昔のTZRのタコは3000回転からスタートするような形になってますが、3XVのタコメータは1KTや3MAのものと違って、きちんと0スタートになってますんで、換装する方が多い様です。
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3MA(パラツイン)に3XV(V型)のタコを付ける際にR3を4.7K程度にするのは定石っぽいですな。
ちなみに下図は3MAのもの。
無題

んで、さて、その逆で3MAのタコを3XVやSDRに取り付けるにはどうしたらエエのでしょうか。
自分は両方持っていたのですが、3XVのタコの回路図を作るのを忘れたままSDRのメータに埋め込んだので、もうわかりませんです。

とりあえず自力で調査してみます。
久しぶりにパルスジェネレータを引っ張り出してみました。
iPhone 001
前回の予測では、PICからの信号でNPNトランジスタ(2SC1815)でT8016Aの1番ピンの部分を地絡させるとパルスが一回分として認識してくれるとした。
今回回路組んでお試し。

しかし7805のレギュレータで給電したら、、、液晶から煙がっ!
PIC12F683も昇天召されました。

なんでかなと思ったら、レギュレータから8V給電されてました。
1個10円のノーブランド7805はアカンねぇ・・・
二度と買わん。

気を取り直して再チャレンジ。
R3の部分に50KΩの可変抵抗を付けて調査してみた。
iPhone 002
 
いろいろと弄ってると、わかって来た事がある。
VR1を弄ると高回転の部分(電圧の高い部分)が大きく変化する。
R3の抵抗を弄ると全体的に変化する。
この2つを調整してなんとかそれらしい値になったのはR3が25K〜26KΩの時かな。
VR1とR3で分圧して取り出した電圧をパルス数で掛け合わせてVCCから差っ引いてるといった感じ。
これ、エンジンに付けて調整している人は大変やろな、ちゅー位面倒。
しかもこのタコメータ、結構いいかげんなんとちゃうかなと思います。
改造前に調べてみた感じでも、回転数によってプラスマイナス300rpm位はありますねぇ。
しかも、例えば6000回転に合わせる場合でも、低い回転から合わせて行くのと、高い回転から合わせていくのでは針の値が変わります。ゆっくりと回転数を合わせるとメーターのダンパーが抵抗になって回り切らない様子です。

なんだかイマイチだ

やっぱり自作するしかないなぁ・・・と決意を新たにするのでありました。
んで分解。
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そしてやっぱり破壊。

中身の構造が知れれば良かったので、これでいいのだ。
一応TA8016Aは貴重なカスタムICなので、もっておいても良いかな。

3XVと違って3MAのメータは人気が無いので大体安く手に入る。
しかもおまけつき。
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今回のオマケはこれ。
スピードメーターケーブル。
やまさんがTZRのメーターケーブルで右側にスピードメーターが付けられるって話をしてましたが、いやマジ、ぴったりですね。