリングで3度、5000rpmで15度、10000rpmでなんと30度もありますんで、気をつけないといけませんな。
ピックアップートランジスタベースの波形です。
二回ほどトランジスタベースに入力があります。
ただ、波高は計算通りの2Vで、SCRゲートの1.5Vを満足してます。
ぴょこっと出ているのはSCRがオンになったときのフレームとの電位差です。
PIC入り口ーPIC出口の波形です。
一応遅延してますけど、11ms後ですね。
アイドリングなんで1500rpm程度で、期待値は10ms程度でしたが、ちょっと遅いです。
割り込み処理等に時間がかかっているので、ベースタイムを少し少なくする必要がありそうです。
ピックアップーSCRゲートの波形です。
なんだかあんまり良くないですね〜。SCRのゲートにずっと何かが乗ってます。
1Vなんで、このSCRのゲートはオープンしていると見て良いでしょう。
この波形はこの時だけでしたので、オシロのプローブが悪さしているのかもしれません。
3500rpm位のSCRゲートーPIC出口の波形です。
パルス間隔が17.5ms程度なので、回転数は合っていると思いますが、なんか勘違いしているのかも知れません。
途中こんな波形にも出会いました。
3000rpm位でのPIC入り口ーPIC出口の波形です。
なぜかPICの入り口、出口を測定するとこんな感じになっちゃいますね。
その他の配線では別段こんな感じにはなりません。
一定の周期なのでノイズがのってしまい、タイマーが発動している様に見えます、、、が、果たして。
まぁソースはもう一度見直します。
机上試験が足りてなかったね。
このCDIには不満足な点がいくつかあります。
- キルスイッチが利かないこと。
これは配線忘れです。 - コンデンサが3つ必要なこと。
これはノーマルCDI形式にして2つにします。 - フォトカプラを使っていること。
GND共通なんでいらんのとちゃうかと思っています。考えます。 - ケッチンが酷いこと。キックの際に進角が走ってるようです。
デジタル進角は3Krpm位でええかなと。
それに加えてマイナス波に遅角が必要。 - リミッター機能が無いこと。
つけましょう。 - プラス波形を無効化してないので二重点火になってる。
ちょいと昔から気になっている事だけど、PIC側がきちんと動作するなら対策したいですね。
まぁ定格には余裕があるので全然大丈夫ですケド。
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